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NIJIROCK NEXT BEATのあった夜を一生忘れられない夜にしようぜ

家に帰ってにじロックのことを思い出しながら書いたメモをキレながら解読してる。今。

2021年10月30日に横浜ぴあアリーナMMで開催された「NIJIROCK NEXT BEAT」に行ってきた。

もともとにじさんじに所属する7人のライバーによるリレー音楽配信という形でYouTubeにて2回ほど開催されていた「にじロック」

邦ロックリレー配信 ver.加賀美ハヤト

【フルバンド生演奏】邦ロックリレー配信02 加賀美ハヤト #にじロック 【にじさんじ】

そんなにじロックが全員3D、全編生バンドのリアルイベントとして帰ってきたのが今回の「NIJIROCK NEXT BEAT」である。

一生1人でオタクをやっていることに定評のある俺ですが、今回は加賀美ハヤト推しの友人も行きたいということで2人参戦。2人ともドルヲタ出身なので、迷う間もなく現地一択だった。

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ここまで6分である。


この感想を読み返して何度でもあの夜を鮮明に思い出せたら良いなと思ってる。


1. オープニング

1. Salamander/ ELLEGAREDEN(全員)
2. フルドライブ/ KANA-BOON(轟京子×夢追翔)
3. キラキラ武士 feat. Deyonna/ レキシ(ジョー・力一×雨森小夜)
4. Black Cherry/ Acid Black Cherry(緑仙×三枝明那×加賀美ハヤト)

Salamanderで全員出てきた瞬間、一際俺の目を引いたのは一番左の轟京子。

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かわいい!!!!!!!!!!!!!!!今回のステージが初3Dお披露目となった轟京子、後ろ姿だけでもう分かる。絶対にかわいい。衣装からシルエットから立ち方まで全部かわいい。

There ain't no pain
There ain't no help
There ain't no doubt
There ain't no name

を雨森小夜、

Just make it fun
Just make it fun
Just make it fun
Carry on

を轟京子に歌わせたの秀逸だなと思った。これ考えたの誰だよ!?…え?緑仙?そっか…。

マジでこの人たち全員歌が上手い。

1曲目にして特効の炎にくべられるミッションをクリアし、ニッコリ。



フルドライブは疾走感と歌声の伸びが本当に良い。「Yeah hey」とか「鳴らせ」のユニゾンたまらんな…。あ゛~…染みる…。

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この2人で「最高で行け 勝てるのさ」めっちゃいい。勝てそうすぎ。MVパロというものが好きなので、最後のギター持ったまま屈んでジョー・力一に「大丈夫?」って言う茶番好きだったな。



キラキラ武士はハモリがマジで至高。にじさんじが男女その他混合箱でよかった~。レキシ×椎名林檎をジョー・力一×雨森小夜でやるのわかりすぎてヤバい。

水色と白色のペンライトの組み合わせがあまりにも綺麗で一番上のモニター(客席含め全体が映る)ばっか見ちゃったな。左右に揺れるペンライトの海が本当に本当に綺麗で俺もこの綺麗な景色の一部なんだなと思ったらペンライトの明るさが目に沁みて涙が出た。手を左右に振りながら泣いてるオタクがいたらそれは俺です。

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Black Cherryはずっとええ〜!?そんなんやっちゃっていいんすか!?になってた。そんな椅子とか座っちゃっていいんすか!?そんな歌詞歌っちゃっていいんすか!?そんな……。

帰宅してからネチケを買って見返したらみんなも言ってた。お前ら……!(肩組むな)

ライブパフォーマンスにおいて床と椅子とベッドは至高だと思ってるので、いや…そんな…椅子とか…良いんすか…!?緑仙の振り返り配信で最初はベッドの予定だった(が、赤色の豆腐になるのでやめた)と聞いて自分の感性に自信を持った。

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緑仙が「Black Cherry 濡れて」って歌い出した瞬間にああ、俺は今日ここに来た甲斐があったなと思った。別に元取りに来てるわけじゃないから言い方が悪いんだけど、ここでチケ代の元を完全に取った。こっから先はもうタダで見てる。

あとこれ。yasu歌上手すぎワロタwww





2. 三枝明那

5. モス/ サカナクション
6. ライカ/ Bird Bear Hare and Fish
7. オドループ/ フレデリック

歌枠で聞いた曲をリアイベで聞けたらエモくね?っていうテーマ、邦ロックに疎くても三枝明那のことが好きならこの曲知ってる!になる仕様で良いなと思った。

てか、ペンライト自動制御じゃないライブでこんなに色揃うのあったけぇ~。にじさんじ以外の現場にもよく足を運ぶ人間なら分かると思うけど、これ全然当たり前じゃないからな。

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モスで上げてライカで落としてオドループで天井ぶち破るセトリ、めっちゃ「三枝明那」で好きだ…。広いステージを端から端まで駆け回っての「踊ってない夜を知らない」は涙が出るほどズルかったし、あの伸びる高音をこの音響で聞けたのはマジで良かった。三枝明那の高音に溺れる。

これ。歌やダンスみたいな基本的なパフォーマンスはもちろん、MCの言葉だったり、間奏の煽りだったり、ステージの上の走り方だったり立ち方だったりそういうの全部含めてオンステージがかっこいい。

「今夜は忘れられない夜にしようぜ~!!!!!」がここまで似合う男ほかに知らん。

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そういえばこの男の初配信「【初配信】三枝・オン・ステージ!【三枝明那 / にじさんじ】」だったなと思うなどし…。し…。死…。死ぬな~!!!!!





3. 轟京子

8. 足跡/ the piggies
9. 感情のピクセル/ 岡崎体育

おい!!!!!!!!!!選曲が良すぎる!!!!!!!!!3D初お披露目で「僕よ僕になれと叫ぶ」「君よ君であれと願う」なんて歌われたらオタクがどうなるかわかってるのか?「君よ君であれ」オタクの願いだから…。

あと動く度に少し遅れて後ろをついてくるツインテールがあまりにもかわいい。終演後「轟京子がかわいい」っていう話を永遠に聞かせた友人スマンな…。

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MCで突然自分の居場所についての語りが入って、何の話…?ってなったけど、もしかしたら良い話なのかもしれないと思って耳を傾けてたら「そんな歌ではないですが聞いてください。感情のピクセル」で声出たし、後ろのお兄さんも「ハハッ!」って言ってた。ああ…轟京子はこういう女だったわ…。京子のきょうは狂だったわ…。完全に油断してたよな。

雰囲気と勢いと情報量で殴り倒すお笑いが好きなので(ロックだが?)「どうも轟京子です。にじロック盛り上がってますか?今日のお昼ご飯はナポリタンでした」「何て?」が好きすぎる。

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ただマジでちょっとワニさんへのしこりは残った。





4. 緑仙

10. 東京/ きのこ帝国
11. 絶対的な関係/ 赤い公園
12. Suitability/ Brian the Sun
13. おやすみ泣き声、さよなら歌姫/ クリープハイプ

緑仙恒例の喋る間がないくらいに詰められたセトリマジで好きなんだよ。めっちゃ歌いたい人じゃん!ってニッコリした。歌うことに貪欲な人、好きだ…。

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いや、やっぱ緑仙なんだよな。緑仙の出演したライブの後毎回これ言ってる。

最初から最後までず~~~~~~~~~っとズルかった。「皆の方がかわいいよ~」もズルいし、「こっちの方めっちゃ見てます」も「今度こっち見てますよ」もズルいし、「あれ?手挙げて?」で絶命した。

観客のいるライブで「何をみてる 君をみてる」を歌うのめちゃくちゃ良いなと思ったし、緑仙自身が企画したものがリアルイベントとなった会場で「何をみてる 夢をみてる」を歌われると情緒がめちゃくちゃになる。

ライブってマジで「ああ今幸せだな…」って魂が身体から浮く瞬間があるんだよ。ヤバいクスリの話とかではなく…。高揚感とは違うもっとぬるま湯に包まれてるみたいな感覚、間違いなくここだったなと思う。

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緑仙はこのステージを好いてもらうことはもちろん、「緑仙」自身を好いてもらうのが、好きにさせるのが上手い。アンコールの挨拶で言ってた「あの時間はみんな僕のファンでやってくれてたと思うんで」はガチでそう。





5. 雨森小夜

14. 透明少女/ ナンバーガール
15.  キャンディ・ハウス/ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
16. ゲット・アップ・ルーシー/ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
17. TEENAGER/ フジファブリック

黒地のセーラー服に身を包み現れた17歳の少女が「横浜の地に1人佇む女の子がいましてね。あの娘って誰?それが例えば透明少女」の導入でナンバーガールの「透明少女」を歌い、タバコらしきものを数本咥えながら観客に銃をぶっ放す。え~~~~~~向井秀徳じゃん…。ロックンロールじゃん…。

ネチケで見返した時に流れた「SEEDsやwww」ってコメントになぜか爆泣きしてしまった。

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「これがロックンロールだよ!!」って喉にロックの原液を直接流し込まれるようなセトリだったからか、生バンドがめちゃくちゃ生きてて最高~!キャンディ・ハウスマジでかっこよかった。

めちゃくちゃ私情なんだけど、この年齢で雨森小夜のステージをこのセトリを見られたことはきっと本当にデカい。もっと若くても良かったかな。無料招待で来た高校生(チケットを買って来た高校生も)羨ましすぎる。学生時代に雨森小夜のロックを見られることのデカさったらないだろ。

轟京子と並んで彼女もこのステージが3D初お披露目だったわけだけど、びっくりするくらい華奢なんだよ。肩とか脚とか本当に。あんな小さな背中にぴあアリーナ、ネット配信合わせて何万人背負ってロックやってるんだと思ったら泣いちゃった…。

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6. 夢追翔

18. フィロソフィー/ amazarashi
19. カケル/ 夢追翔

夢追翔はね~びっくりするくらい上手かった。ライブが。

にじロックはにじロックなんだけど、自分たちは「夢追翔のライブ」を見ているんだという実感がすごい。MCも含めて空気を作るのが上手いんだよな。水を飲むくだり(ゆめおが水を飲んでいるときに拍手をする)とかめっちゃ楽しかったもん。すっげ~ニヤニヤしながらやってた(オタクスマイル)

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ネチケの民、カケルで拳を挙げる練習をしていたときに映った観客の顔見たか?みんなニッコニコだったからな。こういうのをやってくれると曲を知らなくてもライブのノリに慣れてなくても安心するし、めっちゃいいなと思った。

不勉強で申し訳ないんですが、夢追翔のカケルは今回が初聴。開幕2秒でイントロがカッコよすぎてぶっ飛んだ…。なんだこれ。これ何?シンセサイザー?良すぎんだろ。

拳挙げんのめっちゃ楽しかったな~。声出ししない範囲で今できる最大限のライブだった気がする。ライブって楽しいな…。





7. ジョー・力一

20. サンフランシスコ/ 筋肉少女帯
21. CIRCUS/ 布袋寅泰
22. サーカスナイト/ 七尾旅人

6人目にしてコンセプトガッチガチの人来た~!!!こういう自己プロデュースがしっかりしている人マジで良いよな…。セトリ見ただけでジョー・力一だって分かる自信ある。全体的によくもまあこんなに似合う曲を…と思った。

一瞬でフェスからサーカスに連れて行かれる感じ。それも見ているステージがフェスからサーカスに変わったと言うよりはあの瞬間ぴあアリーナMMごとサーカスになった。「ここはどこだ?」ってコメあったけど、ほんまそれな。

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本当に道化のような人だよな。道化なんだけどさ。CIRCUSの演出で大笑いしながら泣いた。魂のエンターテインメントぶつけてくるのやめろ…。

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やっぱり決められた時間内にどれだけ自分を見せられるかに死ぬほど長けてる。こういう関係性重視じゃないユニット(もちろん「にじロック」という関係が好きな人もいるが)のライブって自分のファンではない人はもちろん、自分のことをよく知らない人も来るんだよ。その中で自分のコンセプトをガッチガチに固めてそれを前面に押し出してくるのめちゃくちゃ強いなと思った。

俺がジョー・力一を知らなかったとしても終演後「あのピエロの人良かったよな~」って言いそう。言うと思う。





8. 加賀美ハヤト

23. スターフィッシュ/ ELLEGARDEN
24. ある証明/ ACIDMAN
25. PIRCE/ 加賀美ハヤト

みなさま~~~~~~~~~~~!!!!!!(人生最高)

2曲目間奏に言った「叶うもんですね」でもう顔面がぐちゃぐちゃになってしまった。大人が言うことに意味のある台詞だと思ってるので、社長の口から聞けて良かったよ俺は…。世の中にはこんなにカッコいい大人がいるんだよ。中高生目に焼き付けたか…?

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こんなん見たら将来の夢が「加賀美ハヤト」になってしまう。

これは本当にそうでこの瞬間の息を呑む音マッッジですごかったんだよ。前方に社長のファンらしき人が多かったんだけど、みんな口を手で覆ってたからな。

目の前の女性は曲が始まった瞬間泣いててこっちまで泣きそうになった。人が人の心をガンガンに揺さぶる瞬間を見てしまったな…。

加賀美ハヤトの音圧に潰されて死ぬ。生涯でデスボやる人を応援すると思ってなかったからマジで。人生おもしろすぎる。

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荷が重いって本人も言っていたし、みんなアンコールあるやろとは思ってたけど、正直これが最後でも申し分ないくらい加賀美ハヤトのPIERCEすっげ~良かった。





9. アンコール

26. ジェットにんぢん/ GO!GO!7188(轟京子×緑仙)
27. 深夜高速/ フラワーカンパニーズ(ジョー・力一×夢追翔×三枝明那)
28. ぶっ生き返す!!/マキシマムザホルモン(雨森小夜×加賀美ハヤト) 
29. BABY BABY/ 銀杏BOYZ(全員)

ジェットにんぢん、緑仙の「2人きりになっちゃたね」でも息を呑んだオタクがいるの俺は知ってるからな。

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二次会みたいなノリのアンコ曲大好き。にんじんが流れる背景もぴょんぴょん跳ねる2人も可愛かったな…。

これこの人とやりたい!があるのめっちゃいい。同期ありがとう。爆発オチもありがとう。



深夜高速はこの3人なのめっちゃわかんだよな…。良い意味で人間臭い人たち。

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これをライブの夜に歌うのって普通にズルいんだよな。だって生きてて良かった夜なんて今日に決まってるだろ。

てか、三枝明那の震えるような「生きてて良かった」なんだ…?泣き喚くぞ。普通に。



おい!!深夜高速からのぶっ生き返す!!はやってる。

同じ事務所所属のスーツ姿の代表取締役とセーラー服の女子高生が並んで頭を振るのが見られるのここくらいだろ。

この2人のロック「ホンモノ」感がすごくてもはや怖い。

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丁寧な所作から入る折りたたみ。

みんなこれを噛み締めて5億年生きような。今本当に5億年生きられる気がしてるし、多分生きる。



BABY BABY良すぎ~!?!?!?!?!?!?!?!?

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歌詞割ヤッッッッバ。これ考えたの誰だよ!?…え?緑仙?そっか…。

「甘いシュークリーム 君はシュープリーム」の三枝明那が至高。

このライブのために作られた曲じゃなくてもところどころ歌詞がこの日の想いに重なって泣いてしまう。「何もかもが輝いて 手を振って」なんてもう…。多幸感ってこういうのを言うのかな。

どちらかと言うと「うるせ〜!!!!!!!!死ね〜!!!!!!!!!(中指を天に向ける)」って感じのロックを聞いてきたので「生きる」ロックめっちゃいいなと今回のにじロックで思った。



本当に最後の最後11月14日の23時59分までタイムシフトを見ていたし、もう2週間経っているのに一緒に行った友人も俺も未だに口を開けばにじロックの話してるの笑うよな。

忘れたくないなぁ。俺のライブレポはすべてこの一心で書かれてる。

NIJIROCK NEXT BEAT…お前のこと絶対忘れないからな!!!!!!!





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