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いえながのやくそく vol.12

2020年6月6日

早いもので毎週書いてるこのnoteも12本目。
六月になって自粛解除になり、街に人が戻ってきた。
でもまだ油断はできないらしく、ライブなど人が集まるイベントはまだ自粛な空気。なので、何かもどかしい気分になるこの頃です。
みなさんstay homeしてますか。
僕は先日、お腹も切ったし最近は長引くstay homeで運動不足。
なので音楽で運動不足を解消すべく、まずは一曲聴いてください。
細野晴臣 - 『SPORTS MAN』

いい雰囲気だなぁ。
スタジオでこっそり作ってる(別にこっそりじゃないか、、)感じが想像できていい。やっぱりいい事はひっそりこっそりやってる感じのがありがたいというか、価値があるような、そんな気がします。
仏教でも秘仏はなかなか見せてくれないから価値があるもんねぇ。
それとは違うか、おんなじか。w

僕は今ソロアルバムを作っていて、朝も夕も鍵盤や機材やサックスをいじくりながら、あぁだこぉだどやってます。
音のパーツを作り、組み立てていくようなことをしているときは、家具か何かを作ってるような気分になることもある。
自分で思い描いたパーツを切り出して組み合わせてオリジナルの椅子を作るような。いろんなカタチのがあって、使い込むほどに味がでてくるような丈夫さと飽きのこない曲になればいいなぁ。、、、と妄想しつつ毎日ちょっとずつ前進してます。今月中にどこまでいけるかな〜!?

stay home中も毎日のように子どもたちと散歩に行く。
それはstay homeだからということでもなく、ずっと続けてきた習慣みたいなもので、楽器を持っていってそこで吹くこともあるし手ぶらの時もあったり。その時に、古いi phoneに聴きたい音楽を入れておいてシャッフルで聴いている。なんだかんだでこの時間が一番いろんな音楽を聴いてる時間かも。その中でもi phoneのお気に入りなのか、よくかかる曲がある。
それはこの曲、ニューオリンズのVocal&Pianoの人で
『Kiss Of Fire』- Hugh Laurie

散歩用のi Phoneは背負っているリュックに引っ掛けてあって、イヤホンはせずにそのまま音を鳴らしながら聴いているんだけれど、この曲がかかると最初の歌い出しが「ゴミ捨てたろ?」に聴こえてきてドキッとする。
このあとにもこの「ゴミ捨てた?」に聴こえる箇所がでてくるので、捨てたゴミのことを咎められてる歌に聞こえてきて面白い。
タイトルから察するに激しい恋の歌かもしれない。
変な空耳してすいません。w
タモリ倶楽部の空耳アワーに投稿するほどではないレベルながらも、なかなかいい線いってるかも。
このヒュー・ルーリーさんのアルバムはどれもいい。
アレンジもいいし、選曲もいい。ライブで見たい!!

そしてこれもよくかかる。オリジナルはJonny Be Goodで有名なロックンロールレジェンド、チャック・ベリーの曲で『Sweet Little Sixteen』をJohn Lenonがカバーしてるバージョン。

ジョンのボーカルにかかったリバーブやコンプの効いたドラムの音質がなんとも好み。やっぱりロックロールの雰囲気そのものが生理的に好き!なんだと思う。自分のサックスでロックンロールサックス風にプレイしようとは思わないけど、ロックンロールの音は大好きだ。
逆になんで、あのロックンロールのサックススタイルを自分でやろうと思わないのか。それが不思議なくらいだ。

Tonny Allenもよくかかる。
惜しくも4月30日に亡くなってしまったが、ほんとに素晴らしいアルバムをいっぱい残してる。面白いコラボもたくさんあるし、Tonny Allenは掘っても掘っても面白い作品だらけだ。
このアルバムはホーンアレンジも気持ちよかよか。
Tonny Allen- Push and Pull

そして何をやっても様になる男、ギター&ボーカルのGEORGE BENSONも常連だ。僕のお気に入りの曲『Nadine』(これもオリジナルはチャック・ベリー)をベンソンがcoolにカバーしてます。
George Benson - Nadine

調子でてきたわ。いいなぁ、やっぱ好きやわこの曲。
いままであまり聴いてこなかったけどTALKING HEADSも好きだ。
音の使い方がなんせ楽しい。
いろんな音のパーツが組み合わさって作用しているのがまるでピタゴラスイッチのよう。
TALKING HEADS - Mr.Jones

子どもとの外遊びの時用のプレイリストなので、外で聴いて気持ちよさそうな、楽しく遊んでる時にフィットしそうなタイプの曲が多い。
けど、600曲ほど入れてあるのでバラードもたまにかかる。
そしてこの曲がかかるとドキっとする。
この曲のメロディが流れてくると、自分がみている光景が神々しく見えてくるのも音楽の効果で面白い。
琴線にきまくりのWayne Shoterのソプラノサックス。
ジョー・ザビヌルのこの名曲。
Weather Report - In a Silent Way

その時々にかかる音楽によって見ている景色も違って見えるのは音楽のエフェクト。
今作っているアルバムは、子どもたちと遊んでる時に流れたらフィットするような、音楽にしたいなぁと思ってイメージしていた。
、、、が、実際に出てくる音はそんな思惑とは少し違い、癒しだったり哀愁みたいな要素があって、自分でもどこにおさまるのか見届ける思いで進めてます。
そう思うと、僕が以前やっていたBLACK BOTTOM BRASS BAND(BBBB)の音は子どもが遊んでるシーンにフィットするなぁ。
BO GAMBOSのキーボードのDr.kyOnさんとのコラボアルバムで、クロマニオンズの甲本ヒロトさんと録音したこの曲聴いてください。

このアルバムでチューバを吹いてくれてるのはBBBBの現在のスーザフォンのTAMOTSUじゃなくて、前任のドッコイ高岡が辞めてからBBBBを手伝ってくれたJAMBO潮見(僕らはこう呼んでたけど、世間ではおみしー師範代というらしい)。
JAMBOは音大時代の友達で、同じような激安学生アパートに一緒に暮らしていた仲間。そして腕も確かな素晴らしいミュージシャンで人柄も最高!
今は大阪交響楽団に籍を置くプロのチューバ奏者だ。

そのJAMBOと一緒に今回のstay homeで合奏や部活動がなくなって、なにか楽しいこと探してる人たちに何か提案できないかなということで、『ONE MAN SHOW』シリーズという、吹奏楽をバックに一人でメロディを吹いて楽しめる譜面&音源を作りました。
いわゆるコンチェルト状態。
吹奏楽をバックに、ソリストがステージの一番前、指揮者の横のところに立って演奏する、あれです。あれをお家でやっちゃおうというシリーズ。

第一弾は斉藤和義さんの『歩いて帰ろう』参考演奏動画を、おみしー師範代ことJAMBO潮見がアップしているのでぜひCHECKしてみてください

今回の『ONE MAN SHOW』シリーズはpdfデータではなく、購入してくれたら楽譜を印刷して、ステッカーと吹産オリジナルカラオケ音源とパッションを込めて郵送します。ぜひ、音を出して遊んでみてください♪

興味もってくれた方は家永吹産のHPへどうぞ。
注文もこちらからできます。


ソロアルバム制作に加えて、このコラボ企画の制作でますますフル回転で一週間があっという間。
解除を受けて状況も刻々と変わっていくようだし、来週も元気に前進あるのみっ!
みなさまもご自愛しつつエンジョイあれ〜〜♪
また来週お会いしましょう!
Tom Waits - Blind Love

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