よく「もう◯◯歳だから、こんなことは出来ない」という言葉を聞きますよね。
その理由は何でしょうか？

「体力的に無理」
「そんなお金は無い」
「忙しくて時間が無い」
「こんな歳になって、これをやってる人なんて周りにいない」

様々な理由があるでしょう。
確かに、若い頃に比べて体力的にキツいこともあるでしょうし、やりたくてもお金がかかり過ぎて経済的に難しい、まだまだ子育てや仕事に時間を取られるなど、現実的に挑戦するのが困難なこともあるので、それは仕方ないと思います。

しかし「この歳でこんなことに挑戦するなんて、周りの目が気になる」ということで躊躇したり諦めるのは何故でしょう？

世の中には、周りと違うこと、珍しいことをする人を否定する人がいます。
しかし、その人に何かお願いするわけでも迷惑かけるわけでもないのに、余計なお世話だと思いませんか？
はい、今から、そんなマイナスな言葉は雑音だと思いましょう。

それと私が「この歳だから出来ない」という考えが勿体ないと思うのには、もう1つ理由があります。

歳を重ねるということは、当然ながら人生の終わりに近付いているということです。
やりたいことに割ける時間は、どんどん減っているということです。

それなのに周りの目を気にして、やりたいことに挑戦出来る体力や環境があるにも拘らず、やらないのは、なんて勿体ないことでしょう！

歳を重ねると、やるべきこと、やりたいことを絞っていく必要があります。
そう考えると、周りの雑音に気を取られている時間なんて、実に馬鹿馬鹿しいですよね。

私は「この歳だから出来ない」ではなく、「この歳だからこそ、やっておかなくちゃ」といつも思っています。

何かを始めるのに遅過ぎるなんてことはありません。

「若い頃は余裕が無くてこれが出来なかったけど、今ならやる余裕があるからやりたい！」
「昔は興味が無かったけど、最近これが好きになったから、やってみたい！」
そう思った時が絶妙なタイミングなのです。

「思い立ったが吉日」という言葉は、私が好きな諺の1つです。

やるべき時は過去でも未来でもなく今！

そんな素敵なタイミングを逃さないようにしたいですね。