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note100日 本多清六翁にちょっぴりでも近づけたら嬉しい

本多清六 という方をご存じでしょうか?

noteに毎日連続投稿、毎週連続投稿、毎月連続投稿のバッジがあるのを知ったとき、はじめての連続バッジ、5日連続投稿のバッジをもらった時に思い浮かべたのは「本多清六」翁の本でした。

日本初の林学博士となり、
日比谷公園の設計者であり、
国立公園の設置に尽力した東京帝国大学の教授になったかたであり、
「四分の一天引き貯金法」で蓄えたお金をもとに投資で巨万の富を築いた蓄財家であり、
定年退職した年に必要最小限の額を残して財産を寄付した方であり、
370冊余りの著作を残して1952年(昭和27年)に85歳でご逝去された方です。

たくさんの著作があるのでアマゾンにある「本多清六 本」の部分を紹介します。

私の手元には
「私の財産告白」
「人生設計の立て方」
「私の生活流儀」
「お金・仕事に満足し、人の信頼を得る方法」
の4冊があります。

その中にこんな一節があるのです。

また文章なども、少し辛抱して書き続けると面白く、道楽になる。
はじめは大嫌いであったが、これは努力が足りないのだと考え、満25歳の9月から毎日14行32字詰めの文章、しかも印刷価値のある文章を一枚以上ずつ、50歳になるまで必ず書くという行を始めた。

お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法 より

一日、32×14=448字
これを25歳から50歳まで25年間 25年×365日=9125日
翁はこれを続け、50歳どころではなく85歳になるまで続けています。
60年×365日=21,900日
100日連続投稿など鼻毛の先で吹き飛ばされてしまいます。

そして

以上のような体験から、どんな仕事でも努力を続けさえすれば、はじめは多少苦しくても、ついには道楽になる。そしてその道楽の面白さは努力の量に比例し、努力の大なるものほど愉快の大なることを自覚した

お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法 より

仕事柄、経済書を斜め読みして情報を得ることはよくあります。
大抵は図書館で、今貸出数の多いもの、とか話題になったものを「情報」として読むことが多いですが、いくつか手元にどうしても置いておきたくなる本もあるのです。

この本は地元の図書館に置いてなかったので古本屋で探し求めた本でした。

文体が古く流暢に頭に入ってきます。

古い本です。

なにせ、著者の本多清六翁は「慶応2年」明治維新の前の生まれで、
日清・日露戦争で日本が近代国家になっていく時期に働き、
太平洋戦争の戦後処理で経済状況が一気に変わり、
日本帝国憲法から民主主義の日本国憲法に変わった時代を生きた方です。

そんな古い方の生き方、言葉が、令和の現代に通じるのです。

人の幸せとは、
本の題名にもあるように
「お金・仕事に満足し、人の信頼を得る」
ことかもしれません。

「自分の中にあるものを出したい」
とただ思っていたころよりも、
「毎日書く」
と決めてからは楽しいことばかりではないです。

「もっと時間をかけて練った記事を書いた方がいいのでは?」
と思うこともあります。

そんなときにこの本に励まされます。
私はまだ「道楽」になるほど続けていない。
道楽の面白さは努力の量に比例する
偉大なる先人ががいます。

いつかやることなすこと「道楽」といえる境地になりたいです。

note100日連続投稿
100日÷21,900日=0.0045・・ 0.4%程、本多翁に近づけたでしょうか。
(内容はとてもとても翁に及ばないものですが)



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