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24時間働いてもいいですか? 一生懸命働くのはカッコ悪いですか?

ワーク&ライフバランスの考えが政策にも取り入れられ、
副業が推奨され、
r(資本収益率)>g (賃金成長率)と働くよりも投資家になる方が金持ちになる、と一生懸命働くより投資をしろと勧められる。

一生懸命働くのはカッコ悪いですか?

スポーツを一生懸命するのはカッコイイと言われるのに、勉強や仕事をコツコツ一生懸命することはおかしいですか?

私が就職したのはバブル期の終わり頃で懸命に働くのが当たり前だった。
仕事を覚えるのに、仕事ができる人間になるために必死で働いた、勉強した。
当時のリゲインの「24時間働けますか」のCMに同じように頑張っている人がいると励まされた。

3年程経って仕事と会社と社会がある程度わかるようになって、人生(ライフ)について考え始めた。

人生色々
退職も子育ても再就職も経験した。もちろん現在も進行中。

バブル期だったからに24時間働いたのではない。
仕事を自分のものにするためにがむしゃらに働いた。
「働かされる」のではなく「働いた」。

がむしゃらに、一生懸命にする時期があると、必要と思う。
スポーツ然り、
勉強然り、
仕事も然り、
子育て、家づくり、介護、看病、新生活の構築なども然り。

がむしゃらに動いているときは周りが見えない。
いっぱい失敗もするし、後から悔いも残る。
でも、そんな時期も必要でしょ。前に進まなきゃいけない時もある。

自身の資格試験の勉強をとってもそう。
CFP試験の時は睡眠障害になりながら、家族のフォロー100%もらいながら頑張った。

宅建試験の前の1カ月は気が付くと問題を解いていた。

子どもが産まれて1カ月は24時間子育て。1年間は20時間子育て。
何をしていても子どもが気にかかる。
実家と夫と周りのフォローがありがたかったです。
(子育てに周りのフォローは大事ですよ)

在宅ワークを始めた頃は、1件あたりにかかる時間で計算すると時給換算100円にも満たなかった。頭にカテゴリーをひたすら詰め込んで、経験値を上げていき、今では時給換算にすると1500円~2500円くらい?

コスパ(かけたお金に対する価値)やタイパ(かけた時間に対する価値)と自分のかけたものへの対価がいいものがもてはやされる。
その視点はとても、とても大事なことだけど、何かを自分のものにするときはコスパもタイパも度外視して動くことも必要でしょ、と思ってしまう。

私はその時期を過ぎてしまったけれど、子どもは丁度がむしゃらに動く時期。
安定した地元の仕事を捨てて、都会で自分を試したいと出て行った。
まさに24時間働いている(常に仕事の情報をチェックしている)。
体に相当負荷もきているが、栄養ドリンク飲みながら今が踏ん張り時と頑張っている。
わかっているから帰省のときには甘やかす。

もう一度、リゲインの「24時間働けますか?」のCMを見てほしい。
元気がでませんか?
それくらい頑張っていられた時代に、自分に郷愁を覚えませんか?

一生懸命になることはカッコ悪いですか?


※ 「働いている」ではなく「働かされている」と感じているなら、得るものは少ないかもしれませんのでこの記事の内容に当てはまらないかもしれませんね。そこはご注意を。そして、24時間働けますか?は期間限定であることをお忘れなく(ずーっとは無理です)

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