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顕わにしないのも悪いもんじゃねぇ🤗 抱負・夢・願望

新年が始まると恒例のようにささやかれる言葉がある。
「今年の目標は?」
「今年かなえたい夢は?」
「新年の抱負を述べよう」

私はこれがとても苦手です。

決して夢も希望も目標もないわけではないのですよ。
きちんとあります。
言葉の使い方に違和感があるのです。

大人ですもの、夢を「夢」といっている間は叶わないことも知っています。
大人は夢を「予定」にして叶えていきます。
ええFPですもの、毎年毎年、ライフプランシート(予定)は書き換えです。
叶えた夢は過去のものになり、次の夢が予定になる。

夢を叶えるとかで調べると自己啓発本が多々出てきます。
その中で古典、有名どころをご紹介。

「思考は現実化する」
はい、考えたことが現実になっていきます。
人は考える時に言葉を使って考えますもの。

そして、時間は有限で、「大事でなく緊急でないこと」に時間を使っていれば
「大事で緊急でないこと(じっくりとりくみたいこと)」に使う時間がなくなる。
だから、よい時間の使い方を習慣化していこう、という「7つの習慣」
(この考えをもとにした手帳を個人的には使っています)

だから、自分の中の夢や目標はとても大事にしたいのに、
「今年の目標は?」と聞かれたら、聞かれた状況に合う答えをしてしまう自分がいる。
職場では職場の人が望む答え。
ボランティアグループではその内容に沿った答え。

本当の望みを言えない場面と言いうのは多々あるもので、
違うことを言葉にすると、本当の願いが叶わず違う方向に行ってしまいそうで嫌だ。

「有言実行」とか「価値観マップ作り」とか、夢を「見える化」しようという風潮は強いです。
「見える化」することには賛成だけど、それを他人に顕わにする必要ありますか?
まずは、自分に見せるためだけでよくないですか?

昔話には知恵が詰まっている。
「子どもに語る日本の昔話」の中に「夢見小僧」という話がある。

昔あったとさ

・・(以下要約)でっかい庄屋さんがいい初夢は高値で買い取るといったが、小僧がどうしても夢の話をしない。追い出されて色々な冒険を経て、金持ちの家の婿になって幸せになる。それは新年の初夢の通りだったと・・

いい夢は人に話すな、そうすれば夢がかなう、悪い夢は人に話すと悪いことが消える、といわれるのはほんとうなんだと。
昔はそれっきり。

子どもに語る日本の昔話① 夢見小僧より要約・一部抜粋

自分の夢は自分のもの。
他人に顕わにして決意表明するもよし、顕わにしないのもよし。

大事なのは、自分に顕わにすること。

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