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ウォンカとチョコレート工場のはじまり

昨日チャーリーとチョコレート工場を見直したので、今日早速ウォンカとチョコレート工場のはじまりを見ました。色鮮やかな夢の世界がスクリーンいっぱいに広がる映画です。箱根のガラスの森美術館の庭園にあるガラスの植物を見た時のような感動を覚えました。

ウォンカが若かった頃の話ですが、2005年のティムバートンによるチャーリーとチョコレート工場とは別物と捉えた方がいいです。ティムバートン版は、アメリカの映画と言う印象が強かったのですが、今回の映画は、イギリスドラマに出てくる街並みを見ているようです。

映画の主人公のウォンカは心優しい青年で、チャーリーとチョコレート工場のサディスティックで意地悪なウォンカではありません。ティモシー・シャラメが演じているので、彼のイメージを損なうようなキャラクターにはならなかったのでしょう。

ティム・バートン版の映画では、ウンパルンパが衝撃的なおかしな存在でしたが、今回はヒューグラントがうんパうんパを演じています。気取ったおしゃれな装いのウンパルンパも気に入りました。ヒューグラントと言うとノッティングヒルの恋人のようなラブコメのイメージが強いのですが、ウンパルンパも、はまり役です。

オリビア・コールマン、サリー・ホーキンズ、ローワン・アトキンソン等錚々たる俳優陣もこの映画の脇を固めています。

ミュージカル映画ですが、歌う場面に突然変わる印象は少なく、ミュージカルの苦手な人でも楽しめるしょう。この映画は、オックスフォードミステリールイス警部のようなイギリスのドラマが好きな人にもおすすめできます。

#ウォンカとチョコレート工場の始まり #映画感想


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