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薫風日誌

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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそものぐるほしけれ。我を知らずして外を知るということわりあるべからず。さ… もっと読む
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2018年6月の記事一覧

苦悶の貴女へ、ドクダミを摘みながら。

涙がこぼれて、ソファーにちょんぼりと座ったズボンを握りしめても止まりそうにない。外に出て…

ぼんぼりの森

紫陽花のぼんぼりが雨の町を照らす季節は、一日の気温差が激しい。 今日は夏を予感する暑さだ…