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AWS認定Alexaスキルビルダーになりました

タイトルにもあるとおり、AWS認定Alexaスキルビルダーの認定試験を受験し、合格しました。
受験を決心してから合格するまでを書きたいと思います。

AWS認定Alexaスキルビルダーとは

AWS 認定 Alexa スキルビルダー – スペシャリティ
こちらに具体的に説明されています。
また、試験ガイドのPDFには以下のように記載されています。

「AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識 (AXS-C01)」試験は、Alexa スキル開発者ロールの人を対象としており、Amazon Alexa スキルの作成、テスト、公開、および認定についての理解度を評価するものです。

要は、AWSよりAlexaスキル開発者として一定の能力を保有しているということを認定してもらえる試験、ということになります。
要求される能力は前述のページをご確認ください。

受験に至った経緯・理由

単純に、ちょうど良いタイミングで認定試験の日本語版が開始されたので受験してみた、というのもありますが、受験を決定づけたポイントが2点あります。

1. Alexaスキル開発の幅を広げるきっかけにしたかった
自分のAlexa開発歴は約1年、公開したスキルは8個(全てカスタムスキル)になります。そして、ここ最近若干ネタ切れ感を感じていました。そこで、幅広い知識が必要な認定試験に挑むことで自分のスキル開発の幅が広がるかな、という期待のもと受験を決意しました。

2. 自分の開発能力を(Alexa開発を)知らない人に理解してもらうため
私の周りでAlexaスキル開発をやっている人がそう多くないため、私自身の開発能力がどの程度かを言い表すのが難しいという問題がありました。
自分で「それなりに開発できます」と言うだけだとうさんくさいので、わかりやすく資格を取っておこうという考えに至りました。

どんな対策をしたか

資格試験は過去問や模擬試験、問題集等を解いて対策するのが王道なんでしょうが、この認定試験については2020年2月時点で問題集等が刊行されていません。
また、模擬試験を受験することができるですが、お金がかかる(4,000円)のと「まあ大丈夫だろう」という楽観的な気持ちから私はこちらには取り組みませんでした。
結局、私の場合、試験対策として問題を解いたのは紹介ページにあったサンプル問題の10問だけでした。10問解いてみて、これまでのAlexaスキル開発経験で身につけてきた知見があればなんとかなるだろう、という気持ちでした。

問題を解く以外の試験対策としては、受験の記録を残している方の記事を読んで、Alexaスキル作成をして試験対策をしました。具体的には、AudioPlayerスキルを作りました(エラー発生しない程度までは作りましたが、公開申請までは至ってないです)。このことが最も有意義な経験だったかもしれません。

試験当日

ピアソンvueで申し込み、新宿のテストセンターで受験しました。
テストセンターでの受験は以前Javaの資格を受験した際に経験したことがあるので、試験開始までの流れも試験中のPCの画面もおんなじ感じだなあ、とか思いながらそれなりにリラックスして受験することができました。

問題については、自分がこれまでAlexaスキルを開発してきた中で経験してきたような内容そのままあるいは似たような形で出題されたものが割と多かったです。個人的に得意としているLambda側でのソースコードレベルのもの(Node.jsの書き方とか)は一切出題されませんでした。
「このようなエラーが発生した場合、原因特定するにはどこを見るか」とか「このようなインテント・サンプル発話の登録をしようとする場合の問題点はどこか」のような開発の進め方や公開のために必要な知識なんかを問うような内容が中心でした。中には確信を持って答えることのできない問題も数問あり、若干焦りました。
試験時間は180分(内10分は前後の説明 & アンケート)でしたが、じっくり時間をかけて解いて120分程度で全ての問題を解き終えることができました。問題は確か全部で65題だったと思います。

結果

合格しました。得点は900点をギリギリ超えた程度でした。
どの問題を間違えたか、という情報がもらえないのが残念でした。

感想

「AWS認定Alexaスキルビルダー」という名称ですが、本当にその通りで、Alexaスキル開発・公開のためのスキルがある程度あれば取得できるという感じの良い認定試験だなと思いました。
AWS認定資格の取得は初めてですが、次回はバウチャーを利用して模擬試験や認定試験を安く受験することができるようなので、これを機会に他の認定試験の受験も検討して、AWSに関する知識を広げていけたらいいなと思いました。

最後に、いつかはAWSイベントに行って認定者限定ラウンジでくつろぎたいなあと思いました。

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