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医学部再受験は何歳までなら経済的に割が合うか?

あなたも医学部を目指してみませんか?

医学部を再受験をする人は相変わらず多いです。なぜなら、このご時世、医師ほど安定的に高収入を得られる職業は他にないからだと思います。

医師になれば6年目くらいに専門医をとって、市中病院で働けば年収1500万円程度は普通にもらえます。

さらに、週1日バイトをすれば年収2000万円稼ぐことも可能です。

これほど金銭的に魅力的な仕事は他にありません。

ただし、あくまでも専門医をとって勤務医をするという王道ルートの話。美容外科になったり、開業医になるなら、収入は年収1億円も可能です。

30代で再受験する人は珍しくないですし、私の見た範囲では、50代で医学生をしている方もいました。

しかし、医学部を再受験することで現在の収入は途絶えますし、医学部に通うための学費や生活費もかかります。医師になってから高収入を得られるとしても、本当に割に合うのか疑問に思いませんか?

そこで、何歳までの医学部再受験なら経済的に割に合うのかをテーマに考えてみたいと思います。


医学部再受験は何歳までなら経済的に割が合うか?

まず経済的に割が合う状態を定義します。

現在の仕事を定年(65歳)まで続けた場合の生涯年収と、医学部再受験をして医師になった場合の生涯年収から医師になるまでの学費や生活費を差し引いた金額を比較して、医師になった場合の生涯年収が高くなる場合を「経済的に割が合う」と考えたいと思います。

例えば、大学卒業後23歳で医学部再受験をした友人Aさんの事例について考えてみましょう。

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