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安全と危険って何?

ジミー鈴木氏がXで

実は伊賀プロレスラジオでも
林下詩美やなつぽいのように頸椎にダメージを負うことが多くなったのは、四天王プロレスの影響で日本は四天王プロレスという、パンドラの匣を開けたことが開けた結果で、規制をかけて、ファンもそれを受け入れるという共同作業が必要です。WWEは、必殺技が決まったら、タップアウトしません。それをしないと、選手の健康を、損なうばかりになります。第2の三沢は、防がなければいけません。四天王プロレスこそ否定せねばなりません。

とメッセージがあり、スターダムでケガ人が続出したのは三沢光晴ら四天王プロレスの責任として訴えてきた人もした。

スターダムでケガ人が続出したのはジュリアが戦略発表会で原田前社長に訴えた通り、約2ヶ月に渡るリーグ戦『5★STAR GP』のさなかに地方ビッグマッチでの各王座戦が行われたり、特番的なビッグマッチが行われたりと、選手にとってはあまりにも過酷なスケジュールが詰め込まれたため影響で、選手達のダメージも蓄積して疲弊していた結果がケガ人続出という事態を招いてしまった。そういった意味ではケガ人続出も運営と現場側による信頼関係のなさの表れだったのかもしれない。

また三沢の死も、三沢自身のコンディションが悪すぎたことから起きたことで、長年によるダメージの蓄積が齢と共に現われてしまい、本当なら休むべきだったのに、この頃のNOAHは日本テレビの地上波放送の打ち切りの影響で経営危機に瀕しており、また三沢が出ないと興行を買ってくれないのもあって出ざる得なかった。三沢の責任感の強さが招いた事故だった。

現にスターダムも予定されている過酷なスケジュールをこなさなければならない状況で、水森由菜などケガ人が出ていることから、このままではもっと最悪な状況を招いていた可能性だって否定できない。だが、予定されている興行はチケットが売られており、今更中止に出来ない。それを考えるとスターダムも頭の痛いところだろうが、29日から復帰する林下詩美と上谷沙弥、既に復帰しているスターライト・キッドが戻ってきたことはせめてもの救いなのかもしれない。

最後にこれだけは言っておくが、プロレス技は安全なものがあって危険なものがあるのか、それは人間の使い方次第、例をいうと、発明したものを平和に使うか、戦争に使うか、使い方によってだいぶ違ってくる。飛行機だって、ただ空を飛びたいという願望だけで作られたのに、戦争利用にもされたことから、人を殺せる道具にもなり、昔にスタン・ハンセンもブルーノ・サンマルチノの首を織ったのはウエスタンラリアットと言われているが、実際はハンセンが下手なボディースラムの投げ方をしたからで、単純技であるボディースラムだって仕掛け方次第で大ケガを負う可能性だってあるのだ。

安全と危険は常に隣り合わせ、選手もそうだが、見ている側も常に心掛けなければならないと思う

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