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NOAHの新しい象徴

4/11 NOAH後楽園で拳王が清宮海斗と対戦した。4・8新宿でのMONDAY MAGICでは清宮の若手時代の写真をプリントした『デコ狭イガグリ坊主清宮Tシャツ』を着用した拳王に揺さぶられ、これに怒った清宮が帰れコールも、館内は拳王コール、この時は清宮より拳王の方が民意の高さを現わしていた。

当日の観客動員は935人、客席の一部は黒幕で覆われていた、当日はレッスルユニバースやSAMURAI TVの生中継が入っていたが、3・31と比べて平日開催だったせいか、少ない、けどそういった時ほど、来なかった人を見返してやらなきゃいけないのだ。

思い出すのは新日本プロレス2007年11月11日の両国国技館で行われたIWGPヘビー級選手権試合の棚橋弘至vs後藤洋央紀、新日本プロレスはまだ暗黒時代はなかなか抜けず、観客動員も過去最低を記録、王者である棚橋もファンからの支持を十分に得られなかったせいもあって、後藤支持が多かった。試合も最初こそは後藤コールが起きていたが、自然に棚橋コールに代わり、最後は棚橋がテキサスクローバーホールドで激闘を制し、2000人のファンを魅了した。、だが試合を見なかった某マスコミはテキサスクローバーホールドがフィニッシュにしたことで批判し、ただ観客が少なかっただけで「長くやっただけで、つまらない試合だったに決まっている」と批判するファンもいた。

拳王vs清宮は序盤から清宮がガンガン仕掛け、ド派手な場外戦を展開する。

リング内でも一進一退の攻防となり、最後は変形シャイニングウィザードで拳王を降し激闘を制した。

終わってみれば序盤こそ拳王支持のはずが、清宮コールに代わっていた。935人だけかもしれない、そのファンを熱狂させた瞬間、清宮海斗はNOAHの新しい象徴になり、935人は歴史の証人となった。

現在の清宮は何を言われてもゆるぎない自信を持っている。新しい象徴となった清宮がどんな道を選択してNOAHを導いていくのか…

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