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2021/8/8 柚姫の部屋フェス2021


2021/8/8 東京は新木場STUDIO COASTにて柚姫の部屋フェス2021が開催された。

この公演は毎週月曜日21:00からYouTube にて放送されている
“柚姫の部屋"のスピンオフ企画として、番組に出演経験のあるスタプラグループを出演者として集めたフェス形式のイベントである。

二部構成となっており、
1部はオープニングアクトとしてアメフラっシ
B.O.L.T
ばってん少女隊
TEAM SHACHI

2部はオープニングアクトとしてCROWN POP
ukka
いぎなり東北産
TEAM SHACHI

がそれぞれ出演した。


※なお、吉瀬は受験準備のため本公演への出演はなかった。

ukkaの出番終了後、いよいよいぎなり東北産の出番となった。


いつもの"東北産出囃子"が鳴り響く。
客席では9色のペンライトが大きく揺れる。

「柚姫ちゃん!?柚姫ちゃん!?」

出囃子に合わせて叫ぶ桜。
いつものようにわちゃわちゃと登場した。



律月「TEAM SHACHIさんの"んだって!!"を"んだっちゃ!!"で歌いまーす!」

の一言から早速1曲目からチームしゃちほこの"んだって!!"をカバーした"んだっちゃ!!"を披露した。

MC

葉月「この曲は本当に私たち思い出深い曲で、いぎなり東北産ができたとき、一番最初にカバーさせていただいた曲。6年くらいこの歌を歌っていて練習とかを含めれば何百回もやっている(!?)もしかしたらTEAM SHACHIさんよりもやっているかもしれない」

と語った。

ちなみに今回で同曲のステージ披露は27回目である。
本家の披露回数を数えたことはないが、
東北産の曲で比較的披露回数の少ない"恋はじめ"や"TOHOKU FUNKY RAIL"の披露回数が30回程度であることを鑑みると、あながち嘘ではないかもしれない。

葉月の説明の通り、東北産の黎明期を支えてきた大切な曲の一つであり、
ファンとしても非常に思い入れのある曲で、
それを本家とそのファンの目の前で披露している姿は大変感慨深かった。


葉月「TEAM SHACHIさんの"カントリーガール"はひかるんの生誕祭で歌わせてもらった。東北(地方)中心に活動している私たちにはしみる曲なんですよ。...」

副リーダーが真面目な話をしている中、
変顔をばっちりカメラに抜かれる藤谷

葉月「東北に帰ったらたくさん応援してくれる人がいるし、待ってくれている人がいし、大好きな場所だし。。。そういう気持ちを改めてわからせてくれる曲なんです。」

至極そのとおりである。
本公演1部ではばってん少女隊がカバーして披露した。

ばってん少女隊は前身のグループ時代からカバーしていた曲でもあり、
やはり地方を拠点に活動するグループだからこそ説得力の増す歌なのであろう。

葉月「カントリーガールみたいな曲が私たちにもあるので、次はその曲をやります。楽しく聞いてください!」


ワンダフル東北かなぁ。。。
皆産もそう思わなかっただろうか。


橘「それでは聴いてください。"おのぼりガール"!!!!」

あぁ、そっちね!!と納得。
"楽しく"故郷に思いを馳せることができる曲と言ったらこの曲が最適解であろう。

会場のボルテージも一段階上昇し、
色とりどりのペンライトが縦横無尽に舞っていた。

おなじみ、"んだんだコール"のところでは
伊達「みなさん、"ゆずきちゃん"コールお願いしまーす!」
と、んだんだ....に合わせてユズキチャンユズキチャン...とコールを入れるようにアレンジした。


間髪を入れずに始まったのは"いただきランチャー"
伊達の「いけーーーーー!!」の合図からスタート。

コールの多い曲ではあるが、皆産は上手にクラップに置換して対応していた。
対バン・フェス系のイベントでのこの曲の"頼もしさ"たるや。
これがいぎなり東北産だ!!と、ファンとしても胸を張って自慢できるようなパフォーマンスであった。


立て続けに披露したのは"re;star"

ここからニコ生はプレミアム会員限定視聴パートとなった。
コメント欄では「〇〇みたい」と、ほかのグループで形容する人もいた。
ここまでの3曲に比べるとあまり東北産を聴きなれていない人からすれば
異質に感じたであろう。
まさに翌日、6周年を迎えようとしている、いぎなり東北産の引き出しの多さを物語る選曲とパフォーマンスであった。


MC

葉月「TEAM SHACHIさんに"ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL"って曲があるじゃないですか?あの曲ってヘドバンするのが象徴な曲で、私たちもカバーさせてもらっていた。私たちもヘドバンする曲が欲しい!ってお願いして私たちもヘドバンする曲ができたんですよ。この後、そのパワーボールのインスピレーションを受けた曲をやろうかなって思うんですけど、皆さんいっしょにヘドバンできますか!?」

メンバー「イエーイ!!!」

葉月「頭ふる準備できていますか!?」

メンバー「ふーぅ!!」

葉月「じゃあ脳みその準備OKということで、脳みそを揺らさてください。」


"あなたは"のイントロが流れ始めた。


律月「ほかの娘のことなんて見る隙もないくらい 私のことだけみてればよくない?」

いつもの律月の語りからスタート。
ここから北美の"Noとは言わせない お願いします"
までは脳みそを溶かして自分を洗脳するための準備期間だと思っている。

"東北産 東北産 いぎなり東北産"
のあと、メンバーは「いよーっ」とコールしている。
(普段皆産は「い〇ー」とコールしているとかしていないとか..)



桜「次の曲は私たちとタフ民とうっかーずと皆産の曲、"うぢらとおめだづ"」

ukkaのファンはうっかーずというのだろうか。

葉月「これが最後の曲!盛り上がっていくよー!!!」


「よくわからないけれど楽しい」

そんなコメントが見られたがまさにそれこそがこの曲の真骨頂なのであろう。
この曲は"今の世が良くなったらやりたいことを詰め込んだ曲"である。
あらゆる制限のない中でこの曲をやったらどれだけ楽しいのだろう。
と想像せずにはいられない。

藤谷「コスプレ瀬戸口集合」

"バーチャルデートじゃ絶対できないキスをしよう"
のところでは葉月と安杜のペアがいつも変ったことをしているが、
今回は葉月がお立ち台に立ち、安杜が葉月の前にひざまづく。
安杜が葉月の左手を取り指輪をはめる...
といった具合であった。(普段は柔道の技を掛け合ったりしている。)

曲も終盤に向かうにつれてメンバーのテンションも壊れていき、
間奏部分では曲に合わせて
「ダダッダッダッダッダッダダッ」
と叫ぶ声をしっかりマイクが拾っていた。

会場大盛り上がりの中終演となった。


その後、MCの大黒柚姫と瀬戸口氏が登場。

瀬戸口「いやーすごい迫力!」
藤谷「早く帰りたい...」
瀬戸口「涼しい東北に!?」

大黒「東北産はローカル組ということもあって妹みたい」
橘「TEAM SHACHIさんだけだよね。かまってくれるの。」
葉月「そんなこと言ったらさ!ほかの人が・・・」
大黒「TEAM SHACHIがいっぱい可愛がってあげる。」

大黒「ずーっと気になっていた、"うぢらとおめだづ"ってどういう意味?」
葉月「東北の方言なんですけど、"うぢら"は私たち、"おめだづ"はあなたたち。」
大黒「それはよく使う言葉?」
葉月「おばあちゃんとか?(が使う)」
瀬戸口「橘さんのおばあちゃんはよく使うの?」
橘「すっごいよく使います。"うぢさの~おっけさんが~"とか..
橘「(祖父母の方言は)さらにレベルアップしています。」

その後、律月の新作なぞなぞの話になり、

律月「食べ物の名前を断言しているものはなんだ?」
というなぞなぞを出題。

考えるのに必死になり感情を失う安杜

橘「わかったひとー!?」

の問いかけに自信満々で挙手する大黒

律月&大黒「せーのっ "パンダ"」

見事正解。
瀬戸口「ちゃんとなぞなぞになってるじゃないですか!」
律月「柚姫の部屋で成長したんです!」

柚姫の部屋を通してめきめきとなぞなぞ力をつけていた律月。
きかれるとおもってなぞなぞを準備していたというのはさすがである。



最後に大阪リベンジャーズと立川の東京インベーダーの告知をしてステージを去った。



去り際に桜が「東北にも来いよ!」と叫んでいったが、
じつはここ最近の遠征イベントでは高確率でこのセリフを言い残して終演している。

その場の思い付きではなく、意図してそうしているのかもしれない。

2年後の武道館に向けてか、明らかに東北地方以外でのイベントの割合が増えている。しかし、それは東北をおろそかにしているわけではなく、「"東北のアイドルと言ったらいぎなり東北産"と言われるような存在になりたい」という、将来東北を背負って立つ存在になる彼女たちの"覚悟"なのだと私は信じてやまない。

あくまで彼女たちの活動の"原点"は間違いなく東北にある。


だからこそ"東北で観る東北産"は一味も二味も違うのだろうし、それがわざわざ東北まで遠征する価値そのものなのかもしれない。


まだ東北遠征に踏み切れていない皆産がこのレポを読んでいるならば
ぜひ1度、まずは仙台の地を一歩踏みしめてみていただきたい。

6年目の集大成か、あるいは7年目の試金石たるイベントが、このイベントの翌日、まさに仙台駅前E-BeanSにて執り行われ用としている。

日本全国をまたにかけた、いぎなり東北産の物語がどのように更新されていくのか、ひきつづきひっそりと見守っていきたい。



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