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2021/7/30 律月ひかる生誕祭 ~ひかるんとシナモロール〜 2部


※1部レポはこちらから
https://note.com/iginariwiki/n/nd6ceac1421bb




律月ひかる生誕祭2部は1部とは別の置手紙by律月が我々を出迎えた。

カ、カワイイ~!!

律月の特製プレイリストをBGMに観客が入場し「ぐるぐるワンダーランド」で物語の始まりを告げる。

こだわりの詰まった(1部レポ参照)KAWAII衣装を着てKAWAIIライトに照らされながらKAWAII FESTIVALを踊りKAWAIIシナモン&キティちゃんと登場するKAWAII律月。
純白の衣装も相まって当社比1.5倍の透明感を発揮している律月だったが、これが最後だと思うと一層儚さが増す(個人の考え)。
眼球やら脳裏やらにこの姿を焼き付けるべく食い入るように見入ったのは著者だけではないだろう。


メンバーが登場した後の自己紹介では律月以外のメンバーが、それぞれ頭に付けていたカチューシャについて紹介した。

伊達「ほんとははんぎょどん推しなんですけどはんぎょどんは干されてるみたいで(カチューシャが)無かったのでマイメロちゃんです〜!」
藤谷「ポチャッコ好きでポチャッコにしました!ミーグリが明日だったんだよね〜 悔しい」
桜「クロミちゃんにしました!」
橘「マイメロちゃんです!」(伊達のものとは異なるデザイン)
吉瀬「キティちゃんにしました〜 好きなんですよ〜」
安杜「ポムポムプリンです」
葉月「クロミちゃんなんですけど、ひなもんのとはちょっと違って30周年記念のキラキラしたやつなんです!クロミちゃんのヘアクリップも付けてます!これもキラキラ!(メンバーからの「結菜キラキラしたやつ好きだもんね」に対し)うん、キラキラしてたら良い!」
北美「私はシナモンが良かったんだけど、さすがに被るのは…と思ってたら店員さんに『今人気出てるんですよ〜』って言われたのでウィッシュミーメルちゃんにしました〜!」

ここで律月が舞台袖からアクリルキーホルダーアクリルスタンドを持って来てグッズ紹介を行った。
サンリオとコラボしたこれらのグッズを掲げながら、あちこちに連れて行ってあげてね写真撮ってね#推しといる生活#推しがいる生活#尊いとか#(ハッシュタグ)を付けてね、と通販番組顔負けの宣伝を行う律月。
よだれかけのイラストはイラストレーターのもてぃまさんに描いていただいたという。
「眼帯とか、包帯とか、羽はやして欲しいとか、いろいろオーダーしてその通りに作ってもらいました!」
観客がよだれかけを実際に着けているのが余程嬉しかったのか、客席を見回して着用者を見つけては「ありがとう〜!」と喜んでいた。
ちなみにメンバーも、よだれかけを2枚を前後に繋げている人を見つけて「頭良いね~!」と感動していた。

昨日はピューロランドで遊んだというメンバー。
「楽しかった〜」「癒しがすごいよね」と口々に感想を述べる中、律月は「入る時と出る時にストレス値チェックしたら出る時減ってると思う」と独特な表現で夏の思い出を語った。


「ミュージック、スターとぅいんくる!」
の掛け声で始まったのはNMB48渡辺美優紀の「わるきー」
律月のアイドルの基盤でもあるというみるきー。
アイドルを愛する彼女だからこそ自身に投影されている姿を客観的に捉え、それを体現し続けられるのだろうか。
律月がみるきーを崇拝する姿に、彼女のアイドル業への責任感と矜持を構成するものの片鱗を見た気がした。

続いてチームしゃちほこの「恋人はスナイパー」
間奏では「みんな手を上げろ〜!手挙げたけどうっちゃお〜」と、とんでもないことを言いながら客席を蜂の巣(比喩)にした。


再び現れたメンバー達に「これまでいろんなメンバーの生誕祭やってきたけどひかるんのが際立って可愛いよね」「可愛いが詰まってる!」と言われ満更でも無い顔で何度も頷く著者。
律月もこだわりのステージを褒められ、嬉しそうにニコニコとしていた。可愛い。

律月が一旦はけている間、メンバー達が東北産から20歳のメンバーが出ることが信じられない!と口々に話す。
「本人も信じてなさそう」等、不在の律月が色々と言われている中、葉月は「早く20歳になりたい!だって20歳になったらなんでもできるんだよ?」と成人を楽しみにしていることを明かした。


2部の企画は「律月ひかるかひからないか」
これは以前YouTubeのゆるゆる生配信でも行われた企画である。
律月がスケッチブックに書いたポエムを読み上げ、これは律月が考えたもの(=律月ひかる)か、律月以外の誰かが考えたもの(=律月ひからない)かを当てるというゲームだ。

問題と答えは以下の通り。括弧内はゴースト考案者。

♡「来世は血で繋がろうね」→ひかる
♡「ひかるの足跡を辿ってみて?溶けていなくなっちゃう覚悟ができてるならね」→ひからない(女性スタッフ)
♡「勝手にひかるの人生に入りこんだんだから勝手にどっかに行かないでね→ひからない(伊達)
♡「知らない間にできたあざは痛みを知らないからうれしいのに、いなくなったら寂しいよ」→ひかる
♡「ひかるの吐いた二酸化炭素は、あなたの酸素だよね♡」→ひからない(藤谷)
♡「天使がいる天国とひかるがいる地獄ならきみはどっちを選ぶの?」→ひからない(律月の友人)
♡「出会ったあなたはあたしの一部。もう離れられないよ?」→ひからない(橘)
♡「もしも相性占いの相性が最悪でも、占い師もびっくりするくらいの愛情でカバーするから問題ないよ。安心してね」→ひかる
♡「私は明日からこどもとおとなの間の ことな です」→ひからない(マネージャー)
♡「まじかる、まじか、るん。」→ひからない(橘)
♡「目が眩むほど眩しくて底抜けに明るいものより、絶望のままで美しいものを選んでしまうよ」→ひかる
♡「アイスが溶けたら私も一緒に溶けちゃうの」→ひからない(葉月)
♡「スキって言葉でひかるの羽がぎゅうって疼くの໒꒱· ゚」→ひからない(北美)

全問正解者はいなかったものの、観客の中で正解数の多かった3名にチェキが贈られた
「なんかひかるんの字で書いてあると全部そう見える!」とメンバーも苦戦を強いられた企画だったが、終始楽しそうな雰囲気で溢れており、見ていてメッッッチャ幸せな気持ちになった…………
橘がたくさん送ってくれたとのことだったが、当の橘は「あっこれいいね〜!」「これ好き〜!」と企画の趣旨から逸脱して完全に批評家と化していた。
また、中盤で「私は明日からこどもとおとなの間の ことな です」というポエムが読み上げられると「可愛い!」とメンバーからは大絶賛の嵐だったが、考案者がマネージャーさんだと判明した瞬間、皆手のひらを返したように非難した(理不尽)。

企画終了後、シナモンとキティちゃんが現れて撮影可能コーナーが始まる。
癒しの権化のような御三方はゆっくりと舞台の端から端まで移動され、ポーズを取られたり御手を振られるなどされた。

頭身の差が凄い。

キティちゃんとシナモンが退場して始まったのは大森靖子の「みっくしゅじゅーちゅ」
曲中は引き続き撮影可能タイムとなった。
律月は時折向日葵のような笑顔を見せながら、どことなく夏を感じさせるこの楽曲を元気に歌いきった。

曲と曲の合間、静寂に包まれながら観客に背中の羽を向ける律月。
先ほどとは一変して真っ赤に照らされるステージ。
大森靖子の「きゅるきゅる」が始まった。
1部同様客席ギリギリまで降りてきた律月は、ふわふわの衣装でハイキックの振りをするという殺傷能力の高いギャップを見せつけた(好)。


ここで桜が登場。
可愛い2人のうさぎによる「Easter Bunny」だ。
おそらく相当体力を消耗すると思われるこのパフォーマンスを、立て続けにソロ曲を歌った後にも関わらず一切の疲れを感じさせないクオリティーで披露し、律月のプロ意識を再認識させられる。


曲が終わると舞台袖から花束のようなものを持ったメンバー達がハッピーバースデー♪と歌いながら登場した。
律月と同様に何も知らない観客もとりあえず歌に合わせて手拍子をし、皆で律月のお誕生日の前祝いをする。
花束ではなく"シナモンのグッズ詰め合わせブーケ"だというプレゼントを渡された律月はとても大事そうに抱えながら礼を述べた。
メンバーが話している間もブーケの中をのぞいていた律月は「あっ、これ欲しかったやつ〜」と嬉しそうな表情を浮かべ、突然のサプライズ企画に喜ぶ姿を見せた。


このままMCに入り、1部では歌われなかった「みっくしゅじゅーちゅ」の選曲理由を話した。
この曲は律月の人生・第二章のテーマソングだという。
ちなみに17歳で区切られた第一章のテーマソングは、会場BGMの最後に流れたSILENT SIRENの「ぐるぐるワンダーランド」だ。
藤谷に「第三章はいつ?」と聞かれた律月は「いつでしょう〜」と笑って答えた。
小分けにした人生それぞれにテーマソングを与えているのが律月らしい。
同時に、第三章第四章第五章…と物語が続く限り、その活躍を見続けたいと強く思った。

ここで律月から思わぬ企画が発表される。
「今からままに電話します〜!」
どよめく会場。
本当は会場に来たかったけれど時勢を鑑みて諦めたという律月母に、サプライズで電話をするらしい。素敵すぎる。ここはノーベル平和賞の授賞式になったのか?
「今日空いてることは確認済みです〜!」
舞台裏から自分のスマホを持って来て準備し始める律月。
ステージ上では安杜が「やばいもう涙出そう」と早すぎる貰い泣きをし、どんな時もボケを忘れない藤谷が「(電話に)出るかな?虹、出るかな?」と歌詞を引用してボケるというカオスな状況が生まれる。

「もしもし~?まま?今ね、ライブしてる〜」
「ままのカメラはオフのままでいいよ〜」
無事律月母と電話が繋がったようだ。
すぐにビデオ通話に切り替えた律月が真っ先に映したのは客席だった。
「行きたかった〜」と律月母の声が響く。
娘の晴れの舞台を直接観られなかった悔しさは如何ほどだろうか。
大切な人を守るために泣く泣く会いに行かないことを選んでくれたであろう律月母の気持ちを思い、著者の目にも涙が浮かぶ。

「今からままに手紙を読みます~」
そう言って律月は数枚の紙を取り出した。
※以下は覚えている限りの内容です。実際の言い回しとは異なる部分があります。

「ままへ。
産んでくれて、20年間育ててくれてありがとう。

ひかるのこと育てるのは大変そうだなと思っていました。
たくさんヤバいことしてきたよね。
放っておくとゆるやかに死んでしまいそうなひかるをここまで育ててくれてありがとう。

時々思ってもないことを言っちゃったりしてごめんね。
そういう時、ままがひかるを産んだあと病室でひかるのことを抱いている写真を見て、部屋で一人で泣いています。かっこわら。

ひかるが初めにダメだと思ったことも、ままは諦めないでいてくれてありがとう。ひかるがすぐ諦めちゃうところも、ママは諦めさせてはくれなくて、絶望して欲しいのにいつも味方でいてくれてひかるが嫌いな信じてるよって言葉をかけてくれてたよね。

これからもよろしくね。だいすきです。

余談ですがぱぱも大好きです」


真っ直ぐで衒いのない手紙に、客席のあちこちから啜り泣く音が聞こえてくる。

これね、急遽書いたからコピー用紙なんだ笑
と、言わなくても良い情報を添えて笑いを誘う律月。

電話を繋げた状態で律月は「ままの好きな歌を歌います」と告げる
流れてきたのはkiroroの「未来へ」

夢は いつも空高くあるから 届かなくて怖いね
だけど追い続けるの 自分のストーリー
だからこそ諦めたくない
不安になると手を握り 一緒に歩んできた

その優しさを時には嫌がり 離れた母へ素直になれず

ほら足元を見てごらん これが あなたの歩む道
ほら前を見てごらん あれが あなたの未来

静かに間奏に入る。
律月がステージの端に立て掛けていたスマホを確認すると
「ねえまって切れてる〜笑」
なんと途中で通話が切れてしまっていたようだ。
絶妙なハプニングに、感動に溢れていた会場の雰囲気が雨上がりのようにやわらかくなる。
その後無事通話を再開出来たらしく、引き続き感動的なステージを披露しながら、客席に向かってOKと親指を立てて見せた。

笑いあり涙ありの素敵なステージに、客席からは何度もあたたかい拍手が沸き起こった。


続いては葉月と一緒にチームしゃちほこの「カントリーガール」だ。
舞台裏で相当泣いていたのか、上手から出てきた葉月は涙を拭いながらマイクを構えた。
律月の手紙を聞いた後だとより一層歌詞がつき刺さり、涙腺を攻撃する。

「心にふるさとが 一つ一つあれば
寂しくない! 辛くもない!
同じ空をみんな見てるんだ

それでも恋しいよ 遠い遠い君が
変わらないその笑顔
今日も思いながら歌っているよ」

曲が終わる頃には思わず涙ぐみながら拍手をした。
故郷から遠く離れた土地でも、いつも笑顔で歌ういぎなり東北産の姿を思い浮かべたからだ。

メンバーが全員登場して横一列に並ぶ。
「もしも、地球が回ることをやめたなら
私はその瞬間に胸いっぱい息を吸い込んで
最後の1人になるまで生き残ってやる」
ひとりずつ台詞を唱えていく。
「この世の始まりが
アダムとイブなら
この世の終わりは」
最後に律月がマイクを持つ。
『私とあなたにしたい———』
ももいろクローバーZの「イマジネーション」が始まった。
勢いある一途な歌詞と、ファンタジックかつダイナミックな音楽が、ピカピカと光る会場にリンクしてまるで宇宙を飛び回っているような、幻想的な空間が広がる。
最後には「待ってるね」と、律月と夢で待ち合わせの約束をする。
幸せいっぱいな時間がまたひとつ過ぎ去った。



最後にはシナモンとキティちゃんが登場し、全員で見覚えある半円型のフォーメーションを組んだ。
マイクを両手で持つ律月にスポットライトが当たる。

「ねえひかるんのこと好き?
ひかるんのこと一番?
……ひかるもだよ♡」

いぎなり東北産メンバー+シナモン+キティちゃんによる「あなたは」が始まった。
メンバー達は掛け声を全て「ひかるが1番!」に変更して叫び、駆け回る。
観客も声の出せない中、心の底で「ひかるが1番!」と叫び、ペンライトを振り回す。
他にも「私たちだけを見ていてください!」が「ひかるんだけを見ていてください!」に変わっていたりと、この日だけのオリジナル「あなたは」が披露された。
サビで当然のようにヘドバンをし始めるサンリオの人気者達に、会場の盛り上がりも最高潮に達する。
全員が一列に並び手を広げていくラスザビ前の振り付けもバッチリと決めるサンリオの人気者達(愛)。
物理的に人数が多い上に、メンバーたちのハイテンションも手伝って、いつも以上に騒がしいパフォーマンスが繰り広げられる。
しかし、このままこの時間が永久に続いて欲しいという願いも虚しく、曲は終わりに近づいていく。
最後に11人で「東北産!東北産!いぎなり東北産!」とポーズを取り、曲が終わった。
挨拶が終わり、メンバーがはけていく。
シナモンとキティちゃんと律月だけがステージに残る。
端から端までゆっくりと歩き回り、何度も手を振りながら退場していく3人。



誰もいなくなったステージに大きな拍手が送られた。
感謝と祝いの気持ちが込められた拍手は、魔法のような一日の終わりを惜しむように、いつまでもいつまでも響いていた。



~おまけ~

律月ひかる生誕祭特典会 ミニレポ

藤谷「軍団撮影なので来ちゃいましたー」
と、藤谷が私服で登場。


話題は長崎の振り返りに。
藤谷「昨日はすごい大雨でしたが今日は晴天で…スタッフさんに雨男がいてそのせいだとおもう。」

特典会の準備をしている律月の裏話
藤谷「楽屋でコナン君観ながら準備してた」

メンバーしか知らないこと
藤谷「わかんないなー」
藤谷「日大山形!今日から甲子園。日大山形どこにあるのかしらないんですけど…」
藤谷「長崎真珠が行きたいって言ってて…長崎のおすすめ教えてほしい…」

バンドワゴンをやる流れに
「やだ!覚えてない!まあ、暇だからいいか〜」
むりやり曲を流すキャプテン

「どうやるかわからない…」
見かねたキャプテンが意気揚々とそれっぽい振付けで踊り始めた()

じゃんけん大会
藤谷「勝った先になにもないけどいいの?」
藤谷「じゃんけんロック!(グーの人勝ち)」
藤谷「じゃんけんきつね!(グーの人勝ち)」

どこからきたのトーク
藤谷「関東と関西って違うの?」
藤谷「関西って下?」

「向かってるらしい!化粧直ししたいいよ!ないかおじさんだもんな…」

律月登場
律月「キティちゃんの手がずっとこれで!(サザエさんみたいな手)、@JAMこれで行こうって話してた」

特典会終了後
律月「こんなひかるをいつもありがとうございます。
明日からまたお仕事頑張ってね。とぅいんくるー」

2021/7/30 いぎなり東北産
律月ひかる生誕祭〜ひかるんとシナモロール〜 2部セットリスト

1.kawaii festival
2.わるきー / NMB48渡辺美優紀
3.恋人はスナイパー / チームしゃちほこ
4.メロンソーダ / 夢みるアドレセンス
5.きゅるきゅる / 大森靖子
6.Easter Bunny / LADY BABY
7.未来へ / kiroro
8.カントリーガール / チームしゃちほこ
9.イマジネーション / ももいろクローバーZ
10.あなたは / いぎなり東北産

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