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「SDGs週間」の終わりに社長と対談

Minako
社長!SDGsって言葉知ってますか?
(という質問は失礼ですよね・・・?)

吉田
もちろん知ってます!
なになに? 突然。

Minako
突然じゃないんです。
毎年9月末の1週間は、SDGs推進と達成に向けた「SDGs週間」で、国連総会の会期と合わせて、今年は9/22~9/29なんですよ。
もう終わっちゃいますけど。。

グレタ・トゥーンベリさんのスピーチがすごく注目されていますけど、まさにあれも国連総会に合わせて開催された「気候行動サミット」でのスピーチですね。

今日は、「SDGs週間」をきかっけに、社長とイグナイトアイで取り組めるSDGsについて考えたいなと思いまして。

吉田
そうなんだ!「SDGs週間」は知らなった。
ところで、「SDGs」って外部の勉強会に一度参加したくらいで、正直なところ、どうして制定されたのかとか、内容の細かいところまできちんと把握できてないんだけど・・・

持続可能な開発目標って、どういうことだろうね。
Minakoさんはけっこう知ってる?

Minako
ご質問ありがとうございます!!
これは私の興味のある分野なので、簡単にさくっとなら説明できます!(ドヤっ)
いや、ちょっと長くなるので、SDGsについては知ってるよというかたは読み飛ばしてください。


SDGsとは・・・

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
の略称で
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として生まれたものです。2015年に開催された「国連持続可能な開発サミット」にて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核部分です。

2030アジェンダは、人間、地球、及び繁栄のための行動計画で、その行動計画の目標としてSDGsが定義されてるんです。

2016年から2030年までの国際目標として、(もう3年は経っちゃってますね・・・)SDGsは持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成されています。

「地球上の誰一人として取り残さない」
ことを誓っていて、このキーワードは、MDGsで残された課題や得た教訓から取り込まれたとても重要なキーワードだそうです。MDGsは発展途上国に対する目標でしたが、SDGsは先進国も含めて全ての国の全ての人が取り組む普遍的なものであることを定義しています。

吉田
全然さくっとじゃなかったけど、説明ありがとう。
やっぱり、ちょっと難しいね。。

Minako
そんなことないですよ!!!

人間が繁栄しながら、地球も壊さず、よりよい地球を未来に繋げよう!
ってことじゃないですかね!
人間の繁栄=地球破壊だったじゃないですか。過去の歴史では。

吉田
それは分かりやすい。
でも規模が大きくて、なかなか日々意識するのは難しい気がしてしまう、、、なんてこと言っていいのかな。

自分にも娘が3人いるので、子供の生きる未来を良くしたいとはもちろん思うけど、話が壮大過ぎて、日々の生活や仕事などの"ジブンゴト"と結びつけづらいというか、、、なかなか地球の未来まで毎日意識を向けるのは難しいと感じてしまうね。

Minako
分かります。
人間、地球、及び繁栄のためって、ちょっと遠すぎるように感じますよね。

その感覚は全然普通だと思います。
社長も普通の人と同じような感覚も持ってるんですね!安心しました!!!

だからこそ、世界規模で、今やるんです。

ところで、最近はSDGsへの日本企業の取り組みも増えてきたところですが、企業として何が出来るか、何をすべきかもやっぱりまだまだよくわからないですよね。
特に、うちみたいなITベンチャーには何が出来るんでしょうか。

吉田
そうなんだよね。
具体的に何が出来るんだろう。

Minako
改めて17のゴールを見てみましょう!
あと、企業の取り組み事例も探してきたので見ていきましょう!



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▼取り組み事例
こんなに沢山の事例があります。


吉田
すごいね!
かなり沢山の企業が既に取り組んでいるね。
事業に直結する取り組みをしている企業もあるし、自社の働き方や職場環境に対して取組んでいる事例もあるね。

実は、企業事例はいくつか聞いたことがあって知っていたんだけど、そもそもSDGsとは何なのかの本質をきちんと理解できていなかったので、改めて調べてみて知って、ようやくイメージが出来てきた。

こうして見るとさ、実はイグナイトアイでも既にSDGsの目標に沿って取り組んでいるものがあると感じたのだけど。

Minako
そうですね!!!私もそう思いました!
SDGsの目標に沿って新たに何かを始める必要もなくて、イグナイトアイの場合はもう少し意識するだけでも貢献出来る気がします!!

社長はよく『持続可能な組織づくり』って言ってるじゃないですか。
イグナイトアイが目指している方向性って、根本的には全然遠くない気がするんですよね。

例えば、うちはまだ40人規模のベンチャーですが、女性社員が多いですし、お子さんがいる方もお迎えの時間で帰れるように一緒に働いていますよね。
人数が少ない時期から、社員になるべく多様性があるような組織の状態を目指していて、色々なライフステージの人が活躍できるような工夫努力はしていると思います。役職や仕事内容も、男女で差は感じないですよね。

貢献出来そう▼
目標5:ジェンダー平等を実現しよう
目標8:働きがいも 経済成長も


吉田
そうだね。
女性社員が多いけど、仕事内容も評価も男女差は無いね。
多様な人がいてほしいし、それぞれの強みを活かして働いてもらえるような組織にしたいとは考えてます。

ほかにも、働く環境に関して言えば、
移転したばかりのこの新オフィスもそうかな。

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ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を取り入れて設計したけど、生産性を高めるだけじゃなくて「創造的な生き方・働き方へのシフト」というミッションのもとで、社員の職場環境への満足度も結果的に高まればとも思っているし。

貢献出来そう▼
目標8:働きがいも 経済成長も


Minako
あとは、かなりペーパレスなオフィスであることも十分SDGsに貢献している気がしますよね。社内で紙を使う場面て、本当に少ないじゃないですか。びっくりするくらい。
経費生産もスマホでレシートを撮影するだけだし、面接の時もSONARで履歴書をWeb上で見ながら行うし。
紙を使わないのは環境にも優しいし、オフィス環境も雑多にならずにとても良いなと感じています。

貢献出来そう▼
目標15:陸の豊かさも守ろう


吉田
あと、ボディメンテナンス制度も?

Minako
ですね!!!まさに!!!

ボディメンテナンス制度は、社員の健康を大事にしていることを体現している、イグナイトアイの象徴的な福利厚生だと思います。
月に6,000円も体の健康に関わる活動であれば補助されるので、ジムとかヨガに通っている社員は本当に多いですもんね。

▼イグナイトアイの「王子」の筋トレ中のお姿

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健康維持のためにもかなり素敵な制度だと思ってます。

貢献出来そう▼
目標3:すべての人に健康と福祉を


吉田
そこはこだわっていて、健康じゃないと仕事なんてできないし、当たり前だけど、健康は、仕事だけじゃなくて全てのベースだと思っているので。

役員3人で、創業当初にすごく根詰めて働いていた時期に、リフレッシュデーを設けて、3人で体を癒すことに専念した一日にしたのがとても良かった経験から、やっぱり体のメンテナンスってすごく大事だと思って制度化したんだよね。

Minako
すごい!けっこう既に取り組めているような気がしてきました。

吉田
うん。そうだね。
意外と、SDGs達成に貢献出来そうな要素が既に沢山あることに自分もびっくりしたなぁ。

改めて17のゴールをひとつひとつ確認してみて、これを意識するだけでも達成に近づくかどうかが変わってくるなとは感じたので、既に取り組めていそうなものは、もう少しSDGsを意識していきたいと思います。

Minako
私達のようなITベンチャーでも出来る範囲で貢献できるということを体現出来たらいいですね。
もうSDGsがスタートして4年も経ってしまっているので、出来ることから今すぐスタートするしかないと個人的には思ってます。

吉田
そうだね。
それからもうひとつ気づいたのは、やっぱり17のゴールのうち、ほとんど関われていないものも沢山あるということかな。SDGsを知ることで、手つかずの取り組むべき課題についても知ることができたので、まだ取り組めてないものにもどう関われるかを考えていきたいなぁ。


Minako
そうですね!!!
例えば、SONARのロゴがイルカなので、やっぱり海を守ることにも貢献出来たらいいなとも思うんですが!

貢献出来たらいいな▼
目標14:海の豊かさを守ろう

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吉田
その視点は無かったな。なるほどね。
(やっぱりMinakoさんはとりあえずイルカが好きなんだな。うん。)

Minako
あれ、なんか変な方向で終わっちゃいました?

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