見出し画像

TOEIC945点の私が、英検1級を初受験した結果【不合格】

こんにちは、りっぺです。

TOEIC 945点の私が、英検1級に初挑戦しました。
結果は….不合格!

両方の試験を受けた経験を踏まえて、こんな疑問に答えます。

✓ TOEIC900点以上取得した人は、英検1級受かるの?
✓ 英検1級とTOEIC900点って、どっちが難しい?
✓ 英検1級もTOEIC900点も両方とりたいけど、どっちから始めるべき?

※本記事でのTOEICは「TOEIC Listening & Reading Test」を指しています。
※すべて私の独断と偏見に基づく判断です

英検1級とTOEICの試験形式の違いについて

まず初めに、それぞれの試験の特徴をざっくりと説明します。

※1 目標スコア別・TOEIC頻出単語400選! より
※2 英検1級は難しい!レベルはどのくらい?試験内容をわかりやすく解説! より

最も大きな違いは、TOEICは2技能(L / R)のみのテストであるのに対して、英検1級は4技能(L / R / S / W)が試験範囲となることです。なので、それぞれの技能でバランスよく得点できる力が求められます。

また、内容に関してTOEICでは日常やビジネスを想定したものが多いですが、英検はアカデミックな内容が多いです。例えば、私が読んだ長文の中では「コマンチ族と馬の話」や「南北戦争の話」などがありました。

TOEIC900点以上取得した人は、英検1級受かるの?←不合格でした

実際の私のテスト結果を公開します。「TOEIC 945点」であったのに対し、「英検CSEスコア 2019点」でした。英検1級の合格点は2028点なので、「9点」足らず不合格という結果となりました。

私の結果は、あくまでも1つのサンプルですが「TOEIC900点取得後であっても、それだけで英検1級に合格することは難しく、継続的な学習が必要」であると感じました。

それぞれのスコアを詳しく見ていきます。

TOEIC Listening & Reading(実施日:2022年3月20日)

Listeningは満点、Readingで45点落としています。

英検1級(実施日:2023年1月22日)

Writingで合格者平均を大きく下回りました。

TOEICでも試験範囲になっているReadingとListeningに関しては、合格者平均を上回る結果となりました。一方で、Writingで合格者平均を大きく下回り、結果、不合格になりました。

もともと英語でエッセイを書くことに慣れていない私にとって、ここのパートは難しかったです。そもそも、英語以前に日本語でトピックに即した解答をパッと思い浮かべて、文章を構造化して書けるようにする練習が必要だなと….

試験当日は解答用紙の最後まで、一生懸命埋めましたが、支離滅裂で内容が薄く、かつ文法も不正確だったと思います。笑 ライティングの対策方法に関しては、今後戦略を練り直そうと思います。

英検1級とTOEIC900点、どっちが難しい?←英検1級

私の主観ですが、英検1級の方が難しいです。2022年にTOEIC 945点取得した後に、英検1級の過去問を見ましたが、単語が全く分からずにテキストを静かに閉じました。笑

なので、英検1級を受ける場合、たとえTOEIC900点台取得していたとしても、継続的に学習する必要があるかと思います。

英検1級もTOEIC900点も両方とりたいけど、どっちから始めるべき?←TOEIC900点

もちろん個々人の状況によっても変わるので一概には言えませんが、どちらから始めるか悩んでいる場合、個人的にはまずTOEIC 900点から目指すことをオススメします。理由は、以下2点です。

  • TOEIC900点台の方が、英検1級よりも難易度が低いため

  • TOEIC900点台を持っていることで、「英語が出来る人」という印象付けが手っ取り早くできるため(→就活で有利に働く)

過去の私は、当時TOEIC 800点台取得していたことがプラスに働き、外資IT企業に転職できました。日本におけるTOEICの信頼性は高く、これがすぐに崩れるのは考えにくいと思っています。ただ一方で、企業によってはTOEICではなく、スピーキング力が測れる英語試験(英検、IELTS、Versantなど)の結果を尋ねられることも稀にありました。

そのため、この順番で取得することをオススメします。
①TOEIC 900点台
②英検1級(もしくは、IELTSやTOEFL等でもいいかもです)

なお、一度TOEICで900点台を取得したら、それ以上の点数や満点をとることにこだわらず、英検1級の学習に切り替えてもいいのかなと個人的には思います。なぜなら、英語を学習する目的が「英語の運用能力を上げるため」だとしたら、その力を鍛えるためには「TOEICで満点目指すよりも、SpeakingとWritingが試験範囲に含まれる英語資格に取り組み、英語の総合力を伸ばした方がよいのではないか」と思うからです。

なので私の場合、TOEICは「9割取れたらOK」と考えて、その後は英検の学習にシフトしました。IELTSやTOEFL等でもいいかもしれません。この方が、バランスよく4技能の英語能力を伸ばせると思います。もちろん、英検をとった後に、TOEICに再チャレンジするとかは全然ありだと思います。

時間をつくり、学習を継続しよう

そろそろ記事を終えます。

「伸び悩みを感じた時には、基礎を見直す」とよく言いますが、私の場合は文法知識が今でもあやふやなので、基礎からやり直し、また改めて英検1級にチャレンジしようと思います。これからも引き続き学習を継続していきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。英語を学んでいる方は、一緒にがんばりましょう🐱

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?