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【マーケ基礎】チラシの裏をニューズレターに。

個人商店が“集客する”と言えば、チラシですよね。

売り出しや新商品をお知らせするために
“日常的”に活用されています。

ところで、あなたのお店で出すチラシは両面印刷ですか。

小さなスーパーや個人商店では、
掲載する商品が少ないとか、印刷代が高くなる、
という理由で、片面印刷が多く見られます。

裏が白いチラシは、
子どものお絵描き用というイメージがあります。

子どもが絵を描いたからといって、
そのチラシをお母さんが見てくれるわけではありません。

見るのは、絵だけです。

これは、非常に“もったいない”ことです。

この裏面を『ニューズレター』として
活用することをお奨めします。

お店からのメッセージを流すのです。

・家族や従業員のことを書くのも、
 お客さまに好感を持っていただけます。

・専門店ならではの商品・業界情報など、
 お客さまが得をする情報も良いでしょう。

・店主の趣味の話でもかまいません。

・町内の話題やお店情報も読んでいただけます。

・趣味のサークルなどに、情報発信スペースとして、
 無料提供することも考えられます。

『ニューズレター』が、
お客さまの固定化に役立つことは、
あなたもよくご存じのはず。

わざわざ郵送したり、FAXを流したりしなくても、
チラシの裏面を使えば、
手間と費用を大幅に削減できます。

新聞は読まなくても、
チラシは見る、という人はたくさんいます。

安い商品・面白い情報には、必ず眼が行きます。

私の契約している新聞店では、
独自で情報チラシを作っています。

町の面白情報やお店紹介、
読者投稿、役立つ知識などがメインです。

それプラス、広告スペースを設け、
1枠1500円で販売しています。

チラシ1枚に、盛りだくさんな情報。

地元のことが書かれていると、つい読んでしまいます。

ウマいやり方ですね。

新聞店がどんなところか、
なんて考えたこともなければ、興味もありません。

でも、このような情報が流れてくると、
発行している人はどんな人だろう、
などと考えてしまいます。

親しみがわくのです。

チラシと言えば、商品の情報ばかりで、
“安い”“新しい”“珍しい”以外は
興味を持っていただけません。

ぜひ、チラシ裏面を
『ニューズレター』にしてみてください。

お客さまの反応が、大きく変わります。

たくさんのマーケッターやコンサルタントが、
『ニューズレター』の有効性を説いている
にもかかわらず、ほとんどの店主はやりません。

「何をどう書いていいのかわからない」
「文章を書く自信がない」と、躊躇しているのです。

言葉をしゃべることができるのなら、文章は書けます。

しゃべり言葉で構いません。
思ったままを書けばいいのです。

プロではないのですから、手紙を書くつもりで。
さぁ!

“面倒だ”と思ったのなら、
お店をやめてしまいましょう。

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