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【囲碁】中手の計算式「さんさん、しご、ごは、ろくじゅうに!」

こんにちは。

IGOcompany【U】@毎日note継続中(222日目)です。

財団法人日本棋院での15年間の勤務を経て、囲碁をビジネスに起業。

もうすぐ10周年になる「宇佐美囲碁教室」という教室を運営したり、武蔵小杉の「永代塾囲碁サロン」にて指導碁や交流会をしたり、

「新百合囲碁学園」の学園長を任されたりしながら、世田谷や麹町、大学などで囲碁を教えて、ご飯を食べています。

今日のnoteは、

ちょっと面白いX(Twitter)のポストを見かけたので、それについて書いてみたいと思います。

これ何のことかわかりますか??

(※囲碁をやっていないと、何のこと?って思うとおもいますが…)

これ、

囲碁で石の攻め合いになった時の手数(何手必要か)を表した式なんです。

囲碁は石を囲めば取れるっていう「アタリ」のルールがあるんですが、どっちが先に取れるかどうかを競う「攻め合い」っていう状態があったりします。

つまり、

これを「さんさん(三目中手は取るまで三手かかる)」と表現しているんですね。

これ、囲碁人の必須(?)暗記事項になります。

下の図のように、

三目中手と攻め合いをした時、白は三手以上あれば勝てるワケです。

お互いに3手ずつ。白が先に打っているので「攻め合い」勝ち!

ということで、

「しご」は、四目中手の手数は「5」。

「ごは」は、五目中手の手数は「8」という事を表しています。

「さんさん、しご、ごは、ろくじゅうに」です。

この攻め合いは、白が8手あるので先に中手を打っていれば勝ち!

こんな感じが「攻め合い」です。

碁盤の上に石を並べて、実際にやってみるもの良いと思います^^。

ちなみに、

今日のnoteの写真の最後の式は、

1/2を忘れているので正確には「12」が正しいです(笑。

失礼しました!(一瞬アレ?って思っちゃいましたね)

僕も最初にこの攻め合いの手数を暗記する文言(?)を覚えた時は、何か式はないのかなぁと思ったりしたんですが、

こういう風に答えを探したりはしませんでした。

まあ、この式を暗記するよりも「さんさん、しご、ごは、ろくじゅうに」って呪文のように覚えた方が楽かもしれませんが、

ちょっと面白かったので、今日のnoteで紹介してみます!

こどもに囲碁を教える時は、親御さんに「囲碁を覚えると、意外と算数に強くなりますよ~」って伝えてるんですが、これを理解出来れば数学も(少しは)達者になるんじゃないかと。

【囲碁は、子供の知育教育、受験などでも評価が高く、人生100年時代を生きるために、いつまでも楽しめる役立つスキルです】

最後に、

ちょっとお知らせで、

今週末の「金子真季二段の指導碁会」と、

「有段者研究会U研」を紹介して、

今日のnoteを終わろうと思います。

それでは、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Twitter」や「Instagram」はこちらです。

また次回のnoteでお会いしましょう!!

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