イケハヤです。

前澤さんがDAOを作るということで、DAOがにわかに話題です。

イケハヤ、実は世界最大級のDAOを立ち上げたんですよ。昨年9月に作った「Ninja DAO」の話です。

現在、約26,000人が参加し、日々膨大なチャットが流れています。カオスです。

マジでこんなにワークしているDAOはそうそうないので、ちょっと解説します。

CryptoNinjaの利用者＆ファンの集い。

DAOというのは、「誰」ではなく「何」が大事です。

Ninja DAOは「CryptoNinjaの利用者と、ファンの集い」です。

CryptoNinjaは「誰もが自由に商用利用できる、Web3時代のIP（キャラクターブランド）」として立ち上がっています。

通常のキャラクターは、勝手に商用利用してはいけませんよね。ピカチュウを無断で利用して稼いだりしちゃったら、マジで逮捕されちゃいます。

でも、CryptoNinjaは、どうぞ使ってください！

ライセンスフィーなどは一切不要です。

ただ、利用ガイドラインだけあるので、そこは守ってください（DAOに書いてあります）。

Ninja DAOは、そんなCryptoNinjaの利用者の集いです。すでに無数のプロジェクトが動き出しています。

今大ヒット中の「CNP」ことCryptoNinja Partnersのように、事業化に成功するプロジェクトも登場しています。

ざっと、プロジェクトを書いてみましょうか。カッコ内はプロジェクトのオーナーです。

・CryptoNinja Partners（Roadさん）
・CNP Jobs（うじゅうなさん）
・CryptoNinja Nouns（2チーム、合計10名の混成チーム）
・CryptoNinjaアニメ化プロジェクト（5社が集まってLLP組成）
・CryptoNinja Party（HashGames社）
・CryptoNinja x NFTDuel（XANA社）
・CryptoNinja Children（mkmさん）
・ニンジャメタバライブ（DJシュンさん）
・ニンジャ寺子屋（さちこバナナさん）

などなどなど……。これでごく一部です。ヤバいですね。

ぼくが知らないところでも、いつの間にかプロジェクトが立ち上がっていたりします。なんか今日の昼頃？もできてました。

もちろん、ファンアートを作ってくれているクリエイターさんもたくさん参加していただいてます。

ファンアートを販売してマネタイズするのも、完全に自由ですから、どんどんやっちゃってください！

プロジェクトは誰でも自由に立ち上げることができます。

企画を出してくれれば、必要に応じて専用チャンネルを設置します。もしもポシャったら、放置してください。しれっとアーカイブに移します。

そして同時に、Ninja DAOは、こうしたプロジェクトの起案者や、そこに関わるクリエイターたちの応援者が集う場所でもあります。

また、長期的にCryptoNinja自体が有名になってくると、CryptoNinja自体のファンも増えてくるかなと思ってます。

巨大な仕事場です。

Ninja DAOは他のNFTプロジェクトのサーバーと違い、ここでリアルな仕事のやり取りが発生しています。

世界ランキングにまで到達したCNPも、Ninja DAOのやり取りだけで完成に至っています。マジですごくないですか？ｗ

Ninja DAO内のプロジェクトのやり取りは、原則的にすべて公開されています（希望があればクローズドチャンネルも用意可能）。

イメージ的には、完全にオープンなSlackみたいな感じですかね。

Ninja DAOは、CryptoNinjaを使ったビジネスを生み出すための、巨大かつオープンな職場だと思ってください。

イケハヤの儲けは？？？？

CryptoNinjaは誰もが自由に商用利用ができるIPです。

ライセンスフィーは掛からず、プロジェクトの売上は、プロジェクトの運営チームが持っていってOK、という形式です。

CNPを動かしているRoadさんを筆頭に、ご厚意で利益をDAOに還元してくれる方もいますが、これはあくまで任意です。

となると、創設者であるイケハヤの儲けは？？？

ってなりますよね。

基本的に、ぼくはNinja DAOにおいて、ひとりのメンバーに過ぎません。

ぼくが絶大な権力を持ってたらDAOじゃないですからｗ

収益構造についても、誰かのプロジェクトの利益が、ぼくに自動的に入る……なんてことは、ぜったいにやりません。断言しておきます。

ぼくが利益を得るのは、あくまでプロジェクトメンバーの一員として、にすぎません。

また、DAOメンバーの誰もがそうであるように、ぼく自身がなにかプロジェクトを立ち上げたときは、その利益はぼくが妥当な範囲で得て、メンバーに分配することになります。

というわけで、ぼくもCryptoNinjaから利益を得られると思うので、その点は安心してください。

特にアニメーション企画なんかは、上手くヒットしたらうちの会社の利益もちょっと増えるはず……。

DAOはコミュニティ資源を利用し、ともに育てる場。

DAOの特徴を整理すると、

・パーミッションレス（無許可）で利用できるコミュニティ資源がある
・その資源を利用する人が集まっている
・利用者が増えれば増えるほど、コミュニティ資源が豊かになる

なんて感じになるのかな、と思ってます。

Ninja DAOの場合は、CryptoNinjaというキャラクターブランドがコミュニティ資源にあたります。

そして、CryptoNinjaを利用者する人が増えれば増えるほど、CryptoNinjaは強力になり、その結果、Ninja DAOにはまた新たな人たちが入ってきて、さらにプロジェクトが生まれ……という好循環が発生します。

ポイントは、パーミッションレス（無許可）で利用できるコミュニティ資源があることです。

世の中には、DAOを名乗っているにも関わらず、パーミッションレスで利用できる資源が存在しないDAOも多いんですよね。

切り口を変えると、DAOは「公共」に属するものなんです。

「誰のものでもない、価値のあるなにか」をみんなで育てるときには、DAOは最高の組織形態といえるでしょう。

Ninja DAOへようこそ。

なんにせよ、無料で遊びに来れる場なので、ぜひ入ってきてください。

ただ、膨大なコミュニケーションが発生しているので、ちょっとわかりにくいとは思います。

Ninja DAO初心者向けのAMA（何でも聞いてね回）もやろうと思いますので、そちらもぜひご参加ください！