仕事用のキーボードにHHKBを手に入れたのでレビューする

こんにちは、そーとくです。

僕には就職してからずっと抱えている大きな悩みがありました。

それは、Macbook proのキーボードがとても打ちにくいということです。

私は、就職するまでは家では青軸キーボードで,PCはLet'noteを使っていました。

青軸はとても打ちやすいですし、Let'noteのキーボードは快適とは言わないまでも、他のラップトップのそれと比べると打鍵感はかなりマシな方だと思います。

しかし、就職してから初のMacbook proを支給していただき(コレ自体は洗練されていてとても良いマシンですが)、キーボードの圧倒的ペチペチ感に疲れさえ感じておりました。

3週間目からはとうとう家から青軸を会社に持っていって利用していたのですが、今度は別の問題が。そう、青軸は尋常じゃなくうるさいのです。

しかも、この青軸はとても大きくて重いので、簡単に家とオフィスの間で持ち運べる代物でもありません。しかし、家でキーボードを使いたいシーンはかならずある…

どうしたものかと思っていると、とてもありがたいことに、ゆめみでは、業務で使うキーボードなどの周辺機器は申請すれば経費で支給してくれるそうなので、せっかくならとエンジニアのあこがれのキーボード(個人の感想です)であるHappy Hacking Keyboardを申請しました。

もちろんProfessionalで、持ち運びに便利なBluetooth版、使いやすさのためUS配列、そしてかっこいいからというだけの理由で墨の無刻印を選択しました。(しかし弊社では代表が「デザイン性に欠けるものが周りにあると `気持ち悪い` と 一定思えるレベルに、美意識をあげていかなければならない 」とかなんとか言ってるので、この選択は間違っていないと思います、多分。)

というわけで支給されたものがこちら


かっこよすぎてつい何枚かとってしまいました。

皆さんお気づきになられたかと思いますが、こちらキートップは換装しています、これは趣味なので自腹なのですが、公式のキートップはなかなか根が張っていて、水色のEscと赤のControleがそれぞれ刻印ありとなしの系4つで2000円位します。正直高いですが、美意識のためです、仕方がない()

良い点

・圧倒的にかっこいい

無刻印ということもありますが、この黒がまずとてもかっこいいです、正直キートップ換装してない状態の真っ黒もとっても好みです。が、赤と青のワンポイントを入れるととってもおしゃれ!めちゃくちゃかっこかわいいです。

この土日は割と冗談抜きでこのキーボードをうっとり眺めてました。

もちろんモチベはだだあがり、かっこいいと言うだけで触っていたくなるので、ついついコードを書きたくなります。

・高級キーボードなだけある打鍵感

打鍵感も、当然といえば当然ながら最高です。

軸キーボードとはまた違った感じの心地よさ、軽いのにしっかりとした打鍵感があって、心なしかタイピングの速度も上がった気がします、というか実際、軽く押しただけで反応してくれるので上がってると思います。

・配置が合理的

HHKBのキー配列は普通のキーボードと比べて少々特殊です。

上下左右キーがfnキーと[;'/の各キーの同時押しだったり、Controleキーが左シフトの上にあったり、DeleteキーがReturnキーの真上だったりといった感じです。

最初のうちは違和感を感じるかもしれませんが、実はこの配置は、可能な限りホームポジションから手を動かさなくて住むので非常に合理的な配置なのです。

割と冗談抜きでコードを書く効率が上がったような気がします。

・持ち運びが便利

HHKBは、重さは500g強と若干重いですが、Macbookのキーボードの上にちょうど乗るくらいのサイズ感で、BTなのでコードを持ち歩かなくて良いこともあり、非常に持ち運びに便利だと思います。

普段からPCを持ち歩いてるような人であればそこまで苦労はしないのではないでしょうか。

・音が心地良い

音がとても心地よいです、スコスコスコと言う感じ。

悪い点

・他のキーボードが打てなくなる

冗談抜きで大きな問題です。良い点で話した特殊なキー配列にかかることなのですが、この配列に慣れてしまうと、Macのキーボードを打とうとしたときに誤字や誤操作がめちゃくちゃ増えます、本当です。

普段色々なキーボードを打つ機会がある人にはおすすめできないかもしれません。

・疲労感が完全になくなるわけではない

これに関してですが、自分の慣れの問題もある気がしてはいます。特殊な配列なので、普通のキーボードの癖が抜けないうちは変な叩き方をしてしまってつかれることはあるかもしれません。

・音が静かになるわけではない

静電容量無接点式だからといって音が静かになるわけではありません、むしろMacのキーボードよりはうるさいです、軸キーボードよりは抑えられている方だと思いますが。

・ホームポジションを見失うと迷子になる

自分の場合、基本的に手元を見ないでタイピングするので無刻印でも困ることは少ないのですが、ふとトラックパッドに手を伸ばした後にタイプしたりして、ホームポジションを見失ったままタイピングしようとすると、一瞬わけがわからないキーを乱打していることがあります。

jとfの位置にはしっかりポッチが付いているので落ち着いて元の位置の戻れば問題はないのですが、急いでタイピングしているときとかは問題になるかもしれません。

このキーボードをおすすめしたい人

これは一言で、仕事などで長時間タイピングをすることが多い人です。

生産性がアガることは間違いないですし、タイピングの速度も多少上がります。

あとは見た目に拘る人ですね、ブラインドタッチが出来るなら無刻印を買うことをおすすめしたいです。

他のキーボードには戻れない

総評ですが、自分はもうほかのキーボードを触っても違和感しか抱けないと思います、それほどまでにこのキーボードは癖の強いキーボードです、もし購入しようという方がいたら、HHKBと一生を添い遂げる覚悟を決めてからのほうが良いと思います。合わない人はどうしてもいると思うので、一度家電売場などで試し打ちをしてからの購入をおすすめしたいです。

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