IHIKA@シンガーソングライター

東京で活動しているシンガーソングライターです。

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最近の記事

『空気』

息苦しくてもがいて 溺れそうになっても 曲を作ったら 呼吸ができた 夢とか仕事とか 叶えるとか叶えないとか 目指すとか目指さないとか 諦めるとか諦めないとか そんなのじゃなくて・・・ 音楽は僕にとっての空気 ただそれだけなのです そして音楽があってよかったと 心から思うのです

    • 『ルール』

      ルールに従うことしかできない人間を見て奴隷だと思った。 ルールを破ることしかできない人間を見て馬鹿だと思った。 だけど自分で決めたルールを頑なに守る人を見てカッコいいと思った。 だから僕は僕のルールだけは破らない。

      • 『良い加減』

        ギターの弦は緩すぎると音は鳴らない 適度にテンションがあるから音が鳴る だけど張り過ぎたら切れてしまう 的確な張りだけが 綺麗な音色を生み出してくれる 人間もきっと同じ 少し無理をするくらいが丁度いい 適度なしんどさは、人生を楽しくさせてくれる だけどしんどすぎるのはダメ 人生を終わらせたくなってしまうから 頑張り過ぎたら緩めましょう 怠ける過ぎたら引き締めましょう そして素敵なハーモニーを奏でましょう

        • 『名もなき詩』

          何のために なんて答えはなくて 何故になんて 意味もなくて ただひたすらに時は流れて ただいつのまにか時は終わる 何のために なんて考えてみても 何故になんて 虚しくなるだけで 落ちていくだけの砂時計を 僕らは見ることさえできず 夢見る頃を過ぎても 夢見ることを止められずに 夢現の中で 夢を見る 何故か 何のためか 分からないまま 追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・ 追いかけた先で ふと思うのです あなたにだけは幸せになって

          『名もなき者』

          何物にもなれず ただ時が流れ 何物にもなれず ただそこに漂い 何物にもなれず 呼吸だけを繰り返し 何物でもないままに 何者だろうかと問いかけてみれば 何物でもないのだと ただ現実が僕を殺す だけれども何物かもしれないと 夢見るチャンスは残ってる この命が尽きて果てて 終わる瞬間までは。

          『サクラ』

          意味もなく理由もなく ただ見上げた空は青く 公園の池のほとりでは 水鳥たちが戯れている どれだけの移り変わる景色を見てきただろう 失ってばかりだと思っていた だけど違う 何も 何一つとして あれから僕は手に入れてないのだ 何も失ってなんかいない 何も手に入れていないのだから そしてまた時は流れ またこの場所にも桜が咲くのだろう あの日に見た綺麗な桜 だけどもう僕はきっと 同じ気持ちでは見れないのだろう 花は散り枯れ果てて やがて芽を出しまた

          『100年さえも』

          君も僕もあの人も 間違いなく、やがて死ぬ その差はたった100年も ありはしないのが現実で それでも一喜一憂を してしまうのが人間ですが 少しだけ早いか遅いかで 大したことでもないのです あれから10年、ほんのこの前 それを数回繰り返すだけ 悩みも苦しみも喜びも幸せも 大したことではないのです バトンを誰かに渡すため 今を必死で走っているのです 所詮は僕ら人間なんて 200年も生きられない いやいや200年なんて贅沢で 基本は100年もないでしょう だったら

          『呼吸』

          夢を追いかけてた頃があり 夢を諦めた頃があり 夢ではなくなった頃がある。 それはいつしか言語になって 叶うとか叶わないとかではなくなっていた。 そして今では呼吸になって 意識からさえ離れていった。 だから僕はただ息をしているだけなのです。 歌を作り歌うことなんて。

          『私』

          私は誰なのでしょう? 鏡に映る自分の姿に 時々それが分からなくなるのです。 刻一刻と時は流れ あの頃の私は今の私ではなく 今の私も 未来の私ではないのでしょう。 悲しいことがありました。 嬉しいこともありました。 怒ったことがありました。 苦しいこともありました。 あんなこともこんなことも 過ぎてしまえばゴミ箱の中。 それじゃ寂しすぎるからなのか 誰かがゴミ箱に名前をつけました。 思い出という名前を付けました。 だけど所詮はゴミの山 やがて燃やされ灰になるのでし