成長の秘訣
教育・指導とは本当に難しいものです。
人生は死ぬまで勉強することばかり。
自分が一生学ぶ立場であるのに「人に教える余裕なんて無い」と昔は思っていました。
しかし、年齢を重ねるにつれ、訊ねられることも多くなり、助言や教えを求めらることも増えました。そんな時に無視はできず、自分が教えてもらったこと、経験してきたことを共有する、というかたちで何とかやってきました。
そうやっていく内に、教えることも自分の“学び”になる、という事に気付くようになりました。
そして今に至りつくづく感じるのが、
“誰から学ぶのか”
という事の重要性です。
私は人生の節目節目に、良き師匠・先輩と出会うことができました。本来なら十数年費やさなければ学べないことを、短期間で学ばさせていただきました。
その違いは“本質を知っているかどうか”です。
表面しか学べないと、場所や分野が変わった時に応用が効きません。逆に本質を理解できると、どんな環境でも対応できる応用力が身につきます。
“本質”を教えられる人は世の中にそう多くは無く、更に、その人と出会い学べる確率はかなり低いです。しかし、私は運良く、そういう方々と出会うことができました。
“人”を変えるのは“人”でしかない。
この感覚を身をもって学びました。
だから今後も、「誰と出会い」「誰と過ごすのか」ということにこだわり続けたいと思います。
出会いは確率の問題です。動き続ければ、いつか出会えます。しかし、その出会いを「活かす」も「殺す」も自分次第です。
人生には限りがあります。
何に心血をそそぐのか、早く決断し行動する人ほど、その出会いを活かすことができるのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?