先日Quora(クオーラ)というSNSで、このような質問を見かけ、以下のように回答しました。

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高校に行かなくても良い理由がしっかり説明できるなら、行かなくても良いと思います。
ただ、説明できない(やりたい事が無い)ならば、とりあえず高校に行くことをおすすめします。

未知のものを良いか悪いかと判断することは誰にもできません。
実際に体験して初めて、良かったか悪かったかが判断できます。
他の人の意見は、その人の価値観で言っているものなので参考程度にしましょう(私も含め)。
あなたにとって良いか悪いかは、あなたが実際に経験してみないと分からないことです。

ですので、やってもいない事をきっとこうだろうと今の内から決めない方が良いです。

あなたには色々な可能性があります。
もしかしたら、高校で良い教師に出会って勉強が好きになるかもしれない。
もしかしたら、人生を一生共にしたいと思えるような相手と出会えるかもしれない。
もしかしたら部活からやりたい事が見つかるかもしれない。
何が起こるのか分からないのです。
それが判断できない時は、とりあえず目の前にある選択肢をやってみるのも一つの手です。
それが思いもよらない結果をもたらす事もあります。

その為にはまず、好き嫌いで物事を判断しないことが大切です。
例えば、初めて会った人を第一印象で嫌いと思ってしまうと、その人とは仲良くなりにくいですよね。
でも、その人には未だ自分の知らない魅力があるかもしれません。
その魅力を知ったら、生涯の大親友、パートナーになるかもしれません。

勉強も同じです。
好き嫌いで判断せず、知ることを楽しむことです。
その為に先入観を無くしてください。
なぜ勉強しないといけないのか？と考えていると楽しくなりません。
なぜ彼氏彼女がいるの？と考えてたら一生付き合えないですよね。
それと同じです。
こんな事実があるんだ、そもそも何でそうなるんだろう、だったらこの場合どうなるんだろう、これを使うとあんなことができるのでは、と知ることを楽しんでください。
そのうち、好きなところが見つかるかもしれません。
可能性は無限です。

結論、勉強しなくても良い、高校に行かなくても良い、とは誰にも決められないのです。
逆に、勉強した方が良い、高校に行った方が良い、も誰にも決められないのです。
あなたにとって良いか悪いかは、あなた自身で確かめるしかありません。

あなたの可能性を決めつけないでください。
やってみないと誰にも分からないのです。

人生は一度きり。
思う存分、楽しんでください。
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人生は選択の連続です。

進学、就職、転職、転勤、結婚...

誰もが選択を迫られ悩む時があると思います。
その際に自分の可能性を決めているのも自分です。
そういう事を子供たちに示せる大人が増えると良いなと思いました。