自己否定してしまう人に知ってほしいこと
「俺はダメだ」
「私なんて生まれてこなければよかった」
ついこんな気持ちになってしまうことはありませんか?
僕はしょっちゅう、そんな言葉を口に出してしまいます。
僕は、人に否定されることや批判されるのが
とても苦手です。
そう考えて、おやっと思ったのです。
否定と批判、なんだかよく似ているけれど、
言葉が違うから意味が違うようなー?
そこでこの2つの意味を調べてみました。
否定
そうではないと打ち消すこと。また、非として認めないこと。「うわさを否定する」「暴力を否定する」⇔肯定。
否定というのは、存在を認めないことです。
つまりあなたという存在自体が認められないということです。
どんなに一生懸命に仕上げた書類も、否定されるということは
ろくに読みもしないで、ダメ出しをすること。
相手に対して、愛などまるでありません。
否定する人と一緒にいると、気分はますます落ちていくし、
最悪、死にたくなってしまいます。
自己否定は、死につながっていくのです。
一方で批判です。
批判
1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を批判する」「批判力を養う」
2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の批判を受ける」「政府を批判する」
つまり批判は、相手を評定することです。
例を挙げると、こんな感じです。
この仕事は5点満点で、2点だなあ。でも、こことここを、こんなふうに直してみれば、もっと良くなるよ。頑張りたまえ。
どうですか。こう言われたら、
「確かに、俺の仕事は粗かったなあ。
でも、こうすればもっと良くなるんだなあ。
早速、直して、今日中にもう一度提出しよう」
こんな感じで、やる気になりますよね。
否定が存在そのものにダメ出しするのに対して、批判は、あくまでも仕事なら仕事に限定して、さらにそれをよくしていこうと知恵を出し合うことです。
批判には「愛」があるのです。良い批判を聞くことで、人間として、仕事人として成長していけるのです。
否定が、結局は人格否定に向かうのとは対照的に
批判は、あくまでも局所的で、人格的には尊敬しあっています。
こんなことを調べて、感じたのは
私は否定をやめて、批判をしようと思いました。
自分に対しても、全部をダメ出しするのではなく
良いところも認め、悪いところは、こうすればもっと良くなるよと
勇気付けていく。
あっ、これは周りの人に対しても同じですね。
人の態度が気に入らなければ、絶対に、相手の存在までは否定せずに
相手の良いところを認め、本当はこうしたらもっといいのになあ、と
愛を持って接すればいいのです。(または愛を持って黙っているのです)
まとめ
否定と批判。
よく似ているけれど、全く違いんですね。
言葉は言霊と言われ、命が宿っています。
言葉の扉を開いて、学んでみると、あっと驚くようなこと、
目からポロリとウロコが落ちることが多々起こります。
また、いい情報があれば
お届けしたいと思います。
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