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WordPressサイトの引っ越しにプラグインを使わない理由

はじめに

元システムエンジニアのitコンサルタントです。システム管理をしているとウェブサイトのコピーなんてありふれた作業です。稼働中のシステムを変更するとサービスが止まっちゃう可能性があるので、コピーを作ってそっちで検証します。文書ファイルを編集する時だっていきなり原本が編集しないじゃないですか。原本は残してコピーしたほうを修正しますよね。コピーが増えて散らかってくると後で整理して消したりします。Webサイトでも同じです。

WordPressサイトの引っ越しプラグイン

WordPressには引っ越しに便利なプラグインがあります。

  • All-in-One WP Migration

  • Duplicator

  • Migrate Guru

  • WP Migrate DB

  • UpdraftPlus

  • BackupBuddy

  • Super Backup & Clone

  • VaultPress

どのプラグインは無料か数千円の費用で使えます。もっとも使われているのは、All-in-One WP Migrationでしょう。使い方を詳しく解説してくれてるホームページもあります。しかし、私は使いません。決してプラグインを信じていないとか、手動でやるのが好きなわけでもないのですが。

私がプラグインを使わない理由

すごく簡単な話です。プラグインで引っ越しができなかったときしか私に依頼が来ないからです。

引越しをプラグインのに頼ることの危うさ

引越しプラグインは既存のプラグインと機能衝突が起こすことがあります。何種類もセキュリティ系プラグインをインストールしていると衝突します。Webサイトのデータが大きい時も引越し中にエラーになります。WordPress本体のバージョンが古すぎると引越しプラグインのインストールすらできない。全て引っ越し作業が始まってから表面化するので想定外の状況です。しかし、ウェブサイトの引っ越しはファイルをコピーするだけだと思っているオーナーさんにしたら、一体いつまで引っ越しやってるんだろうと思うでしょう。厳しい状況になります。

プラグインを使わない事で得たもの

プラグインなしでシステムコマンドをひたすら叩き続けるという変態的な作業を続けてきたおかげでサーバー内のウェブサイト構成を自由自在に変更できるようになリました。






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