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"あなたの思いを次世代へ、つなぐこと、そして伝えること"公益財団法人つなぐいのち基金

今回はOSUSOパートナーの「公益財団法人つなぐいのち基金」様をご紹介いたします。

■公益財団法人つなぐいのち基金とは

いのちのバトンを次の世代につなぐ

社会保障制度の充実した先進国である「日本」でも、保護者の育児放棄や虐待、児童の心身の障害などの理由によって100万人を超す児童が、健全な成長と将来的自立が望めないと言われています。

今回紹介する「つなぐいのち基金」様は、大人と子供の資源循環を促進し、集まった寄付を財源に「社会的ハンデを抱える子どもの福祉の増進」、「心身の健全な育成」、「自立支援」を目的とする社会貢献団体に助成することで、寄付者の想いを次世代につなぐための活動を続けています。

団体概要

活動カテゴリー:自然環境の保護、子供の貧困・教育、社会福祉
設立年度:2012年
活動コンセプト:あなたの思いを次世代へ、つなぐこと、そして伝えること
SDGs項目
1.貧困をなくそう 4.質の高い教育をみんなに
8.働きがいも経済成長も 13.気候変動に具体的な対策を
公式ホームページhttps://tsunagu-inochi.org/

ストーリー

2012年:「つなぐいのち基金」の設立
代表理事・鵜居由記衣氏の夫が突然亡くなったことにより、初めて目の当たりにしたシングルマザーの育児、そして日本の子供たちが直面した想像をはるかに超える厳しい環境に衝撃を受ける。今できることをやるために、国内の児童活動を支援する法人を設立。

2013年:公益財団法人へ
世代間における循環型社会の構築を目指す法人として内閣府の公益財団の認定を取得し、法人の体制を整える。

2021年:新体制の構築
事務局長の急死、世界的な混乱による国内の経済環境悪化による支援活動の需要急拡大により、新メンバーを加えて体制を改める。限られた財を分け与える寄付ではなく、共に創り上げることにできる支援活動を目指す。

2022年:公益財団法人10周年
公益財団法人になって10年が経つ節目。企業の経済活動と連動した新たなファンドレイジング活動と、支援活動の拡大を目指して新たな事業計画を発表予定。

■活動内容

子供の貧困への啓発活動

国内の課題を含んだ社会貢献活動への関心を高めてもらうべく、児童の貧困や虐待の問題などの課題を伝えています。

社会貢献団体の財政支援

個人や法人から集めた税控除型寄付を中小の社会貢献団体に采配し、運営を支援することで、社会における寄付総額を増やし、社会貢献団体の効率の良い運営をサポートしています。

企業のCSR活動の運営支援

社会貢献活動(SDGs、CSRを含む)が企業の義務になりつつある状況を踏まえ、企業の専門領域と社会貢献団体の支援領域をつなぎ合わせることで、企業の社会貢献活動を支援し、民間による社会福祉事業をサポートしています。

■企業の営利活動が弱者支援に直接つながる社会の輪

子供が直面している深刻な課題を社会全体が知り、広い視点で考えることのできる人材育成が大切であると考えています。社会的弱者の支援を「可哀そうな人」と捉えるのではなく、同じ社会の構成員として考え、自立できる社会の仕組みを創っていくことが重要です。

大人と子供、寄付者と寄付先をつなぎ、次世代へいのちへバトンを「つなぐ」ことができるよう活動して参ります。


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