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写真的に見たオカメインコと猫の違い

オカメインコの撮影は、思ったより難しい。
まず、小さい。そして、これはぴいよが若いということもあるだろうけれど、とにかくよく動く。よほど眠いときでもないと、じっとしていることがほとんどない。

最初は朔(猫)と同じ設定「感度Auto、絞り優先AE、F5.6 +0.3 AFターゲット中央固定(必要に応じてターゲットを動かす)」で撮っていた。

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この場合、画質を考慮してか、カメラがなるべく「感度を低く」持って行こうとする傾向があって、室内でも感度2000くらいでシャッター速度1/60とかになってしまう。朔は猫だし、晩年は動きも遅かったので、これで充分だった。だが、ぴいよは違う。動体ブレが多くなった。
「感度Auto、シャッター速度優先AE、+0.3」という設定も試してみたけれど、やはりこの場合も感度をなるべく下げようとする傾向はあるようで、思ったほどシャッター速度が上がらなかった。
やっぱりNikon Z6(実用感度上限51200)とかでないと厳しいのかな、でも35mmフルサイズだと被写界浅いしなあ……だいたいそんなお金(レンズキットで30万弱)どこから出すねん、とか考えたりもしたが、そういえばOM-D E-M1 MkIIで「実用感度上限6400」をあまり使っていなかったことを思い出した。
そこで今度は「感度6400固定、絞り優先AE、F5.6 +0.3 AFターゲット中央+C-AF追従」にしてみた。被写体が小さいので追従は厳しいが、ある程度までは追従してくれる。感度6400といっても、E5の頃から比べたらノイズが全然違う。綺麗になった。シャッターは1/160~1/320くらいで切れるようになった。これでも被写体が小さいのでAFは厳しいけれど、動体ブレは減った。

露出補正の+0.3というのは、朔の場合は、体は白いが顔と頭に模様があり、顔を基準にするとだいたいそのくらいオーバーにした方が綺麗に撮れた。
全身真っ白のぴいよは+0.7くらいオーバーにした方がいいようにも思えたが、1/3段くらいのアンダーはRaw現像で何とでもなるし、ぴいよは体が小さいので背景に白い物があると+0.7では白飛びを起こしてしまうので、やっぱり+0.3くらいが良さそう。

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なお、生き物を撮っているとは言っても、野鳥とか野生動物とか撮っている訳ではない(てゆーか撮れない)ので、誰の参考にもなりそうにないnoteになってしまいましたが、ご容赦ください。

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