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2022年3月改正版 国内主要列車の表定速度ランキングを更新しました

2022年3月12日にJR各社がダイヤ改正を行います。
相互乗り入れ先の私鉄も結構変わるようです。

昨年は作業が進まず、9月頃になってようやく完成したところでしたが、今年はダイヤ改正前に間に合いました。

毎年思うのは「このランキングに意味はあるのだろうか?」ということです。私は、少し面白いです。上位の入れ替わりは滅多にないですが、表定速度60km/h台あたりは短距離の列車が多いこともあって、ほんの数分でランキングを大きく変動させたりしています。「おお、この列車がここに来たか!」とか。しかし、だから何なのか。誰が得するのか?
もしこのランキングを見て、単純に「面白いな」と思っていただければうれしいです。

「そうはいいつつもAdsenceで広告入れて小銭稼いどるやろ」すみませんその通りです。ですけれど、このランキング、無料では作れないのです。「紙の時刻表」を入手しないと作業が進まない。サーバも借りていますし、それなりに費用はかかるのです。

紙の時刻表にも載っていない私鉄通勤路線はネットで調べることが多いですが、その他の特急列車や快速列車などは、一覧できる紙の時刻表の方が使い慣れておりまして。まあ私もいい歳こいてますから「旧態から脱却できないだけだろう」と言われたらそれまでかもしれません。旧態といえば、昨年は大きなミスがありまして、普段JTBの時刻表を遣っていたのですが、誤ってJRの時刻表を買ってしまいました。これが予想外に辛かった。
まず、JRの時刻表だけあって、私鉄有料特急の情報が載っていない。商売敵の情報を載せる筋合いはないといえば、まあ、その通りかとも思います。
その他、ページの割り振りが微妙に違うので、40年以上使ってきたJTB時刻表の「あの線は、だいたいこの辺のページにある」という経験則が、微妙に通用しなかった。デジタル的表現をするなら、私の検索能力の低下に繋がっていた訳です。

あと、今年から、広告の入れ方を少し変えてみました。
Adseneの入れ方が今ひとつ分かっていなくて、色々試してみました。
広告だらけだと、見る人も、しんどいですよね。

ランキングに出ないところでは、あちこち、列車が削減されているなあと感じました。それはある程度報道されていることですけれど、時刻表を見てみると、地方は厳しいのだろうなあと思わざるを得ません。

一方、首都圏では従来不可能だった「中央快速線、通勤時間帯の上り特急の東京駅乗り入れ」や、常磐線特急の品川乗り入れの増加など、地味に改善されている部分も感じられました。
「通勤電車減らして特急料金取りたいだけだろう」とは単純に言えないように思います。
今、首都圏って、リモートワークが意外に浸透していて、リモートワークと言っても、色々あります。週に1日リモートワーク、という例もありますが、週に1回出勤、週に2~3日出勤、という会社が本当に現れました。週に1回とか2~3日とかだと、もう定期券の支給を止めてしまって、普通乗車券×往復×出勤日数、で、出張交通費みたいな感じで精算している会社もあります。あと、リモートワークといっても「半日リモート」というのもあるそうで、午前中は自宅でオンライン研修、午後から出社でうちあわせ、というケースだと、朝のラッシュに電車に乗る必要がないのです。
首都圏JR.の近距離の特急というと、藤沢から新宿が760円(ただしスマホで買うチケットレスサービスだと660円)です。毎日払えと言われたらちょっと考えますけれど、週に1回760円だったら牛丼2回分くらい。昼食、週2日を家で食べるようになったら、牛丼代が週に760円浮くなら、たまには特急に乗って快適な通勤、というのも、悪くない話かなあと思った次第です。

サポートをいただければとても嬉しく思います。 写真を撮ったり、書き物をしたり、そういう活動に活かします。