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身体を中心に考えてみる

先週は初夏のような気候だったのに、この3連休はとにかく寒い。1月、2月と私にしては珍しく多くの人に会った。アメリカで博士号取得に奮闘する友達夫妻だったり、沖縄で暮らす友達、福井で3人の子育てしながら東京に舞台を見に来た友達だったり。その合間を縫って二宮の吾妻山にスリランカ時代の友達とハイキングに行ったり。でも仕事は行き詰まり気味で、なかなかモチベーションが上がらず、ただただ忙しい。

そんな中で去年暮れから通い出した整体師の方に、1月末に身体を見てもらったときに、背骨に遊びがなさすぎると言われた。もっと隙間があるべきなのに、隙間がないのだと。なんだか、今の自分の生き方を指摘されたようで少しぎくりとした。

去年暮れは、色々あった。組織で初めて人の解雇に関わることになり、食べられない、眠れないという日々を2週間過ごした。もう2度と経験したくないことだった。同じ時期に、役員が業務生産性を高めるにはどうしたら良いかという話をするためにアメリカから来日し、自分が目指したい方向と実は今いる組織が同じではないことを痛感したりした。その合間に、友達と「君の根は」という不耕起農業に関する映画の上映会を開催した。映画の中で描かれているように、上映会を通じて今までの人生で出会った友達通しが繋がってくれたことが何よりも嬉しかった。

頭だけで考えると、お金を稼がないといけないし、仕事を続けるべきなんだろう。でも、体の中心にある背骨がぎすぎすしていることは、きっと無理があるのだと言うことに改めて気が付かされた気がする。さて、どこに進もうかと考えるためにも、来月から私の周りにいる賢明な友人から話を聞きたい。アメリカでは、これをネットワーキングと呼び、アメリカ留学で取得した最も重要なスキルだけれど、びっくりするほど意外と人は会ってくれるものなのだ。グローバルなバックグラウンドを持つ日本人や、アメリカ人は特に。週末も、鎌倉にもお店を持つ環境問題に熱心に取り組むスポーツウェアブランドの社長に連絡をしたら、会ってくれることになった(!)。頭ではなく、身体を中心に自分の人生を進めていきたいなぁと、思っている。そんな独り言。


雨の日のお菓子作り。ちょっとクリエイティブな時間。

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