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ラジオで孤独を癒やしている

オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム
会場のチケットは取れなかったので、ライブビューイングで鑑賞した。ひとりで行きました。

オードリーのオールナイトニッポンを初めて聴いたのは2018年1月。
若林さんの「ピーク」、女優さんとの交際が発覚した直後の放送だった。
そんなにオードリーに興味があったわけでもなく、ラジオを聴く習慣があったわけでもない。ただの野次馬。
でも、それがきっかけで毎週聴くようになった。
リアルタイムで聴いたことは殆どない。
私は毎週日曜日必ず朝から出勤なので、オードリーのオールナイトニッポンか通勤のお供になった。
成果を求められるから憂鬱な週末の朝、ふたりのトークを聴いている時は気持ちが軽くなる。

余談だけど2年前に結婚式を挙げたとき、エンドロールムービー(よくある挙式や披露宴当日のダイジェスト映像)のBGMにフラテリスのA Heady Taleを流した。我ながらトゥースな選曲。

東京ドームライブが発表されたとき、まさか自分がチケット取れないとは思わなかった。

何度か落選して、気持ちの整理ができず放送を聴けない週もあった。
現地へ行けないくらいのことで放送を聴かなくなる奴は真のリトルトゥースじゃないという意見を目にして余計落ち込んだ。
「私が行けなくても、ドームが満員になるなら良いことだね」とは思えなかった。どうしてもあの空間に立ち会いたかったし、ふたりがステージから観る景色の一部になりたかった。

現地へ行けないことが確定してしばらく経ち、
映画館ライブビューイングのチケットを購入して、グッズも買って当日を迎えた。
武道館ライブの時はまだそんなに番組への熱が上がっておらずリストバンドを買い逃したので、今回手に入れられて嬉しい。

2/18は午後休を取った。相変わらず日曜は仕事。
ラジオにもオードリーにも全く関心のない夫がしみじみと「楽しんでおいでね」と送り出してくれた。
実家の母や妹も「楽しんで!」と連絡をくれた。
家族に、このライブに参加することが私の一大事だと知られていてちょっと恥ずかしい。

私が行った映画館は満席。隣の席の人達は番組本を見ながら熱心に語り合っていた。
私はラジオ好きの友達が出来たことはない。こんなにたくさんのリトルトゥースを生で見たことがなかったので、不思議な気分だった。

「おともだち」と共にオープニングムービーが始まったら
今までずっとひとりで育ててきた思いがあふれて、涙が止まらなかった。
東京ドームライブだからもちろん特別感はあったけど、想像以上に普段のラジオの形を保っていた。
聴き慣れたジングルを耳にするたび涙が出た。
オープニングもトークゾーンもしんやめも、世界的なゲスト登場もプロレスもDJも星野源も漫才も最高だった。
なぜか、一番笑ったのはカスミンが広瀬香美になったところのような気がする。

あまりにも心打たれて、その気持ちを昇華するためにSNSでほかの人の感想も見たりするのだけど、
「どうしても現地で観たかった。なんで神様は私に現地チケットを与えてくれなかったのだろう」と考えてしまい
愛憎入り混じったどうしようもない気持ちが未だに燻っている。

でも、配信じゃなくて映画館へ観に行って本当によかった。思っていた以上にライブ感あった。
オードリーのふたりがライブビューイング限定のリストバンドを着けてくれていたこと、
提供クレジット読みの最後「全国200館の映画館と配信でお送りします」と言ってくれたこと、嬉しかったなあ。
あと、フルポン村上さんの感想がすごく良かった。

若林さんの言う通り、お守りみたいなライブになった。何度でも思い出したくなって、帰りの電車でスノードームを注文した。

今週の放送が一段と楽しみだな〜。


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