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29歳 会社辞めたい気持ちを振り返る

新卒で入社した会社を辞め、転職することになった。
今回以外にも会社辞めたいと思うタイミングがあったので振り返る。

私のこと

2016卒、社会人8年目
大学卒業後、毎月定量目標がある典型的なBtoCの営業会社に入社
店舗に配属されたのち、本社の営業推進部門へ移動し、現在に至る。
会社の同期と結婚して2人暮らし。

会社辞めたい気持ちの変遷

1回目:社会人1年目の3月

初めに配属された店舗の上司がめちゃくちゃ厳しかった。
営業としては目覚ましい成績を挙げていたけど
気分にムラがあって、機嫌が悪いと「ぶっ殺すぞ」とか言う人だった。
同じ職場の一歳上の先輩が転職を決めたことに触発されてエージェントとの面談予約。
残業多くて疲れており、平日休みで友達には会えず、この時は彼氏とも遠距離で孤独感から気持ちが落ちていたこともあり、担当者の前で泣き崩れた・・・。
そしてエージェントからは「今は辛いかもしれないが大手企業正社員のそのポジションは手放さないほうがいい」と転職を止められて絶望。
いや、私は転職したいんです!求人紹介してください!と言うエネルギーはなく、何となく日常に戻っていった。

2回目:社会人2年目の7月

やっぱり上司は怖いしノルマは辛いので、別の会社のエージェントに相談。
前回の反省を生かし、冷静に話をすることができた。
第二新卒を募集している企業の求人をいくつか紹介してもらい終了。
でも、この頃から少しずつ仕事でできることが増えてきて楽しさを見出し、活動開始には至らず。

3回目:社会人5年目の9〜12月

現場から本社に移動して2年目。
新しく立ち上がった部署で営業推進機能を担えると思っていたのだけど、結局定量目標のある営業部署に変貌してしまい再度転職を検討。前回相談したときの印象が良かったこともあり前回と同じ会社のエージェントに連絡。
エージェントに「悩んでいるんだったらとりあえず活動してみませんか?」と促され、遂に転職活動を始める。
現職と同業界で定量目標のない職種を紹介してもらい、スッと内定が出た。
年収が100万ぐらい下がるのと勤務地が不便なところなので悩んでいたら、現職で異動できる可能性が出てきて辞退。
(冴えない私に異動の話を持ってきてくれたこの時の上司に、本当に感謝)

4回目:社会人8年目の11〜12月

これが今回の転職活動。
本社の別の営業促進部署に異動し、初めて心から前向きに仕事に取り組むことができた気がする。
上司と仕事のやり方が合わず(私は正しい方法を順序立てて進めたいタイプ、上司はコミュニケーション能力と勢いで切り抜けるタイプ)、やってらんねー!となって転職サイトに登録。
エージェントと面談したり自分を省みたりして、
一生この部署で働くわけじゃないことを鑑みても環境を変えたいと思った。
3年前の職務経歴書を手直ししてすぐに選考スタートして、1ヶ月で内定。
意外とあっさり転職活動を終えた。

転職活動して思ったこと

①自分の中にない気持ちは語れない

営業職の面接では、何度も「定量的な成果を上げるためにあなたは何を意識していますか?」と聞かれたけど、現職で沢山契約することに喜びを感じられなかった私は上手く答えられずに不採用になった。
選考は、自分の本心が何か考える材料にもなった。

②エージェントとの会話で自分の仕事の質も顧みた

担当してくれたエージェントは普通にいい人だったと思うし転職活動に問題はなかったけれど
私の問いかけを聞いて咀嚼して私に向けた言葉で返答する、というよりは
私の質問を聞いて、彼女(エージェント)の脳内にある「求職者からのよくある質問」の引き出しから近いものを選んで当てはめて返答する、という感じだった。
自分も仕事中にそうなってしまうことがあったかも、と反省した。

この転職が成功だったと思えるように頑張ろう。

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