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どうしてあんなに絵の具使いがうまいんだろう

あんなに持ちにくいと思ってた画板
ねむくなるくらいの日向で帽子かぶって写生
がようしいっぱいにあふれそうになりながら
かっこいいなあっていつも思ってた
くろっきー帳でもなんでも
さささっと描いたみたいに色をのせて
くもが本当に浮かんだような空にはいつも心躍らせて
ひとりでもくもくと描いていたのだろうと、いつも思ってて

はやく姉みたいに、うまく色をのせられるようになりたいなあ
いまみても関心する
つまらない絵になってしまう、絵の具をのせたら
もっといろんな日常の音が感じられるような作品を描きたいって
すんごく思っていた
てんさいということばをよく耳にしていた小学生時代
きちんとしていた服装にも憧れていた
だめだったわたし、というわけじゃなくて
つねに対象には、いい意味でされない
たいぷが全く違う三姉妹の真ん中がわたしです