観覧車

心に光が

石川葉さんから届いたハガキがとってもワクワクする写真で、嬉しかったので絵を描いてみた。これとは異なる素敵な写真だったけど。予想していないタイミングの便りは一番すき。

文字でつながってるというより、実際にお会いしてより身近にご夫婦を感じて祈りやすくなったので、この出会いを感謝。

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わたしは、作品を残したいと思ったことはあまりなく、下書きなしの一枚一枚手書きという絵をたくさん描いてきた。その絵は、旅立っていくというより、受け取ったくれた方が少しでも笑ってくれたらいいな、と思って楽しんで描いてきた。

あるイラストの仕事をさせて頂いたときに、初めてグッズが世に出回り不思議な感覚があった。信じられないような。そのあとその件で色々なことがあり、乗り越えたけれど、みんながにっこりしてくれていて、その商品を今も大切に使ってくれていることが本当に恵みだなと。ほんの15年前の話。
作ってくれた会社は倒産してしまったけど、商品はそれぞれのおうちで大切に使ってくれている。もちろん、わたしも使っています。

その数年後に、また別の方から、演奏会プログラムの挿絵の仕事をいただいて、嬉しかった。大きなホールで名前を呼ばれて紹介されるのは、やっぱり慣れなくて照れてしまう。絵を学ばれたの?いえいえ、音楽を学びました。

例えば、友人の結婚式で絵を描いたときのように、名前を呼ばれ紹介されることや、カフェスタイルのライヴ会場の絵を担当したりするときとは違う。

もぞもぞする感じ。

趣味のアンサンブルで、オリジナルグッズを作ったときに、応援してくださっている方から欲しい!と言われて、可愛いでしょー!ってメンバーが言っていたのを聞いただけで、なんとなくまるだった。初代にキャラクターを含めたら4種類の子がいる。ポロシャツ、Tシャツ、2種類のバッグなど、色々作った。

今は、缶バッチで満足している。

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何でもない気持ちの日常に、ちょっと光がさし、笑顔になる、そんなことが少しずつ積み重なっていくといいな。