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マインドマップにAI機能が搭載されたGitmindを触ってみた

マインドマップにAI機能が搭載されたらどんな感じなんだろう?ということではじめてGitmindという製品を触ってみました。

ブレストのおともに

個人的にブレストをするときにマインドマップに求めるのは、質問力だと思います。回答者が気づかなかった観点が出るような質問です。

AI機能を使うことで行き詰ったときに質問を投げてくれます。この質問の精度がなかなか良かったです。
それでは、実際の画面を見ていきます。

テーマから質問を作成

今回は経理業務において、「決済種別ごとの業務整理」をテーマに決めました。
ここで、AIに「最小8つのノード」で質問を作ってもらいます。
スピードとしてはかなり速く、すぐに出力されました。

順番もいいですね。上から回答していくことで業務整理と業務改善ができそうです。

回答のたたき台作成

回答もAIにお願いすれば作成してくれます。
回答のたたき台を作成してもらって、そこから自分の意見をいれていくのが良さそうでした。

また、質問に対して回答を作成しないと意図しない回答になったり、何に対してマインドマップを広げているのかわからなくなったりするので、注意が必要です。
以下は、決済種別の洗い出し→決済種別ごとに業務の整理をしていこうと思った場合の回答例です。

クレジットカード決済は、いきなり「企業側も顧客獲得につながる」や「バイオメトリクス技術を導入する」などとんちんかんな回答になっています。
一方で、電子マネー決済は、一度質問を挟んでいるため、後で見てもわかりやすい回答が出ています。

そのため、質問→回答の順で進めていくとよりうまく使いこなせそうです。

サイドバーにあるAIで補足情報を検索

Bing AIなど、サイドバーを活用しながらAIに問い合わせることが出てきていますが、Gitmindも同様の機能があります。

たとえば、以下のように、freee会計と連携している電子マネー決済を調べたり、ガイドラインを作成してもらうことも可能です。しっかり前の文脈を考慮して回答してくれているのもありがたいですね。

回答はコピーボタンがついているのも優しさを感じました。

セキュリティは不明

入力したデータを学習として利用するかどうかの記載が見つからなかったので、情報がでるまでは機密情報や個人情報の登録は控えておいた方が良いかもしれません。

追加料金なしで使えるのが最高

ということで、Gitmindを触ってみました。
無料プランでもAI機能を利用することができます。ただ、マップを3つまでしか作成できないなど制限がありますので、がっつり使うなら有料プランを検討する必要があります。ただ、他のツールと違いAI機能を利用するために別料金が必要なわけではないのが良かったです。(今後どうなるかは不明です)

有料プランでも個人で年間5,000円なのは安いですね。

色々なツールにAI機能が搭載されていますが、どのツールが自分に合うのか含め引き続き模索していきたいと思います。
それではまた来週!



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