タリバンの幹部がロイター通信の取材に対し、「アフガンの女性が男性と共に働くことは許されるべきではないと語った」と報じられました。

この幹部は次のように言っています。

同（ハシミ）氏は、タリバンがシャリア（イスラム法）を完全に順守するとした上で「シャリアは男女が一つ屋根の下で集まることは許していない」とし、「男女が一緒に働けないことは明白だ」と語った。

そうですね、イスラム法を順守すれば、男女が一つ屋根の下で集まるのは禁じられるため、男女が一緒に働けないのは明白ですね。

…いや、すみません、冗談です。このタリバン幹部やイスラム教徒にとっては、彼が言っていることは当たり前であり明白なのですが、日本人のほとんどにとって、これは当たり前でもなければ明白でもないはずです。

では私が、これを説明いたしましょう。

イスラム法というのは、イスラム教徒にとっては神の法です。その第一の法源は『コーラン』です。

コーランは神の言葉ですから、コーランに書かれていることはすべて正しい、というのがイスラム教徒の信仰の要点のひとつです。

そこには次のようにあります。