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日本保守党東京15区支部長、挨拶全文公開

本日から日本保守党の東京15区の支部長になりました。

会見会場に向かうのに東京駅の前で待ち合わせをしたのですが、迎えの車が

約束時間を過ぎてもなかなかこず、あれ?時間間違ったかな?と思った頃につきました。

全身青いスーツを着ているので、気づいた人は多少ギョッとした可能性があります。

寒い雨が降っていました。

日本保守党の街宣車のお祓いとお披露目の日にも冷たい雨が降っていたので、私は雨女かもしれません。

車に乗って会見のホテルの裏口から入り、誰にもバレないように控え室に入りました。百田先生もすぐにいらっしゃり、眉毛が薄い!といって、やおら黒いマジックペンを取り出し、鏡に向かって黒マジックで眉を書き始め、ビビりました。

有本さんがそれを、あ、はみ出てますからちょっと待ってください、と拭き取ったりしておりました。

肝心の会談ですが、有本さんの司会で進み、百田先生の挨拶の後、私が後ろから入りました。

私の挨拶の全文が以下です。

飯山陽です。みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
つい最近まで、自分が衆議院議員に立候補する日が来ようとは夢にも思っていませんでした。

にもかかわらず今回立候補を決めたのは、日本がどんどん貧しく弱くなっているからです。ここにいるみなさんを含め、日本人の多くが、それを実感されていると思います。

一所懸命働いても給料が増えないのに税金と社会保険料はどんどん上がる、物価も、電気代も、ガソリン代も全てが値上がりしています。マンションも教育費もとてつもなく高い。これでは将来に希望が持てないのは当然です。だから結婚する人も減り、子供を持つ人も減り、少子化が進んでいる。これが生活者としての私の実感です。

私には13歳の娘がいます。そのうちの8年間、私は外国で子育てをしてきました。人生の大半を外国で暮らしてきた娘は、自分が日本人であることを誇りに思っています。

しかしながらこの大切に育ててきた娘が成人して社会に出る時、日本はもう全く希望のない国になってしまっているかもしれない、あるいは日本は滅茶苦茶になって、もう日本でなくなっているかもしれないという危機感を持っております。これは単なる杞憂ではなく現実的な危機です。

これは国民のせいではありません。

「日本を貧しく弱く」する政治を政治家がやってきたせいです。与党も野党も政治家がカネのことばかり考えて、国民の生活や日本の未来のことなど全く考えない、その結果が今の貧しく弱い日本です。今日本の国民の多くは自民党や岸田政権のパーティー裏金問題に怒っていますが、政治とカネの問題は野党にもあります。

今、日本に必要なのはクリーンで、なおかつ「日本を豊かに、強く」する政治です。これは日本保守党の掲げている理念です。しかしこれを単なる理念に留めていては日本の未来を変えることはできません。

「日本を豊かに、強く」する政治を実現させるためには、誰かが先陣を切って戦わなければなりません。その誰かが私だというならば、やるしかないと腹をくくったと、そういう次第でございます。

私はこれまで家事と子育てをしながら、仕事を続けてきました。アラビア語の通訳をしたり、中東問題やイスラム教の研究者として大学で教えたり執筆活動をしたりしてまいりましたが、それもこれも、大学院時代に国費留学させていただいた経験があるからです。

だからこそ私は、自分の知識や経験を国のために役立てたい、若い頃の私に勉強してきなさいと言って外国に送り出してくれたこの日本という国に恩返ししたい、そういう気持ちでこれまでも仕事をして参りました。今回の立候補も国への恩返し、ご奉公だと思っています。

政治は未経験ですし力不足は重々承知しておりますが、私を育ててくれた日本のため、そして日本を愛するすべてのみなさんのために、とにかくやるしかないと。今はそういう思いでございます。

記者は10数人いました。

朝日と読売は記者がいましたが、産経はいませんでした。共同と時事、NHKもいました。フジテレビのマイクがあったので、フジテレビもいたようです。

産経と、

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