リアルな夢を見た

 いつもは気絶するように眠っているので、夢などほとんど覚えていないのだが夢を見た。
 デンツーの元同僚でケイオー文学部の後輩でもあるオトコと、その再婚者である女性の経営する会社に雇われる夢だった。

 ふたりがやっている会社や事務所は何か所もある。そこを色々と案内されるのだが、まず場所が覚えられない。業務もうまく理解できない。
 要するに「ヤル気」が無いのだ。イーズカにもエネルギーに欠けて不貞寝している時期があり、その反映であると思う。

 ただ一点だけ執着していることがある。ある三流大学のジジイ教授をつけ回している。これは実在した人物で、コンプレックスの塊で自慢話しかしないクズである。
 イーズカはこのジジイのせいで大学を追われる。これも事実であった。

 やろうとしている事は、このジジイを捕まえて制裁を加えることだ。常に短い鉄パイプを持っている。
 拉致して縛り上げて、10本の指を1本ずつ順番に叩きつぶす。途中で失禁し、気絶させて糞尿の中に放置する。指は複雑骨折するので二度と再生しない。死ぬまでケツも拭けなくなる。

 これを現実にやると捕まるので背後から襲って目隠しするか、そのまま殺してしまうしかない。ただ殺してしまうと、死ぬまで糞尿にまみれて屈辱の最期を迎えさせることができない。
 こんな事を画策しているので、他の事にはまったく興味が無い、という恐ろし気な夢だった。
 なんか「恐怖ホラー映画」の原作にでもなりそうな夢だった。そう言えば小説書きが全然進んでいない。

 公取委への証拠提出がなかなか時間が掛かる。すでにプリントアウトしてあるのだが、メール記録をすべてチェックしている。並行して公取委に質問しなくてはならない。公取委の言う「外注の実態」と「E-ラーニング教材の作成および、パワポによるテキスト制作」が誤解されている可能性がある。
 どんな業種にも一般人には分からない点がある。セミナー講師としての勤務が外注業務に当たらないのは分かるが、教室での授業が出来ないのでE-ラーニング教材を作ることは単なる講師業務の延長ではない。

 また「電磁的ソフト財の制作」に該当するかは、デザイン力などの高度な特殊技術が使われているかに拠るらしい。公取委の担当者は「パワポを使うにも結構な技術力が要りますから」と言っているが、良く分からない。
 「単なる文字起こしや、内容整理では知財とは言えない」と言っているが、イーズカから見るとパワポなどサルでも使える。

 まあ実際に制作したパワポ原稿を送付するように言われているので、現物を見れば一目で分かるが、かなり大きな「認識ギャップ」があるような気がする。

 そんな、このところのストレスがオドロオドロシイ夢に繋がったように思える。
 イーズカにも妄想というモノはあるが、それを徹底的に残酷にやることで排泄行為になる。それが精神の安定を保ってくれる。
 腹が立って存分に罵っていると、翌日には既にスッキリしていたりする。

 自身の「邪悪」で「残虐」な部分を自覚させるための夢だった、と思うことにしよう。


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