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イジリー岡田の【ソフビひとり語り】秘密戦隊ゴレンジャー キレンジャー!

『秘密戦隊ゴレンジャー』の
ソフビをご紹介しておりますが、

今回はゴレンジャーのムードメーカー、

大岩大太(おおいわ だいた)が転換する

黄色の戦士『キレンジャー』をご紹介します。

年齢は、23歳。(そんなに若かったのか…)

48年前(1975年4月5日から1977年3月26日)の作品だが、今でもキレンジャーがカレー好きという事がゴレンジャー世代で無い方達にも定着しています。

ゴレンジャーの脚本家・上原正三さんは、
子供達が自分の好きな食べ物を、
テレビの中の特撮ヒーローが食べていると
親しみがわくという考えでキレンジャーに
カレーを食べさせるようにしたそうです。


実は、キレンジャーはもう1人いるのです。

その名は、熊野 大五郎(くまの だいごろう)

第55話から第67話に登場。

2代目キレンジャーは
カレーが大好物の初代キレンジャーとは異なり、
あんみつなどの甘いものを好む大の甘党でした。

第55話から登場した理由は、
初代キレンジャーの大岩大太が、
古巣の九州支部教官に栄転したため成績優秀者の大五郎が2代目キレンジャーに昇格したのです。

しかし!第67話で、カンキリ仮面が放った
カンキリカッターが腹部に刺さり戦死してしまった。  

悲しすぎる…

そしてまた初代キレンジャーが復活するのです!

今回は2人の戦士で繋いだ
キレンジャーのソフビを転換アクションの
かけ声とともにご紹介します!

『ゴー!』

ソフビの正面全身。約23cm。

アカレンジャーやアオレンジャーと
造形は変わらないと思いますが、
キレンジャーのイメージなのか、
ソフビが少しだけ、ふくよかに見えます。


キレンジャーの額の番号は、
『3』
胸にVのデザイン。
本数は額の数字同様、3本だ。
ベルトのバックルはゴレンジャーマーク。
バックルの両サイドに、
アイマスクと同じ形の飾りがある。

バックルの中央の5つの丸い部分の
両端のカラーが剥げて黄色が見えている。
憶測だがソフビ全体を黄色に塗布してから
其々のパーツに色を付けているのだろう。
左腰の『バーディー』
1
右腰の『バーディー』
左右ともまあまあ状態が良い!


ゴレンジャー其々のベルトの両サイドにある小型ロケットブースター『バーディー』は、
ジェット推進によって30分間で
時速100キロの飛行が可能となる。

この『バーディー』が欠品していてもソフビとしての価値が下がる。


右手
左手
武器を持つ為、中央に穴が空いている。
他のゴレンジャーよりも少し穴が大きい。
両足の正面
ブーツ足裏、右に
©︎石森プロ    NET  東映 の刻印がある。
ブーツ足裏、左には
刻印が無い。
頭部 左側面
全身 左側面
頭部 右側面
全身 右側面



ブーツは別パーツでは無く、一体型。
シューズには『3』のシールが貼られている。
右足のブーツ。
残念ながら『3』のシールが欠品している。

このシールが剥がれている為、
ソフビの価値が少し下がる。


全身 後ろ姿



後頭部
グレーのビスで
キッチリとマントを止めている。
両足の後ろ姿
やはり、右足にシールが無いのが寂しい。


仮面ライダーソフビには足裏に
バンダイマークがあったが、
ゴレンジャーソフビは、マントをめくった
背中に刻印されている。


昨年頃から、ソフビ界ではマスクが取れるソフビ
通称『面取れソフビ』が大人気である。

このゴレンジャーの、
『スタンダードサイズソフビ』も
人気の面取れソフビだ!

では、
マスクを取ると、どうなるかご覧頂きましょう!


マスクを取って
シリーズのキャラクターを 
ガラスケース等に飾るのも
マニアにはたまらないらしい。
凛々しい。
前回紹介したアオレンジャーと
同じ顔に見えるが、微妙に違う。
髪の色は、アオレンジャーより黒い。
素顔の左側面
素顔の右側面
後頭部

マスク単品を見てみよう。

マスク、正面
マスク後ろ面。

マスクで重要なポイントのひとつに、
この切れ目が
上に裂け過ぎていないかも大事である。

このマスクは、切れ目が少しだけ
上に裂けている為、再びマスクを被せる際に
ゆっくりと丁寧に被せないと
切れ目が広がってしまうので
慎重に被せなければならない。
マスク、左側面
マスク、右正面
何故か緑のスプレーが吹きかけられている。


当時のソフビには、たまにある事だが、

工場での色付け作業中、何らかの塗装をする際
にちょっとしたミスで吹きかけられたのだろう。

あくまでも憶測だが、
キレンジャー本体にこの色が使用されていない事から考えると、ミドレンジャーもしくは、
アオレンジャー辺りの彩色中にアクシデントが起きたのか…

黄色に青を混ぜると『緑』

黄色に緑を混ぜると『黄緑色』になるしな〜

ソフビの彩色をひとつとっても妄想で
語り合える、そして答えが出ないのも
それも又また良い。


次にマント無しのキレンジャーとの
ツーショットをご紹介します!


左マント有り、右マント無し。


やはり、マント有りがサマになる。

全身の後ろ姿
マント無しだと、背中にバンダイマークが
あらわになる


マントが無いキレンジャーソフビだが、
ブーツのシールは、両足とも残っている!

左足
右足


やはりシール有りが良い。


せっかく二体のキレンジャーがあるので
戦わせてみた。

もしも初代と2代目が戦うとこんな感じかな〜
キレンジャーの、
あの名台詞が聞こえてくるようだ。

『おどんは阿蘇山たーい!
怒ればでっかい噴火山たぁぁぁい!』


キレンジャー扮する大岩大太には、
数々のお決まりのシーンあった。

①大盛りカレーを食べる

②戦闘時の名台詞

『おどんは阿蘇山たーい!
怒ればデッカイ噴火山たぁぁぁい!』


③なぞなぞを出されるシーンがほぼ毎回ある。

記念すべき第1話のなぞなぞは、
ミドレンジャー扮する明日香健二 からの出題!

『火を付けて困るランプはなあ〜んだ』

答えが分からないキレンジャーは、
とうとう劇中終盤の戦闘シーンで、
秘密結社『黒十字軍』の戦闘員ゾルダーに
なぞなぞの答えを聞く!

『火を付けて困るランプはなんじゃい!』

すると、ゾルダーは、

『それは簡単!トランプじゃ!』と即答!

答えを教えてもらったゾルダーに、

『トランプか!なるほど!ごっつあん!』

と投げ飛ばす!

ゴレンジャー作品は、
所々にギャグが散りばめられ
カッコよくて面白いというのが魅力だった!

放映話数も全84話、再放送を含めて2年間という放送期間は、スーパー戦隊シリーズの最長記録だそうです。

次回は、
ゴレンジャーの紅一点『モモレンジャー』を
ご紹介します!


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