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移住前に整理しておくべき事柄Best3

こんにちは。秋田市移住コーディネータのしげです。

お盆が過ぎ、9月に突入。少しだけ秋の匂いを感じてきました。秋田は今の時期はもう夜寒い。20度をきっています、、、

 秋田市に移住して半年が経とうとしています。早いぞ、あっという間だったぞ。

 南国出身で東北暮しを経験したこともなかったし、移住するまで失礼ながら、秋田のことのは「きりたんぽ」「秋田犬とザキトワ」「なまはげ」の文字しか知りませんでしたというのが正直なところで…汗

 でも、移住すると充実した毎日の連続で、文化の違いや地場産の食べ物に驚き、周りの方々のお力添えによって、移住生活過ごせています。東京生活していた頃より断然ニコニコした自分を自覚できています。リップ・サービスではありませんよ~。この前なんて、知り合ったおじさま集団のお花見に混じってきちゃいました♡

 そんな私が秋田市に移住するまでに至ったのは、偶然なる必然的な素敵すぎる出会いたちに恵まれたからなのですが、その話は今度にすることとして、今回は、

『どっかに、移住したいなぁ』

と思っている方のために、移住する前にはっきりさせておいたほうがいい3つの事柄Best3について書きます。以下、

① なんの目的で移住するのか

② 結果的にどうなりたいのか

③ 移住生活の中でこれだけは嫌なことをはっきりさせとく

ということです。移住初心者のくせに、移住生活半年のくせに偉そうですが、実際移住してこう思ったのでやっぱり書きます。そんなの当たり前だよって方はスルーしてくださいね。

まずは、

① なんの目的で移住するのか

移住は手段であって目的では、な~い

と、いうことです。今の仕事が嫌だから、喧騒とした都会に疲れたから、という理由で単に田舎暮らしに恋い焦がれた気持ちのみで地方暮らしを選択してしまうと、

”こんなはずじゃなかった

という大波にのまれます。その土地土地の習慣や、避けられない、すぐには解決できない現実というのが何かしらあるからです。どこに行ってもです。

大切なのは地方で暮らす意味を見つけること。

何のためにそこへ行くのか?行って何をするのか?どんなアクションを起こしたいのか?折角、一大決心をして地方暮らしを選択したのに、地元の方からすれば、”東京にいていい暮らししていたのになんで”とか、”郷に入っては郷に従え”的な目で語弊がありますが、少なくとも変人に見られます。(里帰りは別でしょうけれども)

ときに、ホント、ときにですけど、井の中の蛙大海を知らずのような状況に陥ることも。(お互いにネ)だから余計、前向きに地方暮らしを過ごす中ではこの『目的』を見据えるという行為が大切に感じます。

「子育て環境」なのか、「ローカルビジネス」を目指すのか。そんな大枠でなくともいい、「両親と暮らすため」なのか、「愛する人と一緒になるため」なのか。いずれにしろ、明目にしておくことが自分の地方暮らしの道標になるんじゃないでしょうか。

次に、

② 結果的にどうなりたいのか

 私は、移住ビジョンを予め描いて、ある程度計画しておくべきだったと実感しました。なんとなく、ビジョンは描いていましたが、ゆる~くていいから「事業計画」のようなもんがあってもよかったなぁ。なんて。(何しろあっという間に半年でしたので)

「この世の果てに行って、ワンピースを手に入れて、海賊王になる!」


(*イメージです。)

といったところでしょうか。w

 新しい生活の始まりは忙しなく、色んなことで日々終わちゃって落ち着くまでにも時間を要します。そのうち県民性みたいなものに対してとか、自分を見失ってモヤモヤしてくることもないとも言えない。当てはめれば、

「秋田市へ移住して、市民無料農園借りながら事業を起こして、野菜中心の生活で健康的に月30万円は稼ぐようになる」的な感じでしょうか。(?ちょっとおかしいけど…)

 いずれにしろ、ある程度のラインを決めながら生活するって大事なことなんだなぁと、絶賛体感中です。

はい、最後です。

③ 移住生活の中でこれだけは嫌なことをはっきりさせとく

を、決めておくといいです。

人は自分の好きなことはアクティブになります。

腰軽く足を運んで、感動を得ます。

自分のアンテナがとことん反応します。

けれど、嫌なことって、そうじゃない。

地方暮らしのなかで「未だ納得できなかったけどパートナーについていった」方の中には、こんな田舎で嫌だ、近所付き合いが面倒、方言がきつい…等と、ひとつ嫌なことが目に付き始めてしまうと、とことん負のスパイラル状態に陥ってしまいます。

何につけても嫌な所が先に目についてしまうように。      

 縁もゆかりもない地に…友達もいないし、最初のうちは話し相手もいない。誰に相談したらいいんだろう?

 こう思っているうちにタイミングが重なれば誰だって、「ほら、やっぱり嫌な場所だった」って。そりゃ誰だってどこでだってそうなります。きっと、地方暮らしの方が首都圏でいきなり生活する羽目になっても同じ現象が起きます。「満員電車がいやだ」「人が冷たい(ように感じる)」「空気が汚い」…なんてね。

だからこそ、「〇〇することだけはいやだ!」ということはパートナーや自分に対してはっきりさせておくといいかも。

プロパンガスだけは嫌だ!、化粧品が買えない環境だけは嫌だ!最初から同居は嫌だ!…

例えがおかしくなりましたが、そういうことです。逆に、「〇〇がいい!」「〇〇をしたい!」と思って移住すると、選択肢がないという場合もあります。「林業の事務をやりたい!」とか超限定してしまうと、働き口がなかったりします。・・・・あれ?なんだか2番と逆のことを言っているようになりましたネ。あしからず。移住生活への準備って、大事。こういった生活におけるポイントを整理する意味でも、

超お得なイベントが各自治体で設けられているようです。秋田市の場合はこちら。

移住を体験したり、生活環境を確かめるためのツアー。なんと助成金も。本当に移住されたい方のために行政も協力してくれる制度があったんです★ありがたい話です。引っ越しだって諭吉が沢山必要ですから、極力節約したいもの。各地方の情報を確認してみてください。いい発見がありますように。

 

 以上、今言った3つのことは『移住暮らしをたのしむ』ことにフォーカスを当てています。『愉しむ』『楽しむ』『嬉しむ』です。必死に生きる中にも忘れてはいけない大人のキーワードだと思っています。みんな、幸せになるために生きている。

 まとまりのない文章になってしまったけど、

・なんかちょっと悩んでいる。

・地方でくらさなくちゃ”いけなく”なった。

・移住したけど、さてこれからどうしよう。

・これから海賊王になる!地方で暮らしたい!

など・・そんな方の参考に少しでもなったらいいな。


 これまでのご縁に感謝して。


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