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文学フリマ京都ありがとうございました🌼

去る1月19日、よるはみやこめっせに降り立った……なんて始めてみるけど第四回文学フリマ京都でした。
わたしは第一回の文学フリマ京都(雪のちらつくクソ寒い日だった……)を一般で遊びに行き、第二回以降はずっとサークル参加をしています。

ジャンル選択を盛大に間違えてしまい、評論島に混ざり込んでBLを売ったときもありましたね……(遠い目)

第四回の今回は一日中賑わっていた印象が強かったです。
どこかのタイミングで落ち着くだろうから、コーヒーでも買いに出よう~と思っていたのですが、基本的には尻から根っこを生やして(?)ブースに座っていました。

今回の最大の目的は、売上全額寄附

いつもの自前の本だけならさほどの売れ行きではなかったかもしれないけれど、今回のよるには去年ヒィコラしながら(入稿前日、作ったデータの最終確認時に破損が発覚するという苦難を乗り越え)作った〈骨博-2019-〉があったので、まあそこそこは売れるだろうと確信がありました。
達成できるぎりぎりだろう、と定めた目標は3万円。
骨博だいたい15冊売れればリーチです。

骨博が売れたおかげで、逆に自前の本の方、持って行かなくてよかったんでは?くらいの冊数しか動かなかったですが……笑
でもこれはTwitterでうるさく投稿した告知で、骨博を強く押し出していた結果なのでオーライ。

去年ベトナム15日間の旅のために買ったでかめのキャリーバッグの半分まるっと使っても骨博は25冊しか入りませんでした。笑
でかいし重い!!!!でもすごいクオリティなの。
見本用の本を持参するのを忘れるという痛恨のミスをおかし、一冊犠牲にしたりもしたね。ばか。
骨博はマットPPの黒ベタ表紙だからキズが目立ちやすいので、開けたら最後なんです。手元に四冊も(見本用として使ったため)残すことになってしまった。笑

結果的に骨博とその他含め二十数冊が旅立ってゆき、昨晩、宣言していた通りオーストラリア火災の支援へ寄附しました。
売上は総額38200円です。
253オーストラリアドルずつ、消防士さんへの支援と野生動物への支援に分けました。

南半球のオセアニアは今が夏真っ盛りでしょうか。
一日でも一刻でも早く、火災が収まりますように。

気分で書くので話があっちゃこっちゃ行ってしまっているの、すみません……参加レポート的なものを書くのが久々なので……ゆるしてほしい。

お会いしたことのある方なら薄々お気づきかもしれないが、わたしは割と(いやかなり)コミュニケーションが苦手でお喋り下手くそマンなのでいつも両隣の方とお話したいなと思いつつもなかなかうまくお話出来なかったりしていたのですが、今回お隣になった西乃まりもさんは、以前表紙でピピーンッ!ときて即購入したご本が手元にあり、すわ最大のチャンス!!と思って読んでから行こうと思っていたんだけどできなかった……。

いつもぎりっぎりのフリー冊子を前日に作っていたことと、その数日前に風邪の気配を察知して書き下ろしの原稿を進めることさえ諦めて睡眠を優先した日が二日ほどあり(でもおかげでイベント欠席をしなくてすんだ)、計画性というスキルを今年こそ……今年こそ手に入れたいと思う。

そんなわけで、事前に読んでいく作戦は見事に粉砕していた状態だったけれども、来客が落ち着き始めたイベント後半から少しお話ができました。
アイルランドの旅行記冊子を購入させて頂いたり、うちの短編集を購入して頂いたりして。アイルランド土産で貰ったマーマレードがすごく美味しくて、なんて話もした。
確かブランデー入りでほろ苦くて、人生で初めてマーマレードをおいしいと思った…なんて話をしたんで、後日ネット入手できないものかと探したら、ブランデーじゃなくてウィスキーだった。嘘ついてたぁ!!

寄附のための目標金額3万円を達成したタイミングでは、「聞いてください!どうでもいい話なんですけど、(目標金額を達成したため)ご褒美にホットサンドメーカーを買っていいことになりました!」などと報告したりもしました。へへっ。
(そうなんですか!とお優しく聞いてくださった……ありがとうございます🌼)

本の方は、Twitterの告知で見て、見本誌を見て、と初見の方たちが骨博を買っていってくださいました。
Twitterでエゴサしたら、骨博(とそのほかのご本)のために京都いく、といった方もいらっしゃって大変ありがたく思いました◎

骨博、すげー作品がいっぱい載ってるので楽しんで欲しい。
ほんとにすげーんだよ……表紙もかっこいいし、中身も厚いし密度や熱意もすごいんだよ……1800円だけど骨が好きなら全く損しないと思う……!!!!
いつも売りにくい内容の本ばかりなので、ここぞとばかりに宣伝を打った甲斐があったように思います。よかったー!!

おかげさまでコアラが助かります、と何名かの方にはお伝えしたんだけれども、「コアラ?」って感じの方もいらっしゃって、オーストラリア火災被害の件はもっとテレビやラジオでうるさいほど報道すべきではないかと思ったりもしました。

文学フリマ関係の友人、お知り合いの方がブースに遊びにきてくださったりもして、とても楽しく過ごせました。
挨拶だけ…顔見にきただけ…って申し訳無さそうにされる方も多いんだけれども、そんなことないよ!これが結構いやかなり嬉しかったりするんです。ふへっへへへ。
誰かに会いたくてイベント参加してる感ある。笑
フリー冊子押し付けマンになるのでまた気軽に遊びにきてね。ほっとアイマスクもおまけでつけるよ。(渡しわすれた方たち、ごめんなさい)

おやつを頂いたり、ゲーム機を見せてもらったり(!)、アンソロジーの発行について話させて貰ったりした。
これまで七回の文学フリマ参加の中で一番楽しかったかもしれない。売上高は第二位。
前回初参加の東京で骨博を出したときには40冊くらい売れたので、もうこの売上高第一位をこえることはないんではないかと思ってます。笑

斜め向かいの青年、しっかりした文庫本を売っているのに顔を完全に伏せているせいか客足がほぼ寄りついてなくて、勿体ないよ~!と思ったりしていました。
文学フリマが結構楽しいのは、告知をうまいことやると結果に結びつきやすいこと、本のデザインがよいと人を寄せ付けることができることなど、己の行為が割と目に見える形でリターンしてくるところが面白いと思っている。

わたしは専門学校で接客やマネジメント、経営などを(どれも軽~くだけどね!)まなんでいたので、売るためのノウハウみたいなのはひと通り多分実行できていると思うのだけど、そういう知識がないと「いっぱい売れる」のハードルは高いんだろうなあと思ったりなどした。
いい作品だったら黙ってても売れる、っていうのはよるは絵空事だと思っているからね。

とはいいつつうちは全然ディスプレイに力を入れてないので、今回は骨博のデザイン勝ちでした。情けねー!笑
いやジャケ買いだったとしても、中身で失敗するとかないんだけどね!!!!!!

次回参加は秋の大阪だろうと思います。
そのころには作品紹介ペーパーと、背景となるポスターなどもうちょっとましなディスプレイ考えて行きたいと思う。
お立ち寄りくださった方々、そして本を購入していってくださった方々、本当にありがとうございました!!

以下は寄附の記録。

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