電話にでんわ。

オヤジギャグで恐縮だけど、私は基本的には、電話に出るのが好きではない。勿論、仕事では出るし、会社からかかってきたら出る。

だけど、プライベートで、友達や知り合いから電話がかかってきても、一回で出ることはほとんどない。

なので、それを知っている付き合いの長い仲の良い友人達は、あまり電話をかけてこないかわりに、メールや手紙で連絡をくれる事が多いし、電話をかけてくるときには、電話をかけても良いか、聞いてくれる。つまり、ワンクッションを与えてくれるのだ。

私の事を理解してくれている、実にありがたい友人達である。

でも、そうでない人達の場合、何度か電話に出ない&電話に出られなかった事に対しての白々しい弁解&ごめんねを繰り返してるのに、かけてくる。そして、それを5往復した頃、ついに観念して電話に出る羽目になるのだ。

勿論、電話をかけてくれると言うことは、私の事を気にかけてくれているのだと思うので有難いし、申し訳ないのだけど、一方で、電話に出たくない気持ちを汲んでほしいと思ったりもして、電話がかかってこなきゃいいし、出来るならメールやLINEのメッセージで、済ませてほしいとさえ考えてしまう、私は実にダメ人間である。

と、ここで、何故こんなにも電話に出たくないのか、考えてみる事にした。

そして、出た答えは、電話に出るためにテンションをあげるのが面倒である と、言うことである。
渋々でも電話に出たら、出たでテンションは上がるのにである。

しかも、何度か電話をかけてくれてるなら、とっととテンションをあげて、こちらから電話を掛けろよと、いう話である。

我ながら、実に不可解であり、無礼であり、コミュ障な奴めと思う。

なので、そんなコミュ障な私には、街中で、「今なにしてる?」だの「今、暇?」だの「今から飲もう」だの電話をかけている人達や、その電話の相手が羨ましくて仕方がない。

常にテンションが準備万端なのだろう。
すごい奴等だ。実に眩しい方々である。

私もそうなってみたいものである。

そうなるためには、とりあえず
「ポンポンポン!」「Here we go!」から始めようと思う。

そうしたら、オヤジギャグから卒業できる日も来るに違いない。

お後がよろしいようで!!

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