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Addictive Keys 音作り EXPLORE編

意外とAddictive Keysについての記事がないので、自分で調べた備忘録です

スクリーンショット (16)

まずは"EXPLORE" の画面から
このツマミ(ノブ)をいじると、"EDIT"=詳細なコントロールのほうのパラメータが変わる
つまり、簡単な音作りに利用できる

Tone:マスターのイコライザー(EQ)が変化する
ざっくり言うと、左にガン振りすると高音が削られ籠もった感じの音に。右にガン振りすると高音マシマシのチェンバロみたいな音になる。

Soft/Hard: Vel>sample の値が変化する
Vel>sampleとは、ここ↓のパラメータである

スクリーンショット (17)

いったい何なのかというと
「ベロシティ・トゥ・サンプルスライダーは、ダイナミックレンジを維持したまま、現在のインストゥルメントの最低または最高ベロシティレイヤーをフィルタリングすることができます。 ダイナミックレンジを維持したまま、現在の楽器の最低・最高ベロシティ層をフィルタリングすることができます。つまり、Vel > Sample スライダを細い線まで引き下げると つまり、Vel > Sampleスライダーを細い線にすると、Addictive Keysは1つのベロシティレイヤーのサンプルのみを再生します。レイヤーからのサンプルのみを再生しますが、ベロシティの違いによるサンプルの音量差は通常通りに表示されます。」公式マニュアルをDeepLにぶっこんだらこうなった。

本来、こういったサンプリング音源は複数の音の大きさを収録しているが、この2つのスライダーを上の方で近づけると、(こういうこと)、鍵盤をMAXで叩いたときの音のみが出るようになる。スクリーンショット (26)

しかし、このMAXで叩いた音量はベロシティによって差が出る。つまり、音の波形はMAXで叩いたときの波形を利用しつつ、音量はとても小さくすることができる。逆に、波形は優しく叩いたときのものだが、音量はMAX、みたいなこともできる。
さて、Soft/Hardの話に戻るが左にガン振り=Softは、優しめのタッチの音に、右にガン振り=Hardは、カンカンした感じの音になる。


Timbre:  Sample Shift の値が変化する 
「ピッチを半音単位でシフトすると同時に、
MIDIは反対方向に転置します。その結果、倍音が増減します。」???
簡単に説明する。EDIT画面の方のSample Shift を+2してC3の音を鳴らすと、D3の音をサンプリングしたものから機械的に2半音分下げて(ピッチは)C3の音が出る。
-12してC3のキーを押すと、C2の音をサンプリングしたものを、機械的に12半音=1オクターブ分上げた音が出る。結果としてはつまりC3の(不思議な)音が出る。
あんまり良くわからないが、どうやらこの機能は高く評価されてるらしい。
Addictive keysを持っている人はぜひ試してほしいが、持っていない人のために説明すると、ノブを左にガン振りすると、ややくぐもった音に、右にガン振りすると、これまたチェンバロっぽくなる。


FX:FX2のかかり具合が変化する

スクリーンショット (28)

このオレンジ色に光っているフェーダー?スライダーの場所が変わる。
つまり、ディレイやリバーブのかかり具合が変化する。ディレイなのか、リバーブなのか、両方なのかはプリセットに依る。わざわざ書くまでもないが、左にガン振りすると全然響かない音に、右にガン振りするとバカみたいに響く。

詳細な音作りができるEDIT画面についてはまた別の記事にする。

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