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知らないことは聞く。

こんばんは、イカちゃんです。
お正月も3日が過ぎ、今日から仕事はじまりというところが多いと思います。
最近は子どもの看病で家にいる時間が多いので、家でできることをやっています。
例えば確定申告の準備とか、前に記事に書いた図面作成のお仕事とかです。
あと、昨日から朝の時間を使ってオザケン(小沢健二)の東大900番講堂で行われた講義を聴いています。
3時間超えの長丁場なのでまだ聴き終わってないのですが、このことについてはまた自分が感じたことを書き留めたいと思っています。なんせ、好奇心がきっと強くいろんなことに意識を向けている人なのでついていくのがやっとという感じです。
でも内容はめちゃくちゃおもしろいです。
前置きが長くなってしまいましたが、今日は長男と車に乗っていた時の会話を振り返って気づいたことを書き記します。

家に帰る途中、信号のある交差点で停まりました。
信号機が赤だったからです。
家に帰るにはこの交差点で右に曲がる必要があり、右折レーンに入りました。
すると長男が「なんで車線が右側(のレーン)と左側(のレーン)に分かれてるの?しかも右側は車が進まないで並んで待ってる」と聞いてきました。
僕は「右側は右折レーンで、左側が直進と左折のレーンなんだよ。右折するときは対向車とぶつからないように待っていなきゃなんだ。左側は対向車が来る心配がないから待たずに進める。」と答えました。

これで納得してくれましたが、僕らが当たり前のように思っていることでも子どもたちにとっては当たり前ではないんだと思いました。
これはきっと大人は何かしらのバイアスがかかっているのでしょうが、こういうことに気づかせてくれる子どもは本当にすごいなあと思います。
これはかなりシンプルなことだと思います。
知らないことを知らないままにしておかず、知らないことを知ってるふりをしない。
大人っていろんな知恵とかついてくると知ったかぶりとか思い込みとかが多くなって、知らないことを素直に聞けない状態に自分を制御してしまうということがあると思います。

例えば、今僕はオザケンの講義を聴いていますが、思い込みを持って聞いてしまうと本来意図したこととは違う捉え方をしてしまったり、ある情報に勝手に脚色をしてしまったりする可能性があります。
受け取り手次第で情報なんてものは簡単に違う情報に書き換えられてしまうということです。
だから思い込みを取っ払い、子どものような純粋な気持ちで聴いてみるということをするとありのままの情報を受け取れるんじゃないかと思いました。
抽象的な話になってしまいましたが、子どもはいつも大事なことに気づかせてくれます。

2024年、これから益々情報は多くなり、僕らはこの情報化社会でそれを取捨選択し、時には嘘の情報も出回ったりしますが、どうやってそれらを見極めていくのか。
必要な情報、いらない情報、嘘の情報、はたまた自分で脚色した情報。
とても難しい時代に生きていると思う一方、こんな便利な世の中に生きているというふうにも思えます。
情報によって自分が苦しくならないようにうまく耳や目を塞いで、ここぞという時には大きく開いていきたいものです。
ではまた。

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