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思い込みを子どもが書き換えてくれる。

どうもこんばんは、ハロウィンが終わったらまちに一気にクリスマス感が加速してきてソワソワしている僕です。

さて、今日は子育て関連での気づきの話です。
今朝のことです。
いつもと同じように子どもたちは朝起きてくるとYoutubeやらゲームやらを始めます(このことがいいか悪いかの議論は置いておきましょう)。
僕と妻は朝食を準備し、いざ食べる体制が整ってもまだ子どもたちはYoutubeやらを続けています。
そして食べながらそれを続けます。
そこで、「ご飯の時はやめてちゃんと食べよう」と伝えました。

すると、子どもから「なんで食べる時はやめなきゃいけないの?」と聞かれました。
僕らからしたら食べる時は食べることだけに集中して、ながら食いみたいなのはやらないという認識がありました。
これは親世代から教えられてきたことだと思います。
だからそうしなきゃいけないと思い込んでいたのです。

ここで少し立ち止まって考えてみると、確かに何で食べる時は他のことをやめなければならないのかという疑問が浮かんできます。
子どもの言っていることは的を得ている。
僕らの認識というのは勝手に作られたものであるということに気付かされました。
お金に例えれば、小さい頃からお金は将来のために貯金しなさいと言われてきて、それを盲目的に信じ込んで貯金を続けることと同じだと思います。

僕と妻は、理由を考えました。
ご飯を食べるスピードが遅くなるから虫歯になりやすくなる。
他のことをしていると家族の会話がなくなる。
いつまでも食卓が片付かないから洗い物も遅くなっていつまでも片付かな苦なる。

だけど、食べ終わったら歯を磨けばいいし、Youtubeを見ながらご飯を食べてもその話題で話ができることもあるし、洗い物が終わらないのは大人の都合です。
そんなことを考えていると、ご飯食べながらYoutubeやゲームをしていてもいいんじゃないかと思えました。
確かに何でダメなのかと言われると、それは大人がその親世代から言われてきたことをそのまま同じように伝えているだけなんだと気づきました。

子どもというのは本当に純粋に忖度なく思ったことを聞いてきてくれるので、ドキッとすることがよくあります。
「サンタさんはどうやって家の中に入ってくるの?」みたいな。
僕らもそういうことをきっかけに当たり前だと思っていた「思い込み」が剥がされていきます。
大人よりも圧倒的に自然に近い存在である子どもは動物的に野生的に生きているんだと思います。
それが少しずつ世界の思い込みに覆われていき、いつの間にか大人になっていくのでしょう。

僕もその一人です。
だけど、子どもの無垢なる力によって少し、また少しと今一度自然に近づいていくのだと思います。
ありがたいことです。
そしてクリアな心で世界を見ていけるようになりたいものです。
ではまた。

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