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お金を集める受け皿はありますか。

どうもこんばんは、空にどんなに厚い雲が覆っていてもその上には必ず青空があると信じている僕です。

今日は大道芸人とお金ということについて感じたことをつらつら書きたいと思います。
さて、今日の午後に東京に着き、新潟に帰る前に動物園に行きたいという子どもの願いを叶えるため、上野動物園に行ってまいりました。
上野公園には外国人がたくさんいて円安、コロナの終焉と言ったことが考えられました。これが地方にも多く流れていくような仕組みがあればいいなぁと思ったところです。

昨日の投入堂への道のりで体はまだ疲弊していましたが、鞭を打ってなんとか動物園内を歩いて歩いてさらに歩いて移動したわけです(東京は歩くのが勝負だと思います)。
さすがに今は結構ヘトヘトですが、なぜかこどもたちは元気があります。その小さな体のどこに体力が残っているんだと疑問に思ってしまいます。
その帰りの上野公園内で、長男が「ちょっと待って!」と興奮した口調で言ってきたので何かと思ったら、日本人のおじさん(50〜60代)が水の入ったビニールバケツと窓を磨くブラシのようなものを持って、地面に何かを描いていたのです。
近くに行ってみると、「どんな動物が好きですか?」「あなたの干支はなんですか?」と観衆に質問し、その答えの動物たちを水の筆のようにして地面に描いていました。
しかもめちゃくちゃうまかったです。
長男、次男とも興味津々で前まで行って見ていたら例の質問が投げかけられました。
「ゾウ」「ヘビ」と答えると、それがブラシの先から垂らした水でみるみる描かれていくのです。
次から次へと人が集まってきて観衆を楽しませていました。

それから少し歩いて駅に向かっていくと、今度は外国人の男性が音楽に合わせて操り人形を動かしていました。それはバイオリンを弾いている人形で、音楽のリズムと動きがうまく合っていて、なんか映画に出てきそうなシーンだなぁとワクワクしました。
その男性の前には投げ銭用の箱が置いてあって観衆はお金を入れていました。
子どもたちも「お金入れたい!」と言ったのでいい機会だと思い体験してもらいました。

ここで、前者の日本人男性と後者の外国人男性には共通して人を楽しませることをやっているにもかかわらず、お金が集まるか集まらないかという違いが明白に出ていました。
お金の受け皿があるか無いかという違いだけなのですが、これはかなり大きな違いだなぁと思いました。

かたやお金を稼ぐためにやっていて、もう一方は観衆を喜ばせるとか自分が楽しいからやっているという感じです。前者は大道芸人、後者はアーティストっていうイメージですかね?

人を喜ばせる楽しませることができたとしても、そこにお金を集める仕組みがないとそこで終わってしまうのかなぁと感じたところです。続けられないというか。
もちろんその人の考え方次第なんでしょうけど、今日の二者は対照的に見えておもしろかったので記しておきたいと思いました。
ではまた。

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