後悔ない時間

5年ほど前。9年間勤めた会社を辞めた。その時はちゃんと理由も理論もあったのだ。しかし、結婚して10年近く、急に会社を辞めた。何もしていない嫁は、「家にいるなら、どこかに行っていたら?」と言ってくれた。繰り返し記すると、「言ってくれた。」のだ。

まあ、35歳が会社を辞めて、何もせずに家にいるのに仕事でなく、「どこかに行ってきたら」という言葉を「言ってくれる」のは、頭の歯車が噛み合ってないか、信用してくれているかのどちらかだ。
取り敢えず後者にかけて、半年ほど、意味もなく東南アジアや中東をブラブラした。その後、編集とライターの講座を半年間受講した。そして、編集もライターも関係ない、システム職に再就職した。

海外経験も編集もライティングも関係ないなら、その期間無駄じゃん。と思うかもしれない。

ただただ1つだけ。ただただ1つだけ。「これから何があってもネタとして自分の物にできる」というポジションを知ることができた。
それだけでも、ヤホーイという気分になれる。

短いスパンでは時間を後悔することは、多々ある。それは山ほどある。

でも、「どこかに行ってきたら」の言葉で経験した時間と、言ってくれたパートナーとの時間は1つの後悔もないな。って思った。

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Kei Ikarashi

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