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初めてのオーダージュエリー💍これまでとこれから。

こんにちは。
新年度が始まりましたね。
毎日のように歩く道にも桜が咲いていて、そろそろ散ってしまいそう。
春という季節も、桜の風情も好きなので外を歩くのが楽しいです。

雨風が強くて慌てて撮ったわりにはまともだった1枚。

近況はともかく。
今回は[先日からお願いしていたリングが届きました💍]の話です。
私にとって、これまでのあれやこれやと向き合わないといけない話題なので[えへー可愛いので見てくださいー✨️]だけでもないことになりそうな、予定です。
ご興味とお時間よろしければお付き合いください。
よろしくお願いいたします💎

…………4月初めに書き始めたなごり。
そのままにします。

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発売日同日には地元に入荷しないことを理解しているため、予め通販していたあきやさんの2冊目の本をようやく受取り、朝から付箋をペタペタ貼りつつわくわくと読み進めておりました4月の初め。
休日の午前中に突然届きました。驚きました。
後からメールボックスを確認したらちゃんと発送通知が届いていました。
突然届いたとか思ってごめんなさい。
そしてメールチェックできていないことに気付かないほど疲れていたあの数日のわたしおつかれさま。

それはともかく。
お迎えの経緯の前にすこし自己紹介。
いろいろ外見診断を受診してきた結果「装飾性が高い」に落ち着いています。 
シンプルなものに、キラキラしたものを合わせるのが好きです。
キラキラの程度としてはキラッ✨ツヤッ✨️くらい。
ギラギラ、ツヤッツヤ、ぺっかー✨️✨️✨️みたいな圧倒的存在感よりも、淡くおだやかなかんじです。
少しずつ苦手意識克服のために積み上げているコスメも、大好きで集めてしまうマニキュアも手持ちを並べてみたらキラキラばかり。
ハイブランドからハンドメイド作家さんの「気になる~✨️」をチェックすることを続けてきた結果、アクセサリーとしてはピアスやネックレス、バングルはほどほどに集まってきています。
素材としては天然石もガラスも金属もレジンも仕上がりがかわいけりゃなんだって好き、です。
アクセサリーとして比較的メジャーな"リング"にこれまでがっつり向き合ってこなかった理由は、ひとえに[マイサイズになかなか出会えないから]。

昔話をするならば、ピアノを習っていた頃に先生に手をにぎにぎされながら「ピアノを弾くのに恵まれた手をしている」と頂いたこともある程度に大きくてそれぞれの節がしっかりした私の手。
大きさとしてはですね、1オクターブはらくちんです。思いっきり開くとドからミ(10度)くらいまで届く、といえばなんとなく伝わりますでしょうか。
狙ってふたつの音をきれいに奏でるなら9度くらいまでにしたいです。
ピアノのサイズ感がぴんとこない、外見診断の世界線からいらっしゃった方へのご案内とすれば、そうだな。
骨格診断の時に身体と一緒に、手の大きさやかたちに言及されることもたまにありますよね。
顔の横で手をひろげると「お顔くらいありますね」と頂くこともあるくらい、です。
診断時に顔や頭の大きさに言及されたことはないので、なんとなく想像していただけるとついてくる大きさの顔くらいです。
もう少し言うと、手のひらがちょっと大きくて、広い土台の幅に4本の指が続いているので指の幅もそれなり。

私の好みは、きれいでかわいい。
こどもの頃に夢みた華奢で繊細な細いリングは、カジュアルなファッション雑貨のお店やハンドメイド作家さんの作品ではマイサイズにはなかなか出会えません。
サイズで選ぼうとすればユニセックスブランドで、地元だとちょっとしたときの護身用にも使えそうなこが多いです。例えばドクロとか十字架とかあーいうやつといっしょに並んでいるような金属が黒っぽくてよく言えばヴィンテージっぽくもみえないこともないこたちです。
時々どうしても欲しくなって、お手頃なものをお迎えしたこともありますが普段のテイストとちがうので、これはこれで素敵だけれどどちらかというと私は小さくてかわいらしいこをつけていたい……!! となって毎日はつけないので、ほこりをかぶってしまいがち。
お洋服とは違って、着けなくても困らないものなので、そこまで好きでないものをあえてつけようとまでは思わかなかったのだと思います。

近年ようやく、ポップアップやSNSをきっかけに出会えた作家さんたちのオープンリングやある程度調節可能なこに出会えてから、すこしずつお迎えしては楽しんでいました。
それなりに大人にもなってきて、ハイジュエリーほどじゃなくても、ジュエリーに手を伸ばしたい気になる日もないわけではない。
地方とはいえ取扱いがあるお店が全くないわけでもない。
ではなぜ購入に至るほどに店頭に伺う、通うことができなかったのか。と考えてみると
私は私に対して言葉を選ばれる瞬間の視線がさまよう沈黙が嫌い。なのでした。
これは対面接客を経験したことがあるからこそのやっかいでもあり、また保守的と称されやすい地域性にもあると思います。
ほんとうにね、地元には目立つことを良しとしない風習というか慣習というか暗黙の了解がそこここに残っている。ちょっとしたことでも視線がうるさいのです。
ハイブランドの路面店はもちろんないので、向かうとすれば地元唯一の百貨店か、駅ビル周辺。
興味を持ったことを調べるのは好きなので、行こうと決めたら商品はわりとチェックしてから伺うこことが今まで多かったです。
素直に「探しているので見せて頂きたいです、わからないので教えて欲しいです」みたいなことを口にしたときに浴びる、査定の眼が上から下まで通っていく瞬間が苦手。
これはコスメカウンターも同じ。
最低限の会話の後に「聞かれたことには答えましたけれどまだ何かご用がありますか」というすっとシャッターを下ろされる瞬間がみえるような感覚に陥ることが多いからです。
初心者に優しくないおかた、というのはどこにでもいらっしゃるけれど、都会で同じようなことをお願いするともう少し朗らかに接していただけることが多いので、個人の性質というよりは接客レベルの話として、地域性も関係していると思ってしまっています。
だから私は地元では"接客"に期待をしない。
一回見ただけ、試しただけですっとお迎えするものではないからこそ、後回しになっていた。
私の前に立ちはだかっていた理由のひとつだと思ってしまっているところがあります。

さてそろそろ本題に戻ります。
今回お願いしたのは、MASHIROさん。

公式さんからの2024年4月のおすすめ宝石たち。

昨年2023年4月にオープンされたオンラインショップで、宝石の購入とジュエリーオーダーをそれぞれにお願いできるところです。
宝石を選べる。宝石に合わせてデザインやサイズを選べる。
気になることがあればオンライン相談もできるそう。
という概要をお見かけした段階で、店頭でうだうだ(時によりもやもや)するよりも、ひとりでこころゆくまで悩んでお願いする方が私には向いているのかもしれないと思いました。
とは言え意識的に情報を入れないようにしてきたので私には知識が足りていないことも重々自覚あり。
まずは世界観を知ってみようとオープン当初から何度となくインスタライブを視聴しました。
気になる一石に出会えたら、ご縁を頂けたら仕立てていただくのも素敵だなと、まだ(そのうち)という気分が強かったです。

MASHIROさんの特徴のひとつに[眠れる宝石たち]というプロジェクトがございます。


過剰検品やデッドストック(未販売在庫)等により
この世界に存在しながら眠り続けている宝石たちを
シェアして再び輝かせていくサステナブルプロジェクト

公式サイト 眠れる宝石たち


世界のどこかで眠っていた宝石たちを目覚めさせる。止まっていた時を動かし、循環させるというプロジェクト。
私のふんわりしたイメージとしても、市場にも眠っていた宝石にも素敵なプロジェクトだと感じています。
この眠れる宝石さんたちはサロンオープン当初からいろんなかたちでプレゼント品としてシェアされていることを知識としては知っていました。
(これを書いている2024年4月現在は、選んで購入が可能なものもございます。)

繰り返しますが私は好きがたくさんで、これと決まったときの瞬発力はわりかしあるらしいのですがスイッチが入るまで時間がかかることが多い。
今回も"いつか欲しいな"、の具体的なイメージ像が形になっていなくて、でも興味はあるから漠然と情報を集めている状態がある程度続いた頃に、ぽこんと届いた当選の通知。
時々思い出す、ずっとまえにアニメで出会った言葉が浮かびました。
"日常にちりばめられている、偶然にみえる必然。"
今の私に届く偶然。
なにか新しい扉を開いてくれるご縁かしらと、なんの根拠もなくにこにこしました。

そんなこんなで私のもとへやってきたのはティアドロップのタンザナイト(ゾイサイト)。
カット名としてはペアシェイプというのですね。
質量は0.35カラット。
淡い水色のかわいいこです。

色の参考。
ネイチャーガイダンスさまのタンザナイトトップ画像。


石言葉ナド。
フェスタリアさんがわかりやすかったです。

色といい、石言葉やパワーストーンとしてもなんだか私に好きそうというか必要そうな言葉が並んでいます。

ジュエリーオーダーの割引クーポンもついてくるので、せっかくならクーポンの有効期限内になにか形にしたいなぁとキラッと輝くちいさな一石を眺めながら、あれやこれやと考えていたのが2023年の年末くらい。
ひとりでも考えましたし好みが近い、遠方に住んでいる友人と会えるタイミングがあったので相談したりもしました。
ぷちっとかわいらしい一石と、どちらかというと大きめアクセサリー好きの私。
石の形をそのまま生かしてシンプルなネックレスのトップや一粒ピアスにすれば、きっとお上品なお守りジュエリーになってくれそう。
でもせっかくなら欲を出して華やかさも欲しいと思うと、デザインとして金属を追加する? 他の石とコンビ? よくあるのは小粒のパールやダイヤモンドだけど今回の主役はあくまでもこの手元にあるゾイサイトちゃんにしたい。
私の胸元? 耳? 指? どこにどんな形で一緒にいてくれたら私は嬉しいか。わくわくするか。
友人はそろそろ金属加工のお教室に行こうと思っている、というような人で、私も彼女も画像フォルダはキラキラもたくさん。
お互いの端末を見せ合いっこしながら、あれやこれやとカフェでわちゃわちゃ。
彼女の作りたいアクセサリーの話を伺うのもとも刺激的でした。
シルバーの窯を買いたいよね、金属には好みの艶が出るところまでバフをかけたいよね、という話を結構本気で検討しかけて、生活が落ち着いたら一緒にアトリエを持ちたいよねといつもの夢のはなし。

刺激と情報を十二分に頂いたわたくし。
どうやらカスタムオーダーが必要な様子を理解しました。
オンラインサロンなのでカスタムオーダーの相談も基本オンライン。
気になるデザインの相談をしたくても用語がわからずに画像を添付して気になることをひとつずつ伺っては、迷って。
オーダーができたのは、結局冬が終わろうとしている頃でした。

えと、今で4500文字くらいらしいです。
あとはもう、事実だけです。さくさくいきます。

オーダー後に私のしたことといえば
オーダー時にサイズがわからなかったので送っていただいたツールでサイズを計り、希望サイズ決定。
オーダー表と共に、返送キットで石を送る。
待つ。
以上です。

待つ、の間に3Dモデリング後にグラフィックがメールで頂けます。
もし何か細かい希望があったらこの段階でご相談も可能だったのかもしれませんが、当時の私はイメージ通りだったことと「この連絡は進捗共有です。デザインの変更はできません」あたりの文字しか目にはいっていなかったため特に問合わせはしませんでした。
もし次にお願いすることがあって、何か気になったらご連絡だけでもしてみたいかもしれません。

そして、最初に戻ります。
届いたのは、4月の初めでした。

結局お願いしたのはVリングという形のリングです。
Vの尖ったところにティアドロップのトップをつけて、一粒のティアラみたいな。
そして当たり前ですけれど、希望した指にぴったり収まってくれました。
びっくりするほどおさまりがよくて、お仕事にしかいかない平日もつけていられそうなくらい、馴染む。平日はつけませんけれど。
視界に入る度ににこにこしていて、そしてつい先日(ようやく書き終えようとしている今は4月末です。)デザインを相談していた友人に会えたので、完成品報告もしてきました。
元々好みが近いとはいえ、信頼している方からの笑顔に出会えると、安心しますね。
ルースの時よりもカットが際立つ。上品な仕上がりと言ってもらえて、嬉しいです。
少し前に外出先でひとつ落としかけたのがこわくてまだ遠出には連れ出していませんが、これからたくさん一緒におでかけしてもらおうと思います。
いつか相棒のおひとりと呼べる日がきたら、いいな。でございます。

ということで初めてのジュエリーはフルオーダーでした。
身バレ防止のため写真はこれまた初めての有料にしてみようと思います。オーダー前のルースの段階、3Dグラフィック、出来上がり等、写真だけです。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。

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