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【お引っ越し】コンセプトを掘り起こせ。

旧アカウントからの切り貼りひとつめ。
初出 2023/03/20の暫定コンセプトの話です。

読み返すと既に修正したい箇所もあるのですが、歩んできた道として一旦。
見出し画像は初出のあの頃、お出掛け先でみた椿です。
もしよければお付き合いください。

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以前から取り組んでは形にできずにいた私の自問自答コンセプト。
ときおり欠片の端っこが煌めいたような気がしては、見失うことを続けていましたが、運良く尻尾を捕まえられた気がしたので、はりきってみました。
気分はリセットさん(@どうぶつの森)。

冗談はさておき。
今回はいつもにも増して、頭の中の整理をそのまま書き起こしてみようと試みます。
いつもに増してとりとめのないことになりそうですが、ご興味とお時間が許せばお付き合いください。

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なりたい、こうありたい、なこと。
好きなことを追いかけ続ける人。
自分の軸を持って、しっかり立っていること。
物理的なことはさておき心は身軽、自由でありたい。ふらふらと遠くへ行きたいし気の向くままに出掛けていろんな物事に触れたい。
だから学生の頃からスナフキンに憧れたまま過ごしているし新しい街へ行くという意味でジブリの「魔女の宅急便」のキキが好き。
原作のキキは巻が進むにつれすっかり大人になっていく。あれもあれで好きだけど今探しているものとは少し違う。
「紅の豚」のポルコも好きです。
自分の信念を貫く。カッコ悪いことはしたくない。
物語を描く、世界が広がるという意味では「耳をすませば」も好きだけどあれは物語とバロンのかっこよさにひかれている。なりたいかというと違う。
「猫の恩返し」のバロンとも違う。
いつまでも子供の心を持ち続けたいという意味ではネバーランドにも行きたかった。絵柄はディズニーアニメ。
ピーターになりたいわけではないので……モブかな。
夢と魔法の世界が地続きでお仕事が終われば空の向こうへ飛んでいってしまうメリー・ポピンズが好き。
リターンズも好きでした。

そんな、とにかく″心がちっとも落ち着いていない″私が時々頂く言葉は「自由人」や「フッ軽」。
「根なし草」とまではいかないけれど「糸がかろうじて繋がっている凧」と頂いたこともある。どこにいるか見えないけれど繋がっているのでそのうち帰ってはくる、だそう。
実際現実では仕事に心血を注ぐタイプではなくて、日々を過ごすために効率よくお給金を頂ける場所に所属。所属しているからにはそれなりには取り組む。というレベルを自分で定めています。
これは私に最近の世の中で言うところのHSPの傾向があり、私の場合は日々を過ごすにあたって皆様大なり小なり対応しているであろう″雑音を拾わない″という防御機能を継続することに、一般的な大人に比べてエネルギーが必要だからです。
言うなればバックグラウンドでノイズキャンセリングのアプリが常時稼働している。思いの外重たいので、目に見えてなにかをしたわけではないように見えていつのまにかバッテリーが減っている。です。
だから私は回復期間を長めに設定するし予定をぎゅうぎゅうに詰め込まない。

かといってオンオフ関わらず、好きなことや気になることはある程度納得がいくところまで理解を深めたい思いもある。
おかげさまで妙に詳しかったりスキルが高く見えたりもすることがあるらしく、そのまま資格を取るとか屋号をつけて収入に繋げたらいいと頂くこともあるけれど、いまいち腰が上がりません。

例えば①ハンドメイド作家。
今までもちょっとした小物を作っては贈り合ったりしてきているのでお互いの技量も好みも把握している友人と少し前に話していたのは、私たちは「同じものを量産できない」ということ。
何か作ってみたいものがあるとして、始めるのにそこまで費用がかからなければ、軽率に手を伸ばす。
目標に合わせていくつかの習作の後、求めていた作品ができた段階で満足。
周りに好きそうな友人が思い浮かべば、彼らに贈るためにデザインやカラーを変えていくつか。
そこでおしまい。
繰り返すこと、継続して同じものを同じクオリティで作り続けるという″作業″が苦手。楽しめない。
出来上がりに達成感はあるかもしれないけれど、作る過程のワクワクがどんどん萎んでいってしまう。
だからもし私たちが何かを販売するとしたら、登録は手間だけどあくまでもオリジナル商品の一点ものとしての販売でしょうね、という。
でもスペシャリテを作るために何か道を極めたいのかというと、そこまでの気概もない。というか何なら極められるというものが思いつかない。
…………なんにせよ半端。やらないね!

例えば②外見診断の診断士。
″思考の組み立て方が私たち(診断士)寄り″だととても率直に、かつて頂いたことがあります。
私は意図せず迷路に誘い込まれる機会に度々出会ってきて(良い笑顔✨️)でもそこでいまいち悲観的にならないところが強みだそう。
状況を楽しむ、面白がれる能力が高く瞬発力が高い、提案者側に向いている。とのお話。
今までの積み重ねを認めて頂けるのはありがたいのですが、SNSのプライバシーの関係が不安で心が耐えられる気がしません。
一般的にお客様をお迎えするには、どんなお客様が来るかわからないことに怯えたくない(対面接客にこりている)。
自分が比較的言葉に敏感だからこそ、発言に躊躇や後悔が多くなりそう。場合によっては簡単に病める自信があります。
………これだけ条件を制限するとなると、紹介制の小規模サロンでしょうか。生活のための主力にはならなさそうです。
私にとってのリスクを避けて、それでも成り立つのであれば、やってみたかったお仕事のひとつ。

しかしせっかく向いていそうだと頂いてきたので要素としてバラバラにしながら少し話をすすめてみましょう。
私は好奇心が強い。ものづくりも好き。そして小器用。
これだけでは職業は決まらないので一旦ステイ。
私は診断をしてカテゴライズの説明をするというより、誰かのお話を聞いて思考の整理のお手伝いができたら嬉しいと思う。
診断士ではなくアドバイザーや、インストラクター。ジャンルによってはカウンセラーに近い存在かもしれない。

好きを集めて、お好きな方へ届ける。
好きなもので繋がる世界が広がっていくと楽しい。
好きなものを集めるという意味ではバイヤーでもいい。実際雑貨やさんのSVやMDに適正が高そうですねと言葉を頂いたこともある。
でも販売したい、とか、″○○がお好きな誰か″にお届けしたい!というどちらかというと不特定多数宛ではなくて、目の前のお方と向き合いたい。
買付けは旅に出る理由にはなるけれど、一見何もないところから原石を見つけることがうまいわけでもない。ルーティンの延長ならどうにかなる程度。
創造力はある程度ある方だと頂くけれど、ゼロからイチを作り上げるタイプではない。
既存のアイテム同士を組み合わせて、時によっては多少のアレンジを加えることの方が好きだし得意。しっくりくる。と考えると、デザイナーよりはスタイリスト?ディレクター? プロデュースはするかもしれないけれど毎回とは限らない気がする。
この中ならスタイリストかな。

情報のアップデートという意味で新しいものへ手をのばしたい。
瑞々しい感性も持ち続けたい。
目にしてきた美しいもの、美味しいもの等が、糧になるお仕事という言い訳も繋がりそう。
…………うん。悪くなさそう。

でもスタイリストだと美容師さんや衣装さん、ファッション系のイメージが強いかしら。
ジャンルは限定したくない。専門職になれないことは理解している。
″クリエイティブディレクター″だと、響きは好きですが主な主戦場は広告業界に固定されそうです。
広告業界も憧れて調べたことがありますし「左ききのエレン」もとても好きでした。
「はちみつとクローバー」も大好き。
このふたつは特に、読むのが時に苦しい漫画です。
デザイナーではないことと同じ。私は天才ではないから。
青春スーツは着てみたかった(何の話)。
範囲を広げるとすれば、アートディレクター?

ご縁と想いが重なった方とひとつの完成に向けて一緒にお仕事をする。
一緒に作る人のご希望を形にしていくお仕事。
肩書きだけでは、何をやっているのか一見わからなさそう。ジャンルの幅広さまでカバーできそうです。
髪にインナーカラーが入っていても、ちょっと様子のおかしい洋服を着ていても許してもらえそう。
節目の瞬間にはかっちり盛装も楽しめそう。
良いのでは?

あとは大切にしたいこと🤔
旅は絶対入れたい。ひとどころに留まれない心。
インプット方法は感覚派、曖昧なものも好きなこと。
全く新しいものを作り上げたい、というよりは私は私の好きなもの、古き良きものを守りたいし残したい。
どんなに素敵でも、時代に合わなければ廃れていく。それはかなしいから、残すために時に新しいエッセンスを組み合わせることがあっていいし、本来の素晴らしさを追求することも、どっちも応援したい。
私はひとりでは何も出来ないことを知っている。繋がるご縁に感謝は忘れたくない。 

ということで。暫定

伝統とご縁を大事にする、好奇心に正直な、旅するアートディレクター。

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