YUKIKO IKEDA

心の声を羅針盤に自分を生きる。 子どもたちと一緒に笑って過ごすのが好き。 書くことも好…

YUKIKO IKEDA

心の声を羅針盤に自分を生きる。 子どもたちと一緒に笑って過ごすのが好き。 書くことも好き。日々思うことを綴って、誰かの心に届いたら嬉しい。自分を生きる人シリーズインタビュー記事を発信中。インタビュアー、ライター。お問い合わせはyukiko.hygge@gmailまで。

マガジン

  • 私がインタビューした人たち 〜自分を生きる人シリーズ〜

    私が、「この人の話を聴きたい!」と思った方々にオファーして、インタビュー記事にしたもの。

  • 支援員として出会った子どもたち

    小学校の特別支援教育支援員として関わった子どもたちとの忘れられないエピソードを綴っています。

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私がインタビューライターになったワケ

趣味で始めたインタビュー。 やってみたら意外と面白くて、その魅力にハマった。やり続けたら奥が深いことに気づき、3年経った今、思いがけず仕事のオファーをいただき、駆け出しのライターとして活動し始めました。 今日は、ここに至るまでのストーリーをちょっと書いてみようと思います。 大学時代のOBOG吹奏楽団で広報になる大学時代に夢中になった応援部の吹奏楽団の活動。4年間、野球をはじめ、体育会の試合応援に行きました。また、年に一度の定期演奏会では、座奏とドリル(マーチング)を披露し

    • あなたが今抱きしめたい人は誰ですか?

      石井裕也監督の映画 『愛にイナズマ』を鑑賞 アフターコロナを舞台に、 社会の理不尽さ、人の醜さや温かさ、 家族や命といったテーマが 盛り込まれている 感情が刺激されて 凝縮された時間の中で 次々に湧き上がる 様々な感情を味わう 重くなりがちなテーマに くすりと笑えるユーモアを散りばめていて 思わず、ふふふという笑い声が 口から漏れる ラストは愛と希望を感じさせる いい作品だった ・ ・ そんな中で一番心に残ったのは 佐藤浩市演じる 病気で亡くなった父親の一言 「生き

      • ワタシの移住物語 長野編

        こちらの記事のつづきです。 3月2日は結婚記念日 そして、 夫婦二人の 新たなスタートの日でした 横浜出身の私は 長野から上京してきた夫と 学生時代に 横浜で出会って結婚、 横浜で子育てしてきました 第二の人生、 今度は 夫の出身である長野に 夫婦で移住することに 新居は 夫の故郷である伊那から 車で1時間ほど走ったところ 安曇野の北にある 池田町という土地 「池田が池田町に移住する」 というダジャレのような事態に なりました 引っ越しをして 早くも私たちの

        • ワタシの移住物語 岡山編

          2023年3月、 子どもの頃から慣れ親しんだ 横浜を後にして 念願の地方移住を 実現しました 肚を決めて 年明けから動き始めたら ものすごいスピードで 現実創造されました 2月には子どもたちが それぞれ一人暮らしを始め、 それを見届けてから 夫婦で移住して 新たなスタートを切りました そこに至るまでの物語、 よろしければ お付き合いください ・ ・ 海が大好きな私は いつしか 「海が見える家に住みたい」 と夢見るようになった きっかけは、たぶん 2019年に ワークシ

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        私がインタビューライターになったワケ

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        • 私がインタビューした人たち 〜自分を生きる人シリーズ〜
          15本
        • 支援員として出会った子どもたち
          9本

        記事

          THANKS DRESS SHOW ~Kazumi & Nobukoペア~ ⑦

          こちらの記事のつづきです。 ダンスを通して過去の自分を抱きしめる KazumiさんとNobukoさんは 母と娘のペアです 娘のKazumiさんのことを 私はサワちゃんと呼んでいるので ここでは「サワちゃん」と 呼ばせてもらいます サワちゃんは 幼い頃からずっと 母の愛を感じられず、 感情を押し殺して生きてきました 子どもの頃の写真を見返すと、 笑顔があまりなく 「しんどそうな顔をしている」 とサワちゃんは感じていました だから、 昔の写真を見るのは あまり好きでは

          THANKS DRESS SHOW ~Kazumi & Nobukoペア~ ⑦

          THANKS DRESS SHOW ~Miyabi & Yukikoペア~ ⑥

          こちらの記事のつづきです。 信頼して待つ勇気 Miyabiさんは ドレスデザイナーaicoさんの bom bom ドレスが好きで 「いつか着てみたい」 と思っていました 6月、私が千葉で ドレスを着たときには 私のインスタの投稿に コメントをくれて 私がドレスイベントの 会場探しをしているときの投稿には 「もう募集は 終わっちゃいましたか」 とコメントをくれて その前のめりな姿勢に 強い思いを感じた私は、 「募集するときには 優先的に声をかけるね」 と約束をして そ

          THANKS DRESS SHOW ~Miyabi & Yukikoペア~ ⑥

          THANKS DRESS SHOW ~Michiko & Yurikoペア~ ⑤

          こちらの記事のつづきです。 この人と一緒にドレスイベントをやりたい このイベントを 誰と一緒にやりたいか と思った時に 真っ先に頭に浮かんだのが 友人の"みっち"こと Michikoさんでした Michikoさんは長年、 訪問看護の仕事に携わっていて 看護師の仕事を こよなく愛する人です 数年前に 心と体のバランスを崩して 難病になったことで、 自分自身と向き合い がんばらなくても そのままの自分で 愛されていたことに 気付きました そして、 病気をきっかけに 「看

          THANKS DRESS SHOW ~Michiko & Yurikoペア~ ⑤

          THANKS DRESS SHOW ~Mikako & Mayukoペア~ ④

          こちらの記事のつづきです。 私がドレスイベントを開催したワケ 私がこのイベントを 開催しようと思った一番の理由 それは、 このペアに ドレスデザイナーaicoさんの bom bom ドレスを着せたかった というのがあります ことの始まりは 2022年4月25日 友人のヒトミさんが出る イベントを観に行きました そのときに ヒトミさんが着ていたのが aicoさんの紫のドレスでした 4着のドレスは どれも個性的で パンチが効いていて 私はドレスに一目ぼれ すぐに「

          THANKS DRESS SHOW ~Mikako & Mayukoペア~ ④

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ③

          こちらの記事のつづきです。 aicoさんのドレスと 運命的な出会いを果たした私は、 8月6日、 父方の祖父母の家があった 思い出の地、 神奈川県の茅ケ崎で 【THANKS DRESS SHOW】 を開催しました ありがとうを伝えたい あの人と一緒に デザイナーaicoさんの bom bom ドレスを着て ランウェイを歩くショー 25名の ご縁あるメンバーと 共同創造した世界は、 笑いあり涙ありの 天国のような世界でした 喜びや 嬉しさ 楽しさ 愛おしさ だけではなくて

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ③

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ②

          こちらの記事のつづきです。 ドレスイベントのアイデアが降りる 2022年4月、 aicoさんというデザイナーの bom bomドレスと出会った私は、 彼女のドレスを着てみたい という衝動に駆られた 早速、その場でaicoさんに声をかけて 私の思いを伝える 聞けば、 三重在住とのこと ドレスを着るには 三重に行くか 出張で関東に来てもらうかの 二択になる 一人で着るより 何人かで着た方が 気分も盛り上がりそう じゃあ、 aicoさんのドレスを着る イベントをしよう

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ②

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ①

          はじまりのはじまり 2022年8月6日、 私はドレスイベントを主宰した ことの始まりは ある女性に会うために 大阪に行ったこと 私が手がけている文章の 編集デザインをお願いできる人を 探していたところ、 知人の紹介で 大阪在住のヒトミさんと出会った オンラインで 打ち合わせをしていく中で 互いの話をするようになり、 気づいたら 二人が大好きな意識の話を 何時間もする間柄に 直接会ったこともないし なんなら顔も知らないのに、 なぜか気が合って 私はいつの間にか ヒトミ

          THANKS DRESS SHOW ~ありがとうを伝えたいあの人と一緒にドレスを着る~ ①

          ワタシの家族写真撮影物語 ④

          この投稿は『ワタシの家族写真物語 ③』のつづきです。 我が家を象徴するボードゲーム大会 つづいては 屋内での撮影へ移った すっかり気持ちもほぐれて お菓子を食べたり 飲み物を飲んだりしながら ボードゲームに興じている風の 撮影が進んでいく 最後の一手で優勝が決まる というシチュエーションをみんなで作る 単なる撮影だというのに ガチで勝ちに行こうとする私たちを見て チヱさんたちは苦笑した 勝敗が決まったところで 最後は表彰式 各自が事前に書いてきた 賞状を読み上げ

          ワタシの家族写真撮影物語 ④

          ワタシの家族写真撮影物語 ③

          この投稿は『ワタシの家族写真物語 ②』のつづきです。 まずは撮影準備から 一服したところで、 持参した着物一式を出して ヘアメイクと着付けを同時並行で進める 時間の経過とともに 「初めまして」の緊張感が 徐々にほぐれていく 息子を着付けする テリーの真剣な眼差しと 美しい所作を眺めていたら この瞬間を切り取っておきたくなって 写真におさめた ヘアメイク中の娘は TOMOMIさんに 「おでこが可愛い! いい感じで産毛もあって、 和装向きのとってもいいおでこね」 と言わ

          ワタシの家族写真撮影物語 ③

          ワタシの家族写真物語 ②

          この投稿は『ワタシの家族写真物語 ① 』のつづきです。 愛は最初からそこにあった カメラマンのチヱさんと話した後、 ふと昔の写真が見たくなって ゲーム大会の写真を探す すると、 表彰式の写真が見つかった 娘が椅子の上に乗って 賞状を読み上げていて、 夫と息子がそれを嬉しそうに 聞いているところだった たしか賞状も いくつか取ってあったはず クローゼットをごそごそ探すと 賞状がいくつか見つかった 小学校に上がる前の息子が 「2いおめでとう! まーくん(自分のこと)

          ワタシの家族写真物語 ②

          ワタシの家族写真物語 ①

          「4月24日、家族写真を撮った」 言葉にすると、 たったそれだけのことなのに 私にとっては とびっきり特別な一日で きっと生涯忘れられない思い出として 心に深く刻まれるだろう 「撮影は、終わりであり、始まりの日になる」 そんな大きな区切りとなる 大切な日になる予感があった だって、 その日を想像するたびに起こる体感が とてつもないものだったから 撮影日に向けて 大きな癒しが生まれて 愛に包まれた 喜びと感謝が ハートからあふれて、 味わっては泣くの繰り返しだった

          ワタシの家族写真物語 ①

          トリに向かって、バトンをつなぐ

          先日、夜の予定が急遽キャンセルになった。 「そうだ、新宿末広亭に寄席を観に行こう!」と思い立つ。お目当ては、新宿末広亭12月中席の夜の部。 中席ってなに? 寄席は、ひと月の興行が10日間ずつに区切られていて、それぞれ上席(かみせき)・中席(なかせき)・下席(しもせき)という。 ちなみに、31日まである月は、一日余ることになるわけで。31日には「余一会(よいちかい)」というその日だけの特別興行が行われる。 私が寄席に行こうとしていた12/20は、12月中席の千秋楽。しか

          トリに向かって、バトンをつなぐ