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ポンコツが日常生活を送るためのハウツー #頑張らないで生きていく

本屋にみっちり積まれた自己啓発本や、SNSで拡散されるハウツーを見ていて思うことだけど、世の中には、頑張る人向けの情報はたくさんあるけれど、もうすこし、頑張れない人のための手の抜き方とか上手な生き方みたいな情報があってもいいんじゃないか。

みたいなことをふとTwitterで呟いたら、思いのほか反響があった。

というわけで、まずは言い出しっぺの自分から、頑張れない人の頑張れない人による頑張れない人のための生存戦略について書いていきたいと思う。

ポンコツであることの自覚を持つ

まず大切なのは、自分が頑張れない側の人間、ポンコツである自覚を持つことだ。残念ながら、朝早く起きて、自家製パンと自家製ジャムとともに朝食を迎えるような「ていねいな暮らし」より、ふとんの中でうだうだしている方が好きだし、仕事もプライベートもアクセル全開で頑張っていたら、それだけで疲れてしまうから続かないし、仕事と子育てを両立する人の話を聞くたび、「自分には無理だ」という感想しかない。

なんでもそつなくこなせる人は確かに凄いが、ポンコツがそういった人を理想にしてもしんどくなってしまうだけだ。まずは、自分がポンコツであることを自覚し、受け入れること。そして、自分が生きていくために、最大限楽をしよう。

強いこだわりを持てないものに対するコストを削減する

楽をするためには、するべきことを少なくすることが鉄則だ。人生におけるコストをなるべく削減するように心がけること。

家事コストを削減する

ポンコツなら、家事はやりたくないはずだ。無理せず、ガンガン圧縮していこう。
家事を圧縮してくれる家電やサービスのなかには、多少値段が高いものもあるかもしれないが、それで健やかな生活を送ることができるなら、わたしはそこにお金を使いたい。

乾燥機付き洗濯機
間違いなく人生がいちばん変わる家電なのでマストバイ。洗濯物を洗って干して畳むなんてポンコツにはできない。乾燥機付き洗濯機にできるのは乾燥までだが、怠惰が極まっている人は、正直、畳まなくても良い。乾いた洗濯物をひとまずかごにでもまとめておけば、部屋が汚くなることはない。霧吹きを近くに置いていて、着る前に吹きかけてシワを伸ばせば、あまりシワも気にならない。大切な服は、出しに行くのではなく取りに来てくれるタイプのクリーニングにでも出しておけばOK。
私は3-4年前にこの機種(↓)を買ったけど、多分今はもっといいやつ出てるはず。

衣類スチーマー
霧吹きではどうしようもならないシワは、これで撃退する。これを導入すれば人生でアイロン台を使うことはもうないので、アイロン台はさっさと捨てよう。

ルンバ
わたしの所持している機種は「ルンバ980」、家がワンフロアで段差がなければ、一台で全部部屋綺麗にしてくれる。最強。
ブラーバ派もいるけど、わたしは電池残量とか替えクロスとか気にしなくても毎日自動でお掃除してくれるルンバ派。

ルックプラス バスタブクレンジング
ポンコツなら、スポンジに泡をつけて腰をかがめて洗う、そんな全時代的な風呂の掃除とは早めにおさらばするべきだ。これなら、ふきかけて1分間放置して流すだけで掃除が終了する。

珪藻土マット
お風呂の足拭きマット。布製の場合、定期的に洗ったりカビを気にしたりしないといけないけど、珪藻土マットにすれば、基本立てかけて乾燥させておくだけ。

家事代行
現代テクノロジーで自動化できないものは家事代行に頼もう。我が家では、おざなりになりがちな水場の掃除や意外と時間がかかる洗濯物畳みをお任せしている。最初はベアーズ使っていて、最近CaSyに移行した。CaSyの方がオンラインで時間を予約できたり、担当者とチャットできたり、デジタル世代に優しい。
ご飯をつくってくれたりもするみたいなので、お子さんがいるご家庭はそういう利用の仕方もあり。

布団乾燥機
怠惰な生活を送っていて布団干すなんてできるはずがない。布団乾燥機を使おう。特にわたしも愛用している象印の布団乾燥機は、マットとかホースを布団にいれる式じゃなくて、パッっと開いてセットしてスイッチ押すだけだから、手間が少なくて良い。

ホットクック
自炊するときにたまに使ったりする。材料を切ってぶちこんでボタン押すだけで美味しいご飯ができる。すごい。

食洗機
置く場所がなかったのでずっと導入できていなかったが、引越しを機につい先日買うことにした。自炊、つくるのは楽しいけど片付けがめんどくさいので、これで自炊の頻度がぐっとあがるかも。期待。

ネットスーパー
スーパーから離れた家に住んでいた頃は、怠惰すぎてスーパーに行けないことが多くて、よくネットスーパー使ってた。その当時は確か西友のネットスーパーを使っていたけど、今でもAmazon Freshにはときどきお世話になっている。

タベリー
献立を提案してくれて、足りない食材をネットスーパーで購入できるという神アプリ。ポンコツ的には、献立何にするか考えるなんて人生に余裕があるときにしかできない。わたしはなんだかんだ外食が多くて使えていないけど、自炊が増えてきたら是非使っていきたい。

所有コストを削減する

所有物は「自分が管理しなくてはいけないもの」と心得よ。ものを所有するということは、片付けコストやメンテコストなどの管理コストが発生するということ。必要のないものはなるべく捨てること。仮に再度必要になったらそのときにまた買えばいい。ポンコツにはそういった割り切りが必要だ。

家具シェアリングサービス
転職や結婚、子育てなど、ライフステージにあわせて住む家を変えると問題になるのが、大型家具。大型家具ほど売ったり譲ったりするがめんどくさいものはない、ということで、わたしはairRoomというサービスを使っていた。最短1ヶ月ごとに家具を変えることができるので、自分の生活に合うか試行錯誤できる点も良かった。

サマリーポケット
収納サービス。わたしは、季節ものの服や、長期間取り出さないであろう思い出ボックスなどを預けている。部屋がスッキリするのはもちろんのこと、預けているものはスマホアプリで一覧でみれるし、そのままアプリからクリーニングやヤフオク出品できるのもとても便利すぎる。

メルカリ
言わずとしれたフリマアプリ。家電オタクなので、使わなくなった家電とかをコツコツ売ってる。ポンコツ的には、出品がちょっとめんどくさすぎるけれど……。

ジモティー
地元の掲示板サービス。要らないものがあれば、「〇〇譲ります」のようにジモティーに投稿すると、欲しい人が直接取りにきてくれる。メルカリに出すまでもないものはこちらに。「もったいない」の国で育ったわたしとしては、捨てるよりも物を捨てる罪悪感がなくてよかったりする。

感情コストを削減する

ポンコツに自分の感情に振り回されている時間はない。多少自分が損してもよいという心構えで、いちばん心理的負荷が少ない「ご機嫌な状態」を維持することを心がけよう。

また、ポンコツは根本的に不器用な人間なので、「怒り」を使ったコミュニケーションは断念しよう。大抵のことは怒らなくても伝わるし、自分の体力消耗も激しい。確かに、怒った方が効果的なシチュエーションもあるかもしれないが、とても高度なコミュニケーション技術なので、不器用な人間がそれを扱うのは無理。

楽することに罪悪感を覚える必要はない

わたしは昔からトロくて不器用で緊張しいで、いわゆる優秀な、なんでもそつなくこなす人とは対極にいるような人間だ。

大人になった今も、羽田空港に行くべきところを成田空港に行ってしまったり、傘は半年に5、6本なくすし、たった今も幕張メッセにコートを置いてきてしまったし、幼い頃からなにも変わらないポンコツっぷりなのだが、最近少しだけ生きやすくなった。わたしにとっての生きやすくなるコツは、これまで述べてきたように、生活におけるコストをなるべく削減することだ。

この記事では、わたしと同じような頑張れない人、いわゆるポンコツに向けて、すこしでも生活を楽するための、いろいろとコスト削減の工夫を列挙してみた。この知見が誰かの「楽」にすこしでも繋がれば幸いだ。

世の中みんな頑張りすぎだし、頑張ろうとしすぎだし、周囲の頑張れ圧力も強すぎると思うので、みんな、もうすこし肩の力を抜いて生きていこう。

大切な人たちとすこしでも長く、楽しい時間を共有するために。

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